院長の週末                     
 

2001年 9−12
2002年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2003年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2004年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2005年 1−2 3−4 5−6 7−8 
9−10 11−12



ホネホネ団         10月30日(日)
コウモリ1000頭     10月29日(土)
二度目の恐竜博      10月27日
一つ覚えのUSJ      10月23日(日)
恐竜博2005       10月18日(火)
友が島           10月16日(日)
鳴門の渦潮        10月9日(日)
雨のUSJ          10月8日(土)
アブラコウモリ飼育施設 10月5日
USJ モンスターライブ・プレビューショー 10月1日(土)
和歌山県立自然博物館 9月25日(日)
ハイキング         9月23日(秋分の日)
USJ             9月19日(敬老の日)
コウモリ、ウミガメ     9月17日(土)
野口健 講演会      9月11日(日)
友の会評議員会議    9月10日(土)
いたすけ古墳のタヌキ  9月8日(木)
USJの新パレード     9月7日(水)
ホネホネ団        9月4日(日)

車屋まわり        9月3日(土)


ホネホネ団
10月30日(日)


久しぶりのホネホネ団でした。
特に目玉商品はなく、私の持ち込んだアライグマ、鹿などの処理をしました。
詳細はホネホネ団の方をご参照下さい。

ホネホネ団はもちろんですが、もう一つ見たかったのが恐竜博の行列。実際見るとびっくりです。こんなにすごいとは思わなかった。

開場してすぐに2時間待ちの看板らしい。情報センターも人ばっかりで、たいへんなことになっています。お土産を買うのも並びます。
もちろんスーを見たいのも目的でしょうけど、こんなんならスーを見るのか、人を見るのかわかりまへんで。

本当に恐竜博を楽しみたいという人は平日にお越しを、って言うけど、平日に来れないからこうなるんですねえ。まあ、最初から覚悟してお越し下さい、ということでしょう。

うちの友の会のショップも、たいへん儲けさせて頂いているようです。皆様、ありがとうございます。
*ちなみに上記のショップの写真は公式ショップの方です。うちの方が比較的すいています。お買い物は自然史センターの方でお願いしますね。



ホネホネ団 おまけ
10月29日(土)


ウジだらけの鹿を置いておくところもなく、夜に団長本の制作をするというので、コウモリから戻るとすぐに博物館へお手伝いに。
第2刷りができました。ご注文はこちらへどうぞ。本の詳細はこちら




コウモリ三昧
10月29日(土)


キクガシラコウモリが千頭以上入る廃坑です。近くにあるキクガシラコウモリの生息しない穴にものすごいグアノがあり、他のコウモリも利用しているのではないかとずっと思っていました。
10日に友人が数百頭のユビナガコウモリを確認したのでその再調査に行ってきました。
早朝からひどい雨でしたが現地に着くころには晴れました。

ユビナガコウモリは団体で突然現れて、突然いなくなるようです。ここもどれくらいの期間利用しているのか、調査を始めたところなんではっきりわかりません。引っ越ししてたら残念やなあ、と思いながら穴にはいると、予定通りいっぱいいてほっと一息です。おまけにここでは初めてのコキクガシラコウモリも記録できました。
さらに、クビが白い変わった子も見つかりました。

今日はネットで知り合った、アブラコウモリを研究されている大学生の方々に助っ人に来てもらいました。バンドの番号を読めるのが驚異的。老眼鏡のおっさん二人では、いつも虫眼鏡で番号を読んでいたので時間がかかって仕方ありませんでした。今日は学生さんのおかげで雌雄確認もバンディングも、非常にスムースにできました。若いって事は何かにつけ、ええことですねえ。
結局、ユビナガ、キク、合計4−500ほどにバンドを付けました。

一足早く寝ていたニホンヒキガエル。


山を下りる途中、鹿の足を2本見つけました。まだ猟期でもないはずだし、なんでこんなところに?密猟?
きれいな骨にはなっていないので、そんなに時間がたっているとも思えない。まわりを少し探索してみると、

わかります?一本角の鹿の頭だけがネットに絡まってぶら下がっています。白いのはウジ。ネットに角が絡まって死んだのでしょう。かわいそうに。でも本体はどこへ行ったんでしょうね。
実物?もちろんお土産に持って帰りました。ウジ付きで!翌日のホネホネ団の材料になりました。→ホネホネ団をご参照下さい。

キクガシラコウモリとユビナガコウモリ合わせると数百頭いました。コキクは少々。これからキクガシラコウモリがもっと増え、テングコウモリとモモジロコウモリが入る予定です。
キクガシラコウモリだけの越冬地なら、冬に1回調査するだけで済んだのに、こうなると年に何回も調査する必要が出てきます。うれしいような、しんどいような。(なんせ、ほとんど岡山県に近いところ。)
まあ、楽しみが増えたと言うことにしておきましょう。

