院長の週末  


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キクガシラコウモリ 出産   6月30日
ナイトハイク本番  6月29−30日
マッコウクジラの組み立て   6月28日
泉北すえむら資料館   6月28日
鳥の調査  6月28日
コウモリ  6月23日
ナイトハイク・下見  6月21−22日
友が島 ハイキング本番  6月16日
コウモリ  6月8日
友が島  6月8日
鳥の調査 その3  6月6日

シジュウカラの巣立ち   6月2日
鳥の調査 その2  5月31日
公園の鳥調査  5月24日
コウモリ・コウモリ  5月17日
ハイキング  5月10日
食博覧会   5月4日
月例ハイク下見  5月3日
浅香山浄水場   5月1日




砲台跡 
6月30日


某山中にある砲台跡です。久しぶりに、弁当持参で親コウモリのカウントをしながら、出巣を待ちました。


予想より、かなり早い出産だったようです。すでに飛べる大きさの子が、いっぱいいました。
(右)中央あたりにいるのは、子供を抱いた親です。


コロニーの下には、巨大なグアノの山が出来ています。


ついで、もう一カ所の戦争遺跡を見てきました。


こちらでも、予想より成長した新生児たちがいっぱいいました。


胸に白斑のある子が見つかりました。




ナイトハイク・引率
6月29−30日


50名を超える会員の参加がありました。小学生もちらほら。
オオサンショウウオの捕獲は出来ませんでしたが、あちこちで観察は出来たようです。

某所で、大きなニホンヒキガエルを見つけました。数年以上生きているだろう、との事でした。


特にトラブルもなく、楽しく行事を終了することが出来ました。特に何をした訳ではありませんが、非常に疲れました。



マッコウクジラの組み立て
6月28日


事の始まり、というか、経緯はこちらとか、こちらに書いてあります。解剖時の写真は、こちら

7月20日からの、「大阪湾」展にあわせて、組み立てて展示することになりました。今日、業者から納入され、館で組み立てるというので見学してきました。
詳細は、別ページを立ち上げます。
特別展では、私の幼少の頃の写真も、昔の大阪湾(写真は、砂浜だった頃の、浜寺の海)の姿として、展示されるはずです。
ぜひ、ごらんになって下さい。




泉北すえむら資料館
6月28日


調査地内にあったので、寄ってみました。
もともと、大阪府の施設で、泉北考古資料館として開設されていたものが堺市に移管されて、名前が変わったそうです。前の名前の方がわかりやすいんじゃないでしょうか。

重要文化財に指定されてる資料もいくつかあるそうです。
おそらく、「その道」ではすごく貴重なんでしょうけど、場所が悪いのか、展示手法が悪いのか、アピールが足りないのか、なんだか、ちょっと、パッとしない施設です。この場所にこだわらないで、他の施設なんかと一緒にすればいいのに。
私が見ていた30分ほど、「お客さん」は誰もいませんでした。




鳥の調査
6月28日

高砂公園と言うところへ、調査に行ってきました。が、あちこちの入り国は閉鎖されています。
たまたま、フェンスの壊れたところがあったので入ってみました。

「伽羅橋」、その他、いろいろなものが移築されていましたが、閉鎖されていては意味がないですね。


こういうものは、その場にあってはじめて意味があるようにも思えるんですが。あるいは、保全するなら、もっときっちり保管すればいいのに。


泉北の公園でひらいました。
今年の初記録です。




コウモリ
6月23日


ずっと気になっていた所へ、やっと行くことが出来ました。
モモジロコウモリの保育コロニーです。


ここでは、キクガシラコウモリも出産します。
これからも、楽しみです。




ナイトハイク 箕面
6月21−22日

箕面での、ナイトハイク。さあ、4年目くらいでしょうか。
天気が悪いのは分かっていましたが、下見で日程が取れないので予定通り、行ってきました。

箕面の駅ツバメも、毎年のことです。
子供はお尻を向けて寝ているんですね。親は11時を過ぎても、寝ぼけたのか、一度だけ構内を飛んでいました。


途中で、鉛筆より細い、ミミズと見間違うようなヘビを見つけました。
これ、タカチホヘビ、だそうです。生きたのを見るのは、結構珍しい。


もう、夜が明けています。
モリアオガエルの卵塊です。


昆虫類、ニホンヒキガエル等、いろいろいましたがデジカメの電池がなく、あまり撮影できませんでした。
肝心のオオサンショウウオは、濁流の中に、奇跡的に姿を一つ見ました。捕獲しようと思っていた場所は、河川敷にフェンスを張られて、入ることが出来ませんでした。
蛍はあちこちで、結構光っていました。
哺乳類は、一度だけガサガサ音が聞こえましたが、姿は分からず。また、毎年観察できていたフクロウの姿も、今年はダメでした。




