院長の週末  


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比良山 八雲ヶ原 6月28日
さらにコウモリ 6月27日
花火 6月21日
コウモリ出産 6月20日
高野山 6月20日
みさき公園 6月8日
金剛山とコウモリ 6月6日
潮干狩り 6月3日
コウモリ 5月30日
モササウルス 5月29日

廃隧道とコウモリ 5月25日
コウモリ 5月11日
明日香村 5月11日
コウモリ 5月10日
大阪くらしの今昔館 5月5日
福井県立恐竜博物館 5月4日
富山・ホタルイカミュージアムと魚津水族館 5月4日




八雲ヶ原
6月28日


博物館友の会の観察会で、比良山、八雲ヶ原へ行ってきました。

ここは昔にスキー場があったところです。ロープウェイとリフトで山頂まで登り、そこからがスキー場になっていました。

   


たぶん、経営難でスキー場を閉鎖したのでしょう。
経営会社は倒産し、親会社の京阪電鉄がスキー場の自然回復事業をしたそうです。ほとんど痕跡もないほど人工物は無くなっていました。
重機も直接は持ち込めず、分解して運んで現地で組み立てたりしていたそうです。リフトはもちろん、ヒュッテやホテルまできれいに撤去されていました。
ゲレンデだったところは植林などはせず、自然回復に任せているそうですがシカの食害がひどくて新しい木が生えられないそうです。
高層湿原の部分には木道が作られてはいますが、かなり傷んできています。が、京阪電鉄は、事業は終了したとの認識で、さあ、これからここの整備は誰がするのでしょう?基本的には県の責任になるそうですが。

   

   


あちこちにモリアオガエルの卵塊がぶら下がっています。

   


高い木だけではなく、水面すれすれのところに巣を作ったカエルも多くいます。

   


湿地にはモウセンゴケがいっぱいです。

 


ホテルがあった場所ではシカの食害防止のための網付きの植林も行われていましたが、そもそも、風化した石灰岩の土壌では生育できないみたいです。

   




コウモリ
6月27日


コウモリの出産調査です。
99頭の子供をカウントしました。予想より育っています。
一頭は飛翔可能でした。

   

   

   




花火
6月21日


大阪で一番早い花火大会というのが売りらしいです。
浜寺公園(正確には高石)の花火大会です。
淀川花火に慣れているので、しょぼい。ちょっとよくなったか、と思ったらおしまいでした。まあ、自転車で10分というのが救いです。

   
   




コウモリ
6月20日


某所へコウモリ調査へ行きました。出産調査ですので入るのは夜になってからです。

予想より早く、キクガシラコウモリが出産していました。まだこれくらいの数で、これから本格的に出産が始まるはずです。
黒っぽいのはモモジロコウモリの親です。なぜか知りませんが、モモジロコウモリはキクガシラの子供と一緒に寝ています。

   


こっちが本来の目的のモモジロコウモリの出産、赤ん坊のコロニーです。さあ、数百頭はいるのでしょうか?

   


白い子が二つ入っているのがわかるでしょうか?これはユビナガコウモリの子供です。
これもなぜかは知らないのですが、ユビナガコウモリが一つ二つ、いつも混じっています。

   


このトンネルを使わなかくなった理由の一つでしょう。かなり崩れて来ています。
私が調査しているときに落ちてこないことを祈っています。

   




高野山
6月20日


高野山で調査をしてきました。

 


入ってすぐにキクガシラコウモリのコロニーがありました。
(右)黒っぽいのが二つ見えるでしょうか?新生児を抱いています。予想より出産が早いようです。

   

   


いつもの通り、奥ノ院を歩いてきました。

   


大震災の慰霊塔が対になっていました。

   

   


これもいつもの通り、戦国武将の墓をいくつか見てきました。数百年前、武士がここでお参りしていたと思うと感慨深いものがあります。

   


前に立っていた木には浅野内匠頭云々と書かれていたけど、正面横には大石内蔵助ほか四十六氏と書かれた墓標が立っています。
浅野家は他にすごく立派な墓所があるし、さあ、これ、って「メイン」は四十七氏なのかなあ。

   


