院長の週末  


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2014年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12


鍾乳洞  10月27日
コウモリ   10月25日
宝塚の新穴  10月25日
鹿児島旅行  10月22日
泉佐野漁港  10月19日
新幹線  10月18日
ホネホネサミット  10月11−12日
宮崎さん講演会   10月5日
岩湧山再び   9月27日
タカの渡り  9月23日
岩湧山  9月22日
中之島公会堂  9月21日
大阪散策  9月15日
百舌鳥八幡秋祭り  9月14日
トラップ再び  9月13日
コウモリトラップ  9月8日
セミの抜け殻   9月6日




鍾乳洞
10月27日


急に思い立って、鍾乳洞へ行ってきました。
まず、滋賀県の河内風穴、というところ。以前にも来たことがあるのですが、何故か休業してて(雨天の影響かなあ)入れませんでした。

駐車場でおっさんが呼ぶのでそちらへ止めました。と、駐車料金400円。あとで思うと、道路の反対側は別の駐車場で「門番」がいなかったように思います。おっちゃんの小遣い稼ぎのような気がしましたが、まあ、他に「産業」も無いような僻地ですので、「地域振興」のため仕方ないでしょうか。

でも、行かれる方がおられましたら、手前の道路際に置けば料金はかからないでしょう。広いスペースが何カ所かにはあります。

 

   


一説によると、総延長は日本一、という話もあります。犬を中に放したらお伊勢さんから出てきたんだっけ。(ある意味、神話です。)ケービングの練習によく使われているという話です。ただ、最近の大学生(大学探検部)はマナーが悪いので使わせていない、という話も聞きました。

   


 


フラッシュが届かないので大きさがわからないと思いますが、入ってすぐに巨大な空間が広がっています。

   


空間の隅々には、水が流れたであろう、丸い通路があちこちにあります。

 

   


内部のはしご。けっこう、恐ろしげ。
(右)キクガシラコウモリがポツポツ、あちこちにいました。
ここでコウモリを調査されている方がいるのですが、こんなに巨大で凸凹なんで、私には無理です。すべての岩の隙間を見て回るなんて、不可能ですし、根気がありません。

   


ここから奥が探検部用の穴なんでしょう。

 


ついで、関ケ原にあるという鍾乳洞へ行ってみました。

 

   


入り口と出口が別々です。入り口部分はコンクリート製。鍾乳洞まで、別のところから岩を掘ったらしいです。
内部に水が流れていました。まあ、鍾乳洞では普通の事ですが。

   


いわば、岩の一部が凸凹しているだけです。いたずら防止にプラスチック版があって、余計にわかりにくくなっています。

   


たぶん、ここも掘削部分。

   


鍾乳洞の部分には、こっちもいたずら防止で金網が。天井部分に鍾乳石がいくつかありますが、すごく立派、というものでもありませんでした。

   

   


よく見ると鍾乳石と、鍾乳洞の感じがあります。

   


何故か、ニジマスが飼われていました。

   


帰ろうとすると、道の脇にこんなのがいくつか見えました。
おそらく、戦争遺跡(弾薬庫じゃないかと思う)でしょう。物置に使われていました。コウモリはいない感じでした。

   


観光鍾乳洞へはよく行きますが、まあ、それぞれ個性はあります。ただ、すべて乾燥して湿度の高い廃坑とあんまり変わらんような気もします。
もうそろそろ、小さな鍾乳洞は卒業するかなあ。



コウモリ
10月25日


久しぶりのコウモリです。

   


2007年に標識した子に会いました。

   


ここではすごく珍しい、ユビナガコウモリ。

   


かわいい。コキクガシラコウモリ。

 


昔、この木を外枠代わりにして岩石が積み上げられていました。何年か前、その岩が崩れました。
怖いですね。

 




宝塚の新穴
10月25日


宝塚にあるという穴を探しに行ってきました。
導水路だとは思うのですが、目的がよくわかりません。非常に古い感じではあります。

   


水没しており、胴長を踏み入れるとブツブツ泡が吹き出し、長靴部分がどんどん沈み込んでいきます。底なし沼の感じで、足が抜けるのかどうか心配になる、恐ろしい穴でした。

   


一歩一歩慎重に進めて、やっと奥までたどり着きました。
ゴミがいっぱいです。

   


キクガシラコウモリが二つ、休んでいました。

   


少し奥に、なんと、滝があります。

 