友が島
6月16日


博物館友の会、月例ハイクの当日です。
予想に反して、なんと、84名の参加。フェリーはあふれそうになるし、なんだかんだで、大変でした。


行事の基本は、自分も楽しむ、でしょうか。
下見では行かなかった、海軍聴音所跡というところへ行ってみました。要するに、廃墟です。


こっちは、トイレみたいです。


コウモリ、シカは見つかりませんでした。



コウモリ
6月8日


友が島の帰りに寄りました。
キクガシラコウモリの出産地です。かなりの数が集まり始めています。楽しみですね。




友が島
6月8日


来週の、友の会月例ハイキングの担当になっています。その下見に行ってきました。

集合地の加太駅です。かなり古い駅舎らしいです。
(右)駅舎のてっぺんにあった「瓦」らしいです。貴重なものが、無造作に置かれています。


フェリーの時間があったので、淡嶋神社へ行ってみました。
「人形供養」の寺で、ちょっといただけでも、何人もの人が人形を持ち込んでいました。社務所の横に、「和歌山市指定」ゴミ袋があって、いっぱいぬいぐるみ、人形が詰め込まれていたのが興ざめでした。


やっと時間が来て、フェリーに乗りました。
かなりの人で、びっくりしました。


今日の本当の目的は、コウモリだったりします。
この崖の中間くらいに、防空壕があるのです。ワイヤー梯子を持参し、恐る恐る、慎重に降りました。


中はかなり広く、長くなっています。


期待通りコウモリがいましたが、一つだけでした。


島には、あちこちに素掘りの穴があります。見つけたら、一応、チェック。


友が島へ来た理由の一つは、哺乳類の観察。
無事、タイワンシカを何頭か、観察することができました。タイワンリスも何度も見かけましたが、撮影はできませんでした。


砲台跡にもコウモリがいます。


こっちでは、お土産をひらいました。


日本標準時子午線は、明石が有名ですが、測地系が変わったので、こちらが135度になったんでしょか。
なんか、ややこしいですね。


もちろん、この島では戦争遺跡が一番のウリです。
いつだったか、コスプレの大会もあったみたいです。




鳥の調査
6月6日


なぜかわかりませんが、堺市の調査地がいっぱい残っています。そのほとんどが、泉北ニュータウン内です。交通の便が悪いのか、近くに住んでおられる方が会員にいないのか、担当者がいないので、今日も調査に行ってきました。

とある公園です。堺市が、釣り公園として整備しているみたいです。
竿を出しやすいような護岸にしていました。釣り客も、いっぱい。


とある小学校の、校庭の片隅にありました。「堺の風車」なんですが、前の羽根は付けていませんし、まわりの木が大きくなりすぎて、枝葉に隠れてしまっています。残念です。




シジュウカラの巣立ち
6月2日


病院の駐車場付近で、いつもシジュウカラがさえずっていました。どこか近くに巣でもあるのだろうか、と思いながら毎日過ごしていたところ、いつもの電線からブロック塀に降りるのを見つけました。

遠目に見ていると、ブロック塀そのものに入っていくのが観察できました。で、今度はすぐに、ヒナの糞をくわえて飛び出しました。親が出ていったのを確認して塀を見に行くと、雨よけのブロックが無くなっていて、ブロックの穴そのものがむき出しになっていました。さあ、先で穴が曲がっているのか、どれくらい深いのかはわかりませんでしたが、一瞬、ヒナの声が聞こえました。
それ以来、犬の散歩とかの際に注意して観察していると、虫をくわえて穴に入る姿を何度も観察できました。

今朝もそちらを気にしながら出勤しますと、親は一生懸命鳴いていますが、虫をくわえたりしていません。また、穴に入る感じでありませんでした。
ひょっとしたら巣立ち?、と思いながら午前の診療をし、終わるとすぐに駐車場へ行ってみました。

相変わらず、親は近くの電線で鳴いています。
しばらくすると、何も持たないで親が穴に入っていき、すぐに出てきたと思ったら、ヒナも顔を出しました。で、1羽はすぐに隣の建物の方へ飛んでいきました。


