院長の週末  


2011年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12

2012年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2013年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2014年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2015年   1−2  3−4  5−6  7−8  9−10  11−12


関西空港 10月31日
大阪市立自然史博物館
 10月29日
くさか園地  10月26日
友の会秋祭り  10月11日
コウモリ はしご  10月10日
博物館・おまけ  10月4日
祭り  10月3日
姫路城と動物園  9月28日
岩湧山から槇尾寺へ  9月26日
天王寺動物園 9月23日
加太散策 9月21日
クジラの続き 
四国へ  9月14日
加太 9月13日
ザトウクジラ  9月13日
加太   9月7日

コウモリ  9月7日
鳥の観察会   9月5日



関西空港
10月31日


義父母をどこかへ連れて行ってやりたい、との事で、関西国際空港へ行ってみました。
スカイビュー、離着陸が見られるところです。

   


まあ、巨大です。大阪駅から難波くらいの長さだそうです。
風向によって使う滑走路が違うそうですが、今日は目の前の滑走路で向こう側から離陸していました。着陸は第2滑走路を使っていました。

   


ひっきりなしに離陸していました。ずっと見ていても飽きません。

   

   


建物内の展示です。個人コレクションだそうです。

   


こちらは売り物。

   

   


A380、って、2階建ての巨大な飛行機。定期便ではないんだっけ?

 

 


関西空港関連の展示です。
空港が出来て20年ほどたつし、ここには何度か来ているはずですが、展示をじっくり見たのは初めてでした。

   

 

   


実物のタイヤです。
(右)新品と、1700回(だったか)使用後に交換されたタイヤ(右側)です。

   


よく出来ています。

   


テレビゲームのような展示もいくつかあり、こっちはこっちで楽しそうでした。
何度でも遊べそうでした。




大阪市立自然史博物館
10月29日


博物館の来館者が1000万人を超えたとかで、記念の特別(ミニ)展示がありました。

(左)ポスターを見ると、骨格標本もわずかですね。今は隙間がないほど並んでいます。
(右)開館時はヘラジカと旧石器人が展示されていたそうです。

   


で、収蔵庫で眠っていたヘラジカと石器人が何年かぶりにロビーで再開しました。

   


ちなみに、このヘラジカはメスです。大阪万博で、カナダ・ブリティッシュ館で父親、子供と一緒に展示されていたのですが、母親だけ博物館に来たそうです。父子は行方不明・・・・・・。

現在はヤベオオツノジカ
が鎮座しています。

 




石切から、くさか園地
10月26日


月例ハイキングの下見があるというので同行させてもらいました。
近鉄石切駅から向かった所は日下新池という所。この池の土手に、「ヒトモトススキ」という、珍しい植物が生えているというのです。ススキと言うけど、カヤツリグサ科。珍しいのは植物そのものではなく、こんな内陸に生えていることが珍しいんだそうです。
本来は海岸に生える植物で、実際、現在も海岸には多く見られるそうです。それがなぜここに生えているかと言うと、大大昔、大阪平野が海の底だった時代に、この場所が海岸であった証拠、その名残なんだそうです。
すごい歴史ですねえ。

で、石碑まで建っていて、「この植物は〜」から始まってはいるのですが、植物の写真や絵があるわけではなし、実際に生えている場所はこの石碑とはかけ離れたところで、これを読んでも99%の人は理解できないんじゃないでしょうか?

   


ついでに説明すると、この池の近くには保養所があったり動物園があったり、池にはボートが浮かんで一大行楽施設があったとか。とても信じられませんねえ。
池には立派なニシキゴイが泳いでいました。

 


で、肝心のヒトモトススキ。
もちろん、看板が付けられた木ではありません。その先です。

   


これなんだそうです。天然記念物・・・・・・。

   


ちなみに、池の周りには背の高いススキ(トキワススキと言うそうです)がたくさん生えていました。これも海岸と関係が深い植物らしいです。

 


植物を観察してから、くさか園地方面へ。
その途中に今度は「廃線」の観察です。

石切駅から向こうを見ると生駒トンネルが見えます。実は、左側に見える住宅あたりに旧線があったそうです。もちろん、その先には旧トンネルが。

 


ここが旧線の線路跡です。左側は大阪方面を見ています。
右写真の奥にトンネルがあります。両側のコンクリートは孔舎衙坂(くさかかさ)駅ホームなんだそうです。

   


これが旧生駒トンネルです。
コウモリを始めた時にこの存在は知りましたが、全く入れそうにないので見に来たことはありませんでした。改めて見てみると、コウモリの出入りは可能かもしれません。
(右)トンネルの右側には鳥居がありました。どうやってあそこへ行くんだろう?