無縁墓、だったか。

   


帰りにちょっと気になる場所もあったので、奥ノ院からそのまま371号線を走りました。
細くってすごい道でした。対向できないところも多くあり、ヒヤヒヤでした。




みさき公園
6月8日


「孫」を連れてみさき公園へ行きました。
こちら

   




金剛山とコウモリ
6月6日


鳥の会で金剛山へ行きました。
本来の目的は、ソウシチョウ、ウグイス、ミソサザイ、オオルリ、キビタキの生息調査です。場所と数を記録するのですが、当然、鳴き声での判断です。
とてもとても、私の手には負えません。月末にある友の会ハイキングの予習というか、足慣らしに行ってみたようなものです。

写真もほとんどとりませんでした。
山頂付近にある池に、オタマジャクシとコイ、金魚が泳いでいました。

   


鳥の調査のあと、近くにある廃トンネルを見てきました。
ここもアプローチがかなり荒れています。

   

   


反対側は完全に閉鎖され、出入りは出来ません。

   


キクガシラコウモリが3ついました。

   


バスで約500円の道を、帰りは下りばかりですし、歩いてみました。けっこう長くて疲れました。



淡路島
6月3日


三重県で潮干狩りができなかったのが悔しくて、今度は淡路島へ行ってみました。
淡路島でもネット情報はあまり多くなく、良い情報もありません。やっと見つけたのが南端の福良湾。
ちょうどお昼に干潮になるので、雨の降る中をしばしの晴れ間に期待してとりあえず出かけてみました。

現地についても地元の人、誰も貝なんて掘っていません。近くにあったキャンプ場の兄ちゃんに聞いてみました。
地元の人はみんな、3月くらいに掘っているそうです。時期が遅いように思うけど、逆に誰も掘っていないのであるかもしれない、場所はあそことか、あそことか、って丁寧に教えてくれました。
ちょうど雨も上がったので妻と二人で掘ってみました。

   


最初の何回かで大きめの貝が一つ出てきて感激しました。やっぱり、あるところにはあるんですねえ。
と喜んだもの最初だけで、あちこち掘り返しますが、何度も何度も掘ってやってひとつ、という感じです。1時間半ほど頑張って片手に乗るくらい、味噌汁一杯分くらいでしょうか?

(右)アナジャコでしたっけ?かわいい。

   


まあ、とりあえずいくつか採れただけで満足としましょう。
せっかく淡路島まで来たので観光でも、と思って最初に寄ったのが淡路島牧場。
観光用のホルスタインではなく、普通に搾乳している牛舎とホルスタインを見たのはすごく久しぶりです。牛舎の香りがすごく懐かしかった。何十年も前、こんな大きな生き物を相手に仕事をしていた、友人はみんなまだ、こんなのを相手に仕事しているんだなあと思うと、いろんな出来事が思い浮かんできます。「人生の集大成」にもう一度、初心に戻ってこんな仕事をしたく思ったりしました。
ある意味、ここに寄ったのが今日の一番の収穫でした。

   


一応の観光地として「イングランドの丘」も調べていました。確か、日本で一番最初にコアラが来たんじゃないでしょうか?
うちの古いカーナビには場所が入っておらず、知らずに通り過ぎてしまってまた引き返したりしていました。案内が少なすぎるんじゃ?
どうも、ここ、第3セクター?いわば、ふれあい動物園みたいなところ。大人一人800円。
まあ、入ってみないとわからないけどあちこちの自治体がよく似た施設を作ってる、あんなもんかなあと思うともったいなくって入りませんでした。かわりに、併設の売店でいろいろ買い物をしました。

それ以外にも観光地図にはあちこち、なんだかんだ書かれてはいますがこれといって行きたくなるようなところもなく、ドライブしただけに終わってしまいました。

帰って砂出しのために海水につけ、一晩おいておきます。
さあ、一粒何百円のアサリなんでしょうか?