(左)呼びに来た親。
(右)相次いで、2羽が出てきました。

会議の時間が迫ってきて、残念ながら、何頭出てきたのか、どこへ移動したのかを確認する時間がありませんでした。
一瞬でしたが、巣立ちの瞬間に立ち会えたのは感激ものでした。みんな元気に育って欲しいですね。




鳥の調査
5月31日


泉北ニュータウンの公園をいくつか、調査してきました。
よくある、解説版。ヨタカにアマサギ、って、マイナーというか、マニアックというか。

(右)コンクリート製のえさ台に、アワ玉がいっぱい。誰も食べないのか、いつもどなたかが管理しているのか。


これもよくあるパターン。
(左)ヒョウ?
(右)かわいい、ゾウ。


クマでしょうか。




鳥の調査
5月24日


鳥の繁殖調査で、浜寺公園を散歩してきました。

(右)所々で、「植林」がされていました。


「バラ公園」
ここにちなんだ、いわゆる、ゆるキャラ、浜寺ローズとかいう姉ちゃんが、ゆるキャラグランプリのワースト1だか2だかで、有名になっています。
そういえば、2時間ほど公園をうろついていましたが、そんな存在というか、気配すら、どこにもありませんでした。


りっぱな庭園風の池に、アカミミガメ、って風情がないですね。夜は閉鎖されている、管理された所なんだから、さっさと駆除すればいいのに。


昔の浜寺の風景、なんでしょうか。


浜寺公園から、南海の浜寺公園駅を見たところです。確か、「日本一寂れた商店街」でテレビに紹介されたこともある通りでした。
線路の高架に伴う再開発でしょうか、店はなくなり、空き地ばっかりです。


ついで、高石市の某公園へ行ってきました。
どういう発想でアライグマなんでしょう?


(左)さあ、ニホンカワウソか、これも外来か。
(右)猫は「国産」でしょうが、カメはリクガメみたいです。




コウモリ
5月17日


最初の調査地。たぶん、もう入れないだろうから場所を公開しましょうか。
安威川ダムの試掘坑です。ダム本体を設置するところに、試掘坑が掘られていました。金網が破れていて、自由に出入りできる状態でした。

たびたびハクビシンと遭遇し、キクガシラ、コキクガシラ、ユビナガコウモリが見つかっていました。非公式ながら、モモジロコウモリの情報もあって、すごく期待して見に行ったのですが、本体工事が始まるらしく、工事の車が入ってて調査できませんでした。
もともと、無断で入っているので、コウモリがいるから穴を残して、なんて言える状況でもなく、貴重な生息地を失うことになりそうです。
(写真も撮れませんでした。



ついで、某軍事施設跡を見てきました。こちらは、「守る会」のようなものがあるらしいですが、特に閉鎖するとか、調査に許可がいるような状況にはなっていません。もちろん、管理者、土地の持ち主はいるわけで、厳密に言えば断りがいるのでしょうが。


キクガシラコウモリの、大きなコロニーが見つかりました。ここでは、初めてだと思います。
ハクビシンらしき中型哺乳類の目が光るのを見つけましたが、穴に逃げ込まれ、確認はできませんでした。


こちらには、コキクガシラコウモリが240頭。
かわいい。


この穴、昨年くらいまでは入れたのですが、今日に行ってみると、ほとんど埋まってしまいました。コウモリは生息していない穴だったのが、幸いでした。





ちょっと、ハイキング
5月10日


月に一回くらい歩いても運動不足の解消にはならないと思うけど、どれくらい「老化」したか検証するするために、ちょっと歩いてみました。
目的地は、使われていないトンネル2か所。

これ、農道らしいけど、なんかすごく立派ですね。おまけに、10年以上使われていません。(基本的に、通行止め。)
なんでも、どこだかをぐるっと一周する道路を計画したらしいけど、バブルがはじけて中断しているらしいです。こんなりっぱな道路が必要なんでしょうかね。


で、これがトンネル。何度か調査していますが、断面積が大きすぎるのか、風が通り過ぎるためか、残念ながら、コウモリはいません。


かわいい。


次のトンネルです。
内部の崩落で、通行止めになっています。通行できたときはキクガシラやテングがいたのですが、通行止めになったとき、細かな目のネットが張られてしまいました。これじゃコウモリが出入りできないんじゃないか、と思っていたら、今日に行ってみると、上部に穴が開いていました。大きさや場所からすると、コウモリ用なんじゃないでしょうか?