   


今日の下見には虫屋さんが3名ほど来られていました。おかげでいろいろ教えていただきました。
(左)オオゼキサシガメ。ヨコズナサシガメの「横綱」を受けての「大関」らしい。外来種です。
(右)メスばかりで有名な、トゲナナフシ。

   


(左)ヒナカミキリの卵塊。こんなに小さいとは驚き。
(右)イシガキチョウがいました。きれい。

   


(左)わかります?中央やや右の凹みです。
(右)コウスバカゲロウ、だったかな。巣を作らないウスバカゲロウだそうです。

   


これは私の担当かも。ヒミズみたいです。

 


大阪平野が一望できます。

 


石切場、らしいです。いつだれが何のために?

 


くさかコースという所を登ってくさか園地へ行き、昼食後は辻子谷コースを降りました。
辻子谷は急峻な地形を利用して水車がいくつもあったそうです。で、その水車で漢方薬なんかを作っていたそうです。現在もそれ関連の工場がいくつも残っています。
で、最近、その水車を復元したそうです。

   

   


これだけ見ても何かよくわかりませんね。
辻子谷コースには地蔵さんがいくつもおられます。で、赤いよだれ掛け(?)をめくると、いろんな生き物がその裏を利用しているのです。
一番多いのはクモ類でしょうか。あとはカマドウマがいたり、サシガメなんかがいました。
イモリの利用も非常に多く、卵や痕跡がいくつも見つかりました。もちろん、親も。

   


さあ、何を書いてるのか。大阪府はイチョウとウメかなあ。東大阪の花はさっぱりわからず。

   


久しぶりのハイキングで、非常に楽しい観察会になりました。
当日もおもしろそうだけど、さあ、何人来るのかなあ。




友の会秋祭り
10月11日


友の会の秋祭りで、たまごとたね関連の行事をしました。といってもメイン行事は午前中で、私は参加できませんでした。
特に目玉は、ダチョウの卵の「目玉」焼き。ひとつ3000円だか、4000円だか。さあ、高いのかどうかもよくわかりません。
120人の参加人数に対して卵を二つ用意したらしいですが、味見程度には全員に渡ったようです。

 


参加のお土産だけ頂きました。

   




コウモリ
10月10日


某廃坑

廃坑を見てきました。

 


予定通り、多数のキクガシラがいました。
一部は調査中に飛んでしまいました。

   


寝ぼけた状態で飛んでしまい、落っこちて地面でパタパタ。

 


落盤があったところです。この木を角にして、岩が天井まで積み上げられていました。
阪神大震災にも耐えていたのに、いつの間にか、突然崩落したみたいです。おそろしい。

 


入り口付近にプライヤキリバの羽が多数。コウモリの食べ残しと言うけど、私は懐疑的です。

 


某導水路

今年発見した、ユビナガコウモリが数百頭生息する穴です。
秋なんでもう移動しているかと思っていたら、まだ残っていました。

   

   

   

   


キクガシラコウモリがユビナガに圧倒され、小さくかたまってぶら下がっていました。

   




博物館
10月4日


博物館へロードキルのタヌキとイタチを持って行きました。そのついでに展示を見てきました。

「国際土壌年記念巡回展」となっていました。10月18日までだそうです。このあと、兵庫県、東京、茨城県へ行くそうです。
いわば、ミニ展示、ですね。

 

   

   


こちらは段ボールで作られたアリジゴクに、カニムシです。

   


その他にも、セミの幼虫の拡大標本や実物標本、解説もいくつかありました。


ついで、今度は土の説明です。でき方の解説とか、実物標本がいくつも並んでいました。

   

   

 


雲仙普賢岳の、剥ぎ取り標本です。

   


こちらはいろんな土壌の標本と説明。

 


土の利用、とでも言うのかなあ。
泥団子、って有名だけど、私自身は作ったことがありません。

   



ついで、特別展の「たまごとたね」
開催直後に何度か入りましたが、会期半ば過ぎてから、「目玉」が加わっているのです。会期終わりまであと2週間くらいで、やっと見に行けました。

 


これは最初から展示されていたもの。
最初は卵の展示だったのに、すぐに孵化して今は卵の殻と、赤ん坊の展示になっています。

   


