明日香村  


2015年5月11日

「元気なうちにどこかへ」という事で、今日は明日香村へ行ってみました。明日香村は父方の祖父の出身地らしいですが、父が中学くらいの時に亡くなっており、遠縁の親戚がどこだったかの山奥におられ、私が小学校くらいの時に一度だけ行った記憶があります。とてつもなく古い旧家で、蔵に嫁入りに使ったという籠があったように記憶しています。
明日香村はたぶん小学校の遠足で行ったんじゃないかと思いますが、ほとんど記憶はありません。

まず、情報を仕入れるために「国営飛鳥歴史公園」と書かれた建物に入ってみました。高松塚古墳の近くにありました。
よくできた地形図があり、けっこう役立ちました。

   


高松塚壁画館という所へ行ってみました。高松塚古墳はあっても内部は公開していませんし、だいいち、現物は東京で補修中です。
そのため、内部を正確に復元した施設をここに作ったそうです。


入館料は250円、とあるパンフレットを見せると団体扱いで200円でした。
中は当然、壁画の写真とか副葬品のレプリカの展示とか、壁画の模写がありました。それと、石室の復元です。
さあ、それだけで200円、って、微妙。一生懸命見てもせいぜい20分くらいでしょうか。まあ、寄付みたいなものでしょう。


今日は自転車を積んできていたので公園駐車場に車を置いたまま、自転車で出かけました。
飛鳥というと「巨石文化」、あちこちに大きな石があるみたいです。そのうちいくつかは古墳の石室の残骸だったりします。

   


これは鬼のまないたと呼ばれているようです。やっぱり、石室の一部でしょうか。

   


「亀石」となっていますが、カエルみたいです。


橘寺を通って石舞台へ行きました。ちなみに、橘寺にも有名な石があるらしいですが、入山料をけちって入りませんでした。
石舞台に行こうとすると入り口通路に小屋があります。250円、となっています。こっちは入園料とか入山料とかではなく、協力金名目だったかなあ。
大昔は広場にポツンと石があって自由に中に入ったり、石の上に乗っかったりした記憶がかすかにあるのですが。
こういうのは国の財産なんだから自由に見せてくれればいいのにねえ。もったいないので入りませんでした・・・・。

 


次は岡寺へ。
こちらも入らず。

 


途中に、犬養万葉記念館というのがありました。これは無料だったので見学。
近くは古い街並みでいい雰囲気です。

 


再び、「巨石」です。
何に使ったのかわかっていないそうです。


近くを発掘したら出てきた石垣を展示しています。まあ、見た目は普通の石垣です。

 


酒船石を見に行く途中に左下の方に見えていた工作物を見ようと思って近くまで行くと、小屋があっておばちゃんが門番しています。
「万葉文化館」の入り口近くにそれがあり、見ようと思ったら文化館への入館料、300円だったかが必要なんだそうです。これも、何千年も前の国の財産だと思うけどなあ。
小屋にあった写真で我慢します。

 


「明日香村埋蔵文化財展示室」というのがありました。こちらは無料なんで入ってみました。
展示物は多くはありませんでしたが、まあ、少しは勉強になりました。

 

   

   

   


結局、自転車でうろうろしただけでした。まあ、時間つぶしにはなりました。
帰りに某所のコウモリを観察し、そっちはそっちで満足しました。

帰りに大和葛城山の近くを通ってみました。山頂のツツジが見えるかと思ったのですが距離があるのか、斜面が違うのか、全然わかりませんでした。
道路途中に水越峠があり、近くに滝がありました。

 


滝の脇には水汲み場があります。ポリ容器をいくつも積んだおっさんが水をいれていました。
「地中500mからボーリング」って、本当かなあ。経費も掛かっているので一回100円を集金箱に入れる様にしつこく書かれていました。
さあ、誰が管理しているのか。

   


ということで、まあまあ、楽しく一日を過ごしました。