福井県立恐竜博物館  


2015年5月4日


富山からの帰り道、恐竜博物館に寄ってみることにしました。
勝山にあります。高速道からもそこそこの距離があり、大阪からわざわざそのためだけに行くのはしんどい距離です。途中、恐竜博物館満車、の看板が道路際に何度も出てきました。ここまで来て戻る選択肢もありませんし、そのまま行ってみると渋滞で車が動かなくなりました。地元のラジオでは、渋滞3km、とかしゃべっています。臨時駐車場からシャトルバス、との情報もありましたが、そちらも満車、との事でした。
仕方なく、のろのろ走っていると山中に白いドームが見えてきました。これが本館らしい。

道路際の歩道には恐竜の足跡が申し訳程度にポツポツ貼られていました。

   


建物が見えてから40分近く並んだでしょうか?やっと到着です。
それにしてもすごい人です。博物館にこれだけの集客力があるって、恐竜のおかげでしょうか。
チケットを買うのにまた行列です。

 


館に入ると一気に下へ降りるエスカレーターに乗ります。下からぐるぐる回りながら上へ戻ってくる構造のようでした。

 

 


どこも人がいっぱいで、また、入館したのが夕方でしたのでゆっくり展示解説を読めませんでした。標本にしても膨大で圧倒されて、ただ驚くだけで、順路に従って歩いているだけでした。
まあ、行ってみた人でないとその雰囲気はわからないでしょう。

 

   

   


大昔は、日本では恐竜は発掘できない(いない)だろうと言われていました。それが手取層群とか、あちこちで恐竜が見つかりだしました。
発掘と言っても重機を使って山を崩している感じです。

   

   

   

 

 

 

 

場内はあまり明るくなく、フラッシュは(混雑で迷惑だから?)禁止でしたのであまり写真は取れませんでした。時間的にも人混みもあって解説はあまり読めませんでした。まあ、これだけ膨大だと、基礎的な知識がないとなかなか理解できません。また、こうなってくると「娯楽施設」なのか、「学習施設」なのかわからなくなってきます。
屋外では化石の発掘体験が出来たり、模型が森のあちこちに置かれているみたいでしたが、時間的にも外を歩く余裕はありませんでした。

もう一度出かけるにはちょっと遠く、ついでと言ってもこちら方面に来ることはなかなかないでしょう。
まあ、自然科学、博物館でもテーマや展示の仕方によってはこれだけの集客能力があるというのが驚きでした。