以下が、目玉展示です。
たぶん、世界最大の卵と、モアの卵。比較するものがないので大きさがわからないかもしれませんが、まあ、とにかく大きいです。

   

   


左がダチョウの卵です。

 




祭り
10月3日


家の近くの祭りを見てきました。

こちらは鳳神社。だんぢりです。

   

 

   


サワガニすくいは初めてだなあ。
ウナギは懐かしい。

   



こちらは石津神社。
ふとん太鼓です。

   

   

   

   




姫路城と動物園
9月28日


姫路へ行ってきました。
こちら

   




岩湧山から槇尾山
9月26日


博物館の観察会で、滝畑から千石谷を通って岩湧山へ行く行事の案内がありました。滝畑からダイトレ(ダイヤモンドトレイル)を通って岩湧山へ行ったことはあるのですが、このルートは歩いたことがありません。で、歩いてみました。

滝畑の上流にあるキャンプ場、というか、川遊びの場所です。子供が小さかった頃は何度か来ましたが、とにかく夏は人と車であふれます。
駐車料金が1000円、って高すぎますよねえ。私は途中の駐車場(かどうかわからないけど、何か所か駐車できる場所が道路わきにあります)に止めました。

 


千石谷の途中の風景です。けっこう、雰囲気があります。

 


大滝、って、このルートでは有名な滝なんだそうです。

 


千石谷林道を歩くと最終的に「五つ辻」に出て、そこから山道と思っていたら、東峰まで普通に歩けるんですね。私の古い地図にはありませんでした。山頂の茅場の作業なんかで車が必要だから作ったのかなあ。前からあるのかなあ。

山頂からの眺めはこんな感じでした(残念)。

   


山頂からはダイヤモンドトレイルを歩きました。ちなみに、千石谷林道では一人に会っただけでしたが、ダイトレでは挨拶がめんどくさくなるくらいにいっぱいの人とすれ違いました。千石谷はずっと車が走れる林道なので、みんな歩かないのでしょう。(実際は、バイク1台と会っただけでした。)

12時40分くらいだったかなあ、思っていたより早く滝畑まで戻れました。道標を見ると施福寺まで3.8kmとなっています。登山地図では100分くらい。単純に往復すると、約8kmで3時間くらいという計算になります。
ここから施福寺には行ったことがありません
施福寺はダイトレの始点ですので、また来るのは面倒だし、行ってみることに。

   


道は整備されており歩きやすかたです。ただ、上り下りが何か所も・・・・・。

   

   


向こうに岩湧山が見えています。
猫も一緒に風景を見ています。

   


単純計算すると、往復10数kmのハイキングになりました。
しんどかった。

 


駐車場所まで戻り帰ろうとすると、「茅葺の家」と案内が目につきました。「無料」とも書かれていたので行ってみました。
「滝畑ふるさと文化財の森センター」と書かれていました。古民家を移築して展示に使っているケースはよくあります。ここには展示物はあまり多くなく、自由に室内でくつろげるようになっていました。

   

   

 

   

   

   

   


別棟に、いろいろな道具類が展示されています。それなりに興味を引きます。
こちらは茅葺屋根を作り、維持する道具類。

   


鉄砲と、球を作った入りする道具類です。

   

   


こちらは炭づくり関連。

   

   


ダイトレは全部で45kmだとか。(かすかな記憶では)滝畑から槇尾山のコースも歩いたことがあったかなあ、って後になって思いました。
たぶん、これで全コースを踏破したんじゃないかと思います。長くてしんどいのは紀見峠から金剛山です。数年前に歩きましたが、とにかくしんどかった記憶しかありません。
もっとも、トレイルランで、一日でこの全コースを走る競技もあるんですけどね。



天王寺動物園
9月23日


天王寺動物園へ行ってきました。
天王寺公園がずっと工事をしています。ほとんどを芝生広場にして、他にコーヒー屋とかいくつかの施設を作っているみたいでした。で、こちら側にも立派なゲートを作るみたいでした。
公園が無料になるのは良いけど、作ったり壊したり、お金がないのにもったいない。

 


浜松に子連れで返すはずなのですが、いつまでここで飼育するのでしょう?