まあまありっぱな感じです。丁字ヶ滝と言うんだそうです。

 


見事な滝壺もできています。

   


この場所、宝塚駅と、川をはさんだ反対側です。いわば、駅前(駅裏)。
こんなところにこんな立派な滝があるのも不思議だし、上記の導水路を見つけた人も立派なもんです。




鹿児島旅行
10月22日


ピーチで鹿児島日帰り旅行をしてきました。
最初の目的地は、知覧特攻平和会館。

   


ついで、平川動物園へ。

   


そのうち、別ページを作ります。しばらく、お待ちください。


泉佐野漁港
10月19日

泉佐野漁港の協力を得て船2台分の収穫物をすべて持って帰り、生き物を観察するという行事です。(たぶん、です。以前はそうでした。今年何船出たのか、漁法が何だったのかは聞きそびれました。)
雨で2度流れ、今日が3度目の正直でした。行事は午前中からですが、仕事が終わった午後からのぞきに行ってきました。

   

   


それぞれの種名は各自ご自分でお調べください。(書いてあったけど、記録してません・・・・。)

   

   

   

   


サカタザメ、だったかな。

   


カエルアンコウ、でしたっけ。右はウシノシタ等々。

   


もう一つの目的はこっちだったりします。
イカ、タチウオ、エビ各種、チヌ、タイ、アジ等々。何とかという巻貝もいっぱいありました。

   

   




新幹線
10月18日


鳥飼の、新幹線基地です。
子供の頃はこの近くをよく通り、いわゆる団子っ鼻の新幹線が並んでいるのをよく眺めていました。今はその時代の車両は皆無ですね。

   

   




ホネホネサミット
10月11−12日


何年かぶりにホネホネサミットがありました。
が、台風直撃で13日が中止になりました。残念。
こちら

   




宮崎さん講演会
10月5日


宮崎さんの講演会が、堺市獣医師会主催で堺市で行われました。

 


台風が近づいていて心配しましたが、何とか天気も持って、100名を超える聴衆の元、非常に素晴らしい写真とお話でした。

   

 



高校1年で生物部に入り、ちょうどその年、アニマが創刊され、創刊号が見本誌として高校に送られてきました。
アニマではいつも宮崎さんの動物写真が掲載され、たいへんな衝撃を受けました。今の自分があるのは、高校の時にあれらの写真に接したからと言っても過言ではありません。著書はもちろん、すべて宝物でした。アニマが突然休刊した時は非常に残念な思いでした。

世の中にパソコンが普及し出し、HPが作られるようになって宮崎さんの仕事に再び接するようになりました。メールを送ると返事も頂く様になり、それもうれしいことでした。
12年前、フクロウ谷での宿泊行事を企画され、すぐに応募させていただき、土門拳賞の舞台となった「現場」を見せてもらいました。また、その後大阪に来られた時には、コウモリのフィールドもご一緒させてもらいました。
またこういう機会でお会いできて、非常にうれしく思います。


講演会の後、博物館で雑談し、今晩宿泊されるホテルへご案内しました。

   


ホテルに土居コレクションが展示されていました。BMWの旧車です。



岩湧山
9月27日

先週セットしたコウモリトラップの確認に行ってきました。
結果、はずれ。ここには、いないような気もしてきました。

   


ソフィの体には種がいっぱい。
種子散布のお手伝いに行ったようなもんでした。

   




タカの渡り
9月23日


和歌山の加太のちょこっと奥、四国山というところで、タカの渡りを見てきました。
9時前から昼過ぎまで、延々と空を眺めていました。午前中は近くを飛んでくれたり、10羽前後が上昇気流をつかまえてぐるぐる回りながら上昇する、いわゆる鷹柱などが観察されました。午後からは、上空はるか高いところをスー、っと流れていく子が増えてきました。
暑い一日でしたが、まあ、それなりに楽しい時間を過ごすことが出来ました。

(左)中央が友が島なんですけど、よくわかりませんね。
(右)和歌山港方面。住友金属の工場がきれい。


まっ平らな土地が広がります。ここは関西空港を作るための土砂を採掘したところなんだそうです。で、山一つ分が無くなって、巨大な地面が出来ました。左奥にはトマトの巨大な工場(農場)ができています。でも、関空が出来て20年になるのに、他の土地は利用されていないみたいです。

 




