院長の週末  



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ウミホタル観察会 8月28日
コテングコウモリ 8月25日
コウモリトラップ 8月20日
自転車博物館 8月16日
新収資料展 7月26日~9月25日
東大博物館 7月26日から
20年ぶりに穴再発見 7月23日
コウモリあちこち 7月18日
天王寺動物園 7月14日
コウモリ 7月11日
コウモリフェスティバル 7月8-10日
導水路のコウモリ 7月2日
森林鉄道廃隧道 7月2日
国道の廃トンネル 7月1日
国鉄時代のトンネル 7月1日
3世代のトンネル 7月1日




ウミホタル観察会
8月28日


淡輪でウミホタル観察会がありました。
日が暮れるまでに砂浜を散歩していると、小笠原だったかの火山噴火由来の軽石が打ちあがっていました。
水に浮かべて軽石を確認しています。

 


日が暮れてから、トラップを回収してウミホタルを観察しました。

 




コテングコウモリ
8月25日


20日に設置したトラップにコテングコウモリが入った、との連絡が、24日、共同研究者の方からありました。とりあえず保護しておいてもらい、25日に見に行ってきました。
枯れ葉で寝ている、非常にかわいいコウモリです。

 


おそらく、大阪ではいままで、報告がありません。

 

今後も継続して調査をしていこうと思っています。



コウモリトラップとコウモリ調査
8月20日


某所へ、コウモリトラップを仕掛けに行きました。
コップや枯れ葉にコテングコウモリが入る時があるのです。とりあえず、一週間ごとにチェックの予定。

   

   


近くの沢にヒダサンショウウオの幼生がいました。

   


ついで、某廃坑へ行ってみました。調べると、13年前に一度来ています。
当時の記憶が無くって、ちょっと苦労しました。

   


入り口は大きなホールになっていますが、坑道は左側に見える、極めて狭い所です。

   


ほとんど這うようにして30mほど進むと、ほんのちょっと広くなったところへ出ます。
右側には縦穴があり、きれいな水で満たされています。底は見えません。

   


前を見ると、材木で支えられた坑道があります。
一本の木で作られた坑内用のはしごも残されています。

 

かなり危険なので、そっと引き返しました。

(左)入口の天井が抜けています。
(右)坑口からずり山を見下ろしています。(湿度でレンズが曇ったみたいです。)

   




自転車博物館
8月16日


新しく開設された自転車博物館へ行ってきました。
こちら。

   




新収資料展
7月


博物館へは、よく在野のコレクションが寄贈されます。あるいは、学芸員自体があちこちで採集してきたものを納めています。
それらのうち、最近収集、寄贈されたものの展示がありました。

太平洋で海中噴火した火山からの軽石です。
海流に乗って日本のあちこちに漂着して大問題になっています。

   

 


化石の寄贈です。この手の収集品はよく寄贈されています。
このコレクションは、処理が丁寧できれいなんだとか。

   


陸貝コレクション。

   


尖閣列島と、男女群島での採集だそうです。

   


温暖化によって、南の魚がよく採集されているみたいです。

   


アカメとセトミノカサゴ。

   


このコレクションは膨大でした。
一番の大物はゾウで、置くところがないのでバックヤードに仮置きされたままです。

   

   

   


冬虫夏草のコレクションです。

   


こちらはハチ。

   


現在、昆虫標本の整理をしている身にとっては、これらのようにきっちり整理されたコレクションは扱いやすいようです。
一方、乱雑に詰め込まれた標本は、正直、本人以外は扱いにくいのが事実です。



インターメディアテクにて

東京駅の、東大博物館にて私の写真が掲載されます。
写真家、タナカヨシトモさんが展覧会を開催され、ビーパルの「野の人」で取材された方のうち、記憶に残っている何名かを使ってくださったそうです。
なんとか、見に行かなくては。

 




コウモリ
7月23日


20年前、コウモリの調査を始めた直後に、何かの資料で能勢の石堂鉱山というのを見つけて調査し、「3カ所の穴、コウモリ一つ」と会報に記載しました。あまり大規模な廃坑ではなかった印象があって、それ以来ずっと再調査はしませんでした。
何年か後にもう一度行ってみましたが、当時の記憶はないし、会報への記載もいい加減なものだったので、場所がわかりませんでした。その後、地元の自然を調べておられる方と知り合い、その方が精力的に調査してくださり、いくつかの廃坑を発見して下さって先日見に行ったのですが、どうもしっくりきませんでした。私が20年前に見た穴とは違うようです。
さらに別のところに穴があったとの連絡をいただき行ってみると、まさに、3カ所の穴とコウモリが見つかりました。こここそ、私が最初に見つけた穴だったみたいです。