 


たぶん、ボールの中にフードを入れているのでしょう。(もう、すでにカラみたいでしたが。)ずっとひっくり返したりして遊んでいました。

   


バードケージも寂しくなりました。
コサギ、アオサギ、ジュバシコウだけが目立っています。特にコサギは増えすぎ。

   


何億円もかけた施設も風前の灯火。コアラの飼育は一頭だけで、今後も補充はしない方針なんだそうです。となると、死ぬのを待っているだけです。
他の動物でもいえることですが、こんな飼い方をするくらいなら、さっさとヨソに繁殖目的で譲渡すればいいのに。

 


チンパン人の横はずっと空き家。オランウータンの家でした。

   


アジアゾウの跡地をどうしているのが一番知りたかったことなんですけど、何にもしていませんでした。
他の動物園では施設のみ公開していたり、骨格標本を置いているところもありました。もっとも、「友だち」が横にいる状況では骨格標本というわけにはいきませんね。ちなみに、亡くなった何とかちゃんは東京の国立科学博物館へ行ったようです。科博へ行くと二度と返してくれない、という噂もありました。また、なぜ大阪自然史が引き取らなかったのかも謎。少なくとも、大阪自然史の都合ではないはずです。
人が多くてしっかり見られませんでしたが、一人が亡くなった事についての「解説」もありませんでした。(気が付きませんでした。)

 

 


アイファー、両生爬虫類館です。ここも、出来た時は生き物も多く見応えがありましたが、今なんてボチボチ歩くとあっという間に通過してしまいます。
(左)たぶん、アオダイショウがいたところ。アオダイショウくらいなら山で取ってくればいいのに。
(右)オオサンショウウオの跡地。京都の水族館じゃ、施設からあふれるくらいいるのに。(厳密にいうと、雑種らしいが。)安佐動物園でも山ほど飼育しているはず。なんでもらわないの?

   


サイもオスどおしじゃなかったかなあ?

   

   

   

   


唯一、食事を与えられる動物、かな。配合飼料数個で100円。これだけの人がいてもまだ欲しがっていました。
やっぱり、エサを与える、触れるというのは人間の、子供の欲求を満たしてくれますね。
そういえば、この奥で「ふれあい動物園」でもする気かなあ。そんな感じの工事をしていました。

 


帰りは新世界ゲートから出て新世界を歩いてみましたが、人がいっぱい過ぎてすぐに帰ってしまいました。

 


動物園で亡くなった動物は病理解剖後、研究のために専門家の元へ行ったり、大阪自然史に来たりしています。ホネホネ団に加入してからは、動物園へ行っても、次は博物館で会えるか、てな事を考えてしまい純粋に楽しめなくなってしまいました。
また、特に大型動物では補充が利かないのであちこち、空いたケージばかりが目立つようになってきています。
新園長に元中央官僚の人が来たりしていますが、いまいち、将来の姿も見えてこないし「本気度」が見えてきません。いつだったかは、「ナイトサファリ」がすごい人気だったらしいですが、夏の「非日常」を楽しみたかっただけで、本当の「夜の動物園」、動物の姿を見せてくれたのかどうか。
人が多すぎた反省からか、つい最近は、往復はがきで申し込み制にしたみたいですね


なんとなく、しばらくは動物園から遠ざかりそうだなあ。



加太散策
9月21日


友の会の観察会で友が島へ行く予定が、観光客殺到で船に乗れず、急きょ海浜性植物の観察会に変更になりました。
まず、淡嶋神社で朝の挨拶とトイレストップでした。

   

   


(左)ハマアザミというらしい。大阪府ではほぼ絶滅というけど、この付近じゃ道路際の「雑草」のごとく、あちこちに生えています。
それ以外にいっぱい説明を聞いたけど、ほとんど(というより、全く)頭に残っていません。

   


こちらでは地層の説明です。これも右から左に流れて、脳みそには残っていない・・・・・。

   


小さな灯台ですが現役です。

   


灯台の横にありました。何なんでしょう?何で山のてっぺんで漁業?

   


ちょっと向こうに、渡るはずだった友が島(正確には沖ノ島)が見えてます。

 


帰りはやっぱり、コウモリを見てから。みんなすぐに逃げられ、ほとんど標識できませんでした。

   

 




クジラの続き

クジラ処理の続きに行ってきました。
低気圧が来ているとかで雨も降り、水位も随分高いです。到着時はプカプカ浮いていて、作業どころの話ではありませんでした。
また、背中部分で折れていて骨が露出、一部は流出している感じでした。海の生き物は分解が早いです。

   


潮が引いてきたので作業を開始しました。
まず、完全に露出していた下顎から。

   

   


肉は岬町が責任を持って焼却してくれるということで、45Lのごみ袋に詰めていきました。クジラ一体分をごみ袋に詰める、って、たいへんな作業でした。

   