 




コウモリ
5月30日


某廃トンネルです。
以前は遠くからでも入り口が見えていましたが、来るたびに両側から木が倒れこんできており、アプローチが大変になってきました。

   


中はきれいです。

   


予定通り、キクガシラコウモリが集まってきていました。
これからここで出産するはずです。気になっていた、モモジロコウモリはいませんでした。

   




モササウルス
5月29日


博物館で特別展示されています。大阪府で見つかった、モササウルス類の頭骨の化石です。

   

   


(右)最初は2010年に見つかったそうです。かなり巨大なモササウルス類として研究され、論文も書かれているそうです。
(左)今年、前回の骨と繋がる部分が高校生(灘高校というのがポイントなのか、たまたまなのか・・・・)によって発見されました。ひらった本人は、最初はそんなに貴重な標本とは思っていなかったようです。
前回の標本は岸和田自然資料館が保管しており、この骨をどこで保管するか、いろいろあったようですが最終的に大阪自然史で保存、活用されることになったそうです。大阪自然史にとっては、この時代のこの手の骨としては、唯一だったように思います。まあ、「個人蔵」のまま眠ることがなく、良かったです。

   

   




三重県のコウモリ
5月25日


近鉄大阪線の廃隧道です。東青山、「四季のさと」から歩きます。この駅を起点に東側に2か所、西側に3か所、廃隧道が残っています。(厳密にいうと、短いトンネルがあと二つくらいあったかな。)
車を止めようとしたら「料金1000円」と書かれています。こんな田舎なのにお金を取るの?、一応は、近鉄が「四季のさと」として公園化しているところではありますが。で、「私道につき駐車禁止」と書かれた手前の道路わきに車を止めました。

広場の向こうを見ると、シカが放牧されているみたいに芝生を食べていました。
(右)これはイノシシでしょうか?シカもこんな事をするのかなあ。

   


隧道は当然立ち入り禁止と書かれていますが、路線あとは草木に覆われることもなく、普通に歩けます。フェンスも開け放たれており、あまり人を拒絶している感じはありません。

   


とあるトンネルにモモジロコウモリの大きなコロニーがありました。
もうすぐモモジロコウモリの出産時期ですが、雰囲気ではここでは出産は行わないんじゃないかと勝手に思いました。
まれにモモジロコウモリにユビナガコウモリが入っているのですが、これではよくわかりません。

   


グアノです。出産コロニーではもっと堆積するんじゃないかと思います。

 

   

   


別の隧道にもモモジロコウモリのコロニーがありました。
ざっと500頭くらいでしょうか。

 


あちこちの「廃墟のHP」に載せられている、(旧)東青山駅です。

   


木枠に枕木を並べて、その上にコンクリートを流しているんですね。

 


これもよく掲載されている、売店の「廃墟」です。
(右)冷蔵庫と、古そうな、ガラス瓶の飲み物。

   


ここから西側に3000mのトンネルが続きます。抜けたところは私有地で、電車で引き返すというような奥の手は使えないので通り抜けてももう一度、トンネルを引き返しすかありません。前回は往復歩きましたがコウモリの生息はなさそうなので今日は行きませんでした。

 




コウモリ
5月11日


4月にも見た生息地です。
モモジロコウモリが出産するので集まっているかと思いましたが、まだ、あまり数は多くありませんでした。これから急に集まりだすのでしょうか?

   


黒っぽいのがモモジロコウモリです。

 




明日香村
5月11日


明日香村へ行ってきました。
こちら

   




コウモリ
5月10日


兵庫県某所の防空壕を見てきました。
観光地でも何でもないのですが、ここには、こんな看板があります。

   


山の斜面両側に穴があり、一本は貫通、残りはそれぞれの面にだけ開口しています。

 


道路側の穴にはゴミが散乱しています。しかも、ガラスや薬品なんかの危険物だったり、

   


こっちは医療廃棄物です。点滴瓶がそのままほかされています。

   


一つの穴には、こんな感じでグアノが堆積しています。出産している可能性が高いです。

   


ひとり寂しく、ぶら下がっていました。

 

   




大阪くらしの今昔館
5月5日


天満にある施設を見てきました。
こちら

   




福井県立恐竜博物館
5月4日


恐竜博物館へ行ってきました。
こちら

   




ホタルイカミュージアムと魚津水族館
5月4日


富山へ行ってきました。
こちら