岩湧山
9月22日

紙コップとペーパータオルのトラップにコテングが入った、との情報を知り合いからもらいました。
文献自体は読んでいますし、その方もその文献を参照されたのでしょうけど、私自身は作るのが面倒で試していませんでした。その情報を聞いて、あわてて作り、山中に設置してきました。

枝だけのトラップには、やっぱり誰も入っていません。

 


紙コップにペーパータオル、布、アカメガシワの3種です。

   


こちらはペーパータオルのみのバージョン。

 




中之島公会堂
9月21日

動物フェスティバルというのが、いつも中之島公会堂であります。要するに、長寿表彰です。患者さん何人かが表彰されるので、見に行ってきました。
講演会をはさんで、表彰される子ら全員の紹介があります。なんだか退屈で、堂内をうろうろしていました。

ちょうど、結婚式の準備が行われていて、新郎新婦さんがウエディングドレスで記念撮影していたり、上の部屋では披露宴の準備などが行われていました。披露宴の行われる最上階の部屋にはステンドグラスがあったり、天井に素敵な絵が描かれていたりして、それはそれは素敵な雰囲気でした。
(あちこちの写真を撮ったのですが、アップする前に削除してしまい、紹介できません。来年までお待ちください。あるいは、機会があれば、堂内の見学もあるみたいなので、ぜひ行ってみて下さい。)

 


例によって、運動がてら天王寺から歩きました。
道修町や伏見町あたりは、戦災で焼けなかった建物がいくつも残っています。


やっと、新世界まで帰ってきました。

 


さあ、何か理由があるのか、こんな垂れ幕が下がって、人形が置かれていました。

 

 




大阪散歩
9月15日


大阪駅の近くで講演会がありました。例によって、時間があったので天王寺から歩きました。

谷町筋、下寺町には古い寺がいっぱいあります。大阪の陣、400年とかかれたのぼりがあちこちにありました。

真田幸村ゆかりのお寺だそうです。

   

   


このあたりは上町台地の端っこになるのでしょうか?坂があちこちにあり、それぞれに名前が付いています。

 


某寺。
何とかの滝と書かれていたけど、忘れてしまいました。(よく見えませんが、上のでっぱりから水が落ちています。)

 


道修町にある、重要文化財の幼稚園です。
残念ながら、耐震工事のために閉鎖されているみたいです。

 

   


こちらは、緒方洪庵の旧家です。

 


有料なので、仲には入りませんでした。

   




百舌鳥八幡
9月14日


昨日、今日と、百舌鳥八幡神社の秋祭りです。
ふとん太鼓です。(正式名称なのかどうか、知りません。)

   


紙吹雪がはやっているらしい。

   

 




トラップ再び
9月13日


先週設置したトラップを確認してきました。
いい感じで枯れているのですが、コウモリは発見できませんでした。どうしてでしょう?ここらにはコテングはいないのかなあ。

   


あちこちで稲刈りが始まっていました。
良い風景です。

   

 




コウモリトラップ
9月8日


コテングコウモリが枯れ葉にくるまれて寝ているのが、あちこちで見つかっています。それを利用して、人工的に枯れ葉をぶら下げてコウモリを見つけようというのが、コウモリ屋の間で流行っています。(私の周辺だけかもしれませんが。)

夏前から岩湧山周辺で調査を始めていますが、雨が続いたりでなかなか、継続的な調査が出来ていません。また、枯れ葉ですので長期間の設置もできません。葉の交換を兼ねて先週に設置したトラップの確認に行ってきました。

(左)設置後10日ほどでしょうか。雨が続いてて傷んでいます。
(右)新しいのを設置しました。

   


古いのも、そのままにしてみました。

 


秋の方がよく利用するという情報もあるので少しは期待しているのですが。



セミの抜け殻調べ
9月6日

大阪の靭公園で、なんと22年間続いている行事です。
公園全体のセミの抜け殻を集めて、種類と数を調べています。

何が世界一、って?
「大阪のセミは世界一うるさい」、だったかな。

 


途中経過は取り忘れました。すみません。
とにかく、たいへんです。

左がクマゼミ、右がアブラゼミ。数はそれぞれ、数千個(数千匹)。あとは、ニイニイゼミが二つ見つかりました。

 


まとめをしています。手前のシートの上には、朝に提出してもらった数の予想当てクイズの商品が並んでいます。
私も、十何番目かで商品を頂きました。

 


公園内にある、「親子」の芸術作品。出来が良いからか、「客層」からか、いたずらもされずに、何年も前から静かに置かれています。