お手伝い下さった大学生の皆様、本当にありがとうございました。またよろしくお願いしますね。




二度目の恐竜博
10月27日


二度目の恐竜博です。前回の反省に立ち、復習と予習をしっかりしてきました。おかげさんで今回はしっかり楽しむことができました。
別ページを立ち上げますので、今しばらくお待ち下さい。




やっとUSJ
10月23日(日)


今日も何も予定がない日曜日でした。ハロウィンパーティーもそろそろ終わります。もう一度じっくり見ようかと昼から出かけました。
USJのパーキングは満車。臨時駐車場もいくつかは満車のようです。パーク内も当然人であふれていました。まあ、活気があっていいんじゃないですかね。最近はアトラクションにはほとんど行かないので混んでもあまり関係ないというか。

なぜだかキティちゃんがいる。


週末のハロウィンパレードはユンソナが来ます。だからどうした、といわれれば、それまでです。楽しければそれでいいでしょう。


パレードを見てスヌーピーのマジックショーなるものを見て夕方になりました。食事をして帰ろうと思うと、ハリウッドマジックという夜の花火が本日最終日とか。

>ラグーンが広大なステージに変わり、心に残る映画音楽をバックに、華麗なパフォーマーたちが
>幻想的な光と水と花火の演出で、華やかなダンスや迫力のスタントをくりひろげます。


だそうです。開業以来ずっと同じバージョン。来年に新企画に切り替えるらしい。これも何回も見てるし、最後だからどうということはないのですが最後といわれるとついでに見ておこうかと。
時間つぶしと食事のために天保山へ移動しました。自転車というのは便利なもんですねえ。
例によって例のごとく、大阪市営の渡し船で。天保山にはUSJの寮があるらしい。この渡しはUSJで働く外人さん御用達になっていて、外人さんの自転車と一緒に天保山へ移動、あちこちうろうろしつつ、食事と時間つぶし。
日によっては天保山は人があふれているのに、今日はヒマそうでした。これじゃ観光客相手の商売はしんどいやろなあ。海遊館だけじゃ年中人を呼べないのか。

渡し船とUSJのホテル群。

で、予定通り夜にUSJにもどり、ハリウッドマジックを見て1日が終わり。
まあ、そこそこ楽しく過ごせた休日でした。

11月からは、早くも、クリスマスらしい。




恐竜博2005
10月18日(火)

大阪市立自然史博物館で開催されている恐竜博2005に行ってきました。公式HPはこちら
知り合いから複数枚の招待券をもらったこと、友の会の賛助会員なんで招待券が2枚来たことで、何回も入場できそうです。仕事が昼休みに食い込んであまり時間がありませんでしたが、とりあえず下見のつもりで行ってみました。

平日ですのに人が次々と来ます。特別展をしてもこんなに人は来ない。なんでも、最初の土日は雨にもかかわらず、外に2時間待ちの行列ができたとか言うことです。おそらく博物館出来て以来の大騒ぎ?

時間があまり無いのと、下見のつもりでしたので説明を読むのもそこそこに、写真を撮りながら一周回ってみました。
さっぱりわかりません。
人の流れに逆らって入り口までもどり、今度は解説も読みながら回りましたがやっぱりわかりません。
恐竜の名前は聞き慣れないので覚えることも困難、分類名は難しい漢字でこれも右から左に抜けていきます。

国立科学博物館友の会、会誌に書かれていたことを思い出したり、解説板の流し読みをしていると、恐竜が鳥になるまでの過程を説明しているらしい。その過程や脇道にそれた恐竜を、実物(というか、当然レプリカ)標本を置いて説明している。
あまりにも理解できなかったのが情けなくって、帰ってからHPを見たりパンフレット(ペラペラの無料の分です。公式ガイドブックは買わなかった)をながめたり。
目玉は門外不出のスーの標本。こんな言い方したら失礼やけど、来場者のほとんどは展示の流れやその理由、必然性なんかはわかってないんとちゃうかなあ。あの解説だけではとてもこの展示会は理解できないと思います。とりあえずスーの前で記念撮影して、というようなノリ?

2002年に南港で開かれた恐竜博の方がよっぽどおもしろかった。(といいながら、具体的には何も覚えてないんですが。)そもそもここでは会場が狭すぎて、説明版も十分には置けないんでしょう。何度も何度も入り口の小さな説明を見て実物を見て、というのを繰り返し