ここが崩落場所です。


期待通り、キクガシラコウモリが見つかりました。しかも、標識付きでした。


雰囲気はいいトンネルです。


(左)ジャコウアゲハ、かな。
(右)「生きた」カワラヒワを「ひらい」ました。翼の骨折で飛べなくなっていましたので、保護しました。




食 博覧会
5月4日


食博覧会というのが、南港のインテックスでありました。味音痴の私が行きたくなるはずもありませんが、母が、知り合いからチケットをもらった、とかで、引率を兼ねて、行くことになりました。

早く着いたので、まず野鳥園へ行ってみました。
双眼鏡を持ってきていないので、いまいち、楽しめず。運営費がかかり過ぎとかで、一時、閉鎖の話までありましたが、経費を大幅にカットして存続することになったみたいです。ちなみに、ある方面の鳥屋さんには、ここ、評判がよくないです。何ででしょうねえ。


でもって、時間が来て入場。
前売り1500円、当日2000円、だったかなあ。先に結論を書きますと、タダなんで入りましたが、お金を払ってまで入る価値があるのかどうか、私にとっては、かなり疑問でした。


以下、写真の羅列です。




(左)丸三雪陵庵さんの会席、です。昔は、獣医師会の新年会でよく使いました。懐かしい。
獣医師会の会計をしていた時にここを利用し、名刺を一枚置いて帰りました。数日後、女将さんが手土産とお酒を持って、集金に来られました。それ以降、季節ごとに、案内状ももらうようになりました。なんだか、別世界です。


結婚式の料理、だったかなあ。


(左)スイカ、です。


裏千家の、お茶のサービスです。和菓子も、有名どころでした。


ブルガリアの民族舞踊、てなイベントもあり、まあ、そっちはそこそこ楽しめました。
あとは、各国の料理とか、各地の郷土料理といわれても、すべて食べられるはずもなく、どこも人がいっぱいで、うろうろするだけで疲れました。
まあ、私には全く必要のないイベントです。




月例ハイク下見
5月3日


博物館友の会・月例ハイクの下見に行くというので、せっかくの休日なので参加してみました。
淡輪から飯盛山、みさき公園というコースです。

大阪湾では「貝毒」が出ていて、貝は食用できません。でも、潮干狩は、「収穫した」貝は今までも持ち帰り禁止で、あらかじめ準備された「お土産の貝」を持って帰るだけですので、「安全」です。親切というか、興ざめというか。もともと、砂浜の貝も事前に撒いたものです。


和泉層群の地層です。上の方に薄い地層が堆積しているので、上方薄層化、と呼ぶんだそうです。成り立ちも教えてもらいましたが、そんなに簡単ではないので、省略。知りたい人は、ぜひハイキングにご参加ください。


道中、ずっと「尺取り虫」がいました。手すりで競争させて遊んでいました。


目的地というか、お昼ごはんの予定地。


もやみたいなのがかかっていて、視界はあまりよくありませんでした。
(右)空港が見えていたんですけど、写真じゃ、よくわかりませんね。

(左)多奈川の発電所方面です。


帰り道でタヌキの溜め糞を見つけました。


「普通のハイキング」をするのは、すごく久しぶりでした。また、博物館の月例ハイクとしては、ちょっとハードなコースでした。



浅香山浄水場 ツツジ
5月1日


(旧)浅香山浄水場のツツジです。堺市民には、「ツツジの通り抜け」で通じますが、本当の名前は違うと思います。
また、現在、ここには浄水施設はなく、排水施設があるだけです。

堺市に何十年と住んでいて、ここから自転車で5分くらいのところで仕事をしていますが、来るのは初めてです。


確か、公開日はそんなに長くなかったような気がします。
ツツジが植えられているのは大和川沿いですし、ずっと公開してくれてもよさそうな気がしますが。


水道局の人と話をしました。
大和側に取水塔が残っていたんじゃなかったですか?、って聞くと、10年以上前に撤去した、との話でした。私の記憶はいつのものなんでしょう?
大きな「水入れ」が二つ建っています。阪神高速がこの敷地を通ることになって(地下を通っている)設備を新しくしてもらったんだそうです。枚方かどこかから、ここまで水を引っ張ってきているらしいです。