頭骨がバラバラにならないように簡単にロープを巻いています。

   


で、ハイライトの、頭骨のつり上げ風景です。

 


順番に番号を付けて持ち帰り、それから砂場行きです。

   


(写真はホネホネ団のMさん撮影です。)



四国旅行
9月14日


高松にある、山のてっぺんの水族館へ行ってきました。
まず、明石海峡大橋を渡り、

 


高松市の、屋島という所へ行きました。ここに水族館があります。

   


今度は坂出から瀬戸大橋を渡って岡山側へ。

 


渋川動物公園へ行きました。

   


詳細はこちら



加太
9月13日


クジラへ行ったついでに、再び加太の穴を見てきました。
標識調査のつもりが、みんなに逃げられて標識できたのは数頭でした。

   


ゲストがいたので別の穴もご案内しました。戦争遺跡としては立派なものですが、アプローチが大変なので最近は来たことがありませんでした。

   


魚雷を海まで運んだ、と言われており、床には線路がひかれていたと思われる痕跡があります。

   


「工事のため通行止め」とハイキングコースの入り口に書かれていました。工事とは、この水路内になんやら、造作を作る工事だったようです。
でも、これ、何なんでしょう?なんか、意味あるのかなあ。

   


向こうに見えるのは潜水艦用の桟橋、と言われているものです。

 

   


向こうの方にも明治時代の遺構が残っています。

   




ザトウクジラ
9月13日


岬町でザトウクジラが浮いている、海岸へ漂着すれば回収できそう、との情報が博物館ルートで11日に流れてきました。
最初の情報は6mくらい、との事だったので、イルカと同じノリで、2mの3分割にすれば(匂いは別にして)私の車ででも運べるんじゃないの?、とも思っていました。
結局、13日に処理との事で、仕事が終わってすぐに駆けつけました。

どこに漂着したのかはっきりとはわかりませんでしたが、かほりの方向へ行ってみると見事に到着しました。さすがに、クジラのにおいには敏感になっているのかもしれません。
行った時点では皮は剥かれ、ヒレも外されていました。

(左)わかります?左が頭側で、右がおしり。
(右)中央向こう、上にある、白いのはヒレ。

   


左右の下顎骨が見えています。

   


(右)背骨の上が見えているんだけど、よくわかりませんね。

   


時間切れで、今日はここまで。海へ戻らぬようにロープをあちこちに巻いて来ました。
次回までに横取りされないかなあ、って、そんな心配はないですよねえ。

 



ホネホネ団のYさんが漂着から観察しておられたそうで、写真をお借りしました。
すでにけっこう、膨らんでいますね。どなたかは推定、死後10日、とおっしゃっていました。

 


今日の、解剖前のお姿です。見たかったなあ。
ちなみに、6.8m、だったかな。あ、オスだそうです。
(そういえばペニスがあったけど、写真を撮り忘れました。)
(右)ザトウクジラのブツブツがよくわかりますね。

   

   


ぶ厚い皮下脂肪の様子がよくわかりますね。いわゆる、「コロ」

   




加太
9月7日


コウモリのついでに、近くの丘へ登ってきました。
手前から、
地ノ島、沖ノ島、淡路島です。
明治の人はこの海峡を外国の戦艦が通過すると思って、要塞をあちこちに作ったのです。

 


海を見るといつも明石海峡大橋を探してしまいますね。

 


山中に残された要塞です。
最近はコスプレ撮影なんかにも使われているみたいです。

   




コウモリ
9月7日


某所のコウモリを見てきました。
今回の目的は標識で、今年生まれの子がいくつか捕獲できました。

   


この子は大人です。
睾丸がずいぶん大きくなっています。そういえば、今の季節に交尾するんだったかなあ。

   


こちらは、大人の♀です。
キクガシラコウモリは擬乳頭というのが膣に近くにあります。子供がこれに吸い付くのです。
すなわち、日中は、親はさかさまにぶら下がり、赤ん坊は頭を上にして、擬乳頭に吸い付いて上を向いているという事になります。
本物の乳頭は人と同じ感じのところにあります。

   




鳥観察会
9月5日


長居公園で、鳥の観察会でした。
主目的は「渡りの小鳥」でしたが、木のてっぺんをちらほら飛び回る鳥を見ても種類なんてわかるはずもありません。コサメビタキやサンコウチョウがいたらしいですが、そう言われればそう、の世界でした。

   


池の巨大なコイたちに、いつも見とれてしまいます。