   


入ると、大きな穴ではありませんが、コウモリが赤ん坊を抱いています。下を見るとグアノが大量でした。
この近くの廃坑で出産は確認していますが、ここでも出産、子育てしているようでした。

   

 


ついで、多数のコウモリが出産している廃坑を調査しました。
400頭を超えるコウモリがいました。

   


次は何度も通っている導水路です。
ここでは何か月か前にアナグマが死んでいるのを発見し、前回、頭骨だけ回収しました。今日は残りの骨を回収するつもりでした。
行ってみると、大きな頭骨と四肢骨一本が落ちています。20日前にはなかったのですが。さらに、20日間でここまで白くなるものかどうか、残りの骨はどうなっているのか、不思議な「事件」でした。

   


コウモリはみんな大きくなって飛び回っていました。

   


さらに、次は箕面の穴を見てきました。
残念ながら、水没しており、調査できませんでした。

   




コウモリあちこち
7月18日

紀の川農協の、めっけもん広場。今はモモの最盛期。
いっぱいの人で、一時は入場制限もしていました。だいたい、どれでも2000円くらいです。加工用なら1000円くらいで、あります。思わず、いっぱい買ってしまいました。

   

(左画像は農協のFBからの借りものです。)

すぐ近くにコウモリの生息地があるので行ってみました。
ここは、私の好きな調査地のうちの一つですが、アプローチが大変なのと、ある程度のデータはそろっているのであまり熱心には通っていません。今年も初めての調査でした。

   


予想どおり、多数のキクガシラが育っていました。

   

   


ついで、何回も通っている鉄道廃隧道です。

   


野次馬のユビナガが多数いました。
モモジロもキクガシラもほとんど自立していました。

   

   

   




天王寺動物園
7月14日


入園券を一枚もらっていて、期限が月末だったので今日に行ってきました。天気予報も悪かったためか、お客さんはまばらでした。


シロクマはかなり大きくなっていました。

   


マレーグマ。ちゃんと反対を向いて崖を降ります。

   


(左)コアラ舎の前です。一応は、同じ有袋類ですね。

   

   

 


爬虫類舎、アイファーです。
あちこち、空の部屋が目立っています。魚も、ちらほら、しかいません。

   

   

   

   

   

   

   


展示施設です。
それぞれの剥製は、じっくり見ると出来がよくありません。ちなみに、10年以上前でしょうか、これらの剥製の補修を手伝ったことがありました。

   

   

   


天王寺動物園は動物もずいぶん減って、空き部屋があちこちにあったり、タヌキが何部屋も使っていたりします。最近は、空き部屋に何が入っていたか、思い出しながら回る癖がついてしまいました。
無料だから入ったけど、もう、(当分)来ることはないだろうなあ。



コウモリ
7月11日


某戦争遺跡のコウモリを見て来ました。

   


今年生まれの子らはほとんどが飛べるようになっていますが、まだ母親にくっついている子もちらほらいます。

   

   




コウモリフェスティバル
7月8-10日


コウモリフェスティバルで、乗鞍高原へ行ってきました。
こちら

   




導水路のコウモリ
7月2日


先週にも来た導水路です。
新生児の数が倍増しています。

   

   

   




森林鉄道廃隧道
7月2日


 


キクガシラが子育てしています。

   


ノレンコウモリに、ウサギコウモリ。
かわいい。

   


暗渠のコウモリ
7月2日


国道下の暗渠です。
モモジロコウモリが出産哺育しています。

   


モモジロに多数のユビナガがくっついています。

   




廃隧道
7月1日


本日の最後の調査は、国道の廃隧道です。

   


キクガシラが子育てをし、ユビナガコウモリ、モモジロコウモリが混棲しています。

   

   


モモジロコウモリの白化個体がいました。

   




国鉄時代のトンネル
7月1日


国鉄の廃トンネルです。

   


ここでも、キクガシラが子育てしていました。

 




3世代のトンネル
7月1日


ここは、明治、昭和、平成の、3世代のトンネルがそろっています。
昭和のトンネルにはモモジロコウモリ、明治のトンネルにはキクガシラが生息し、キクガシラは子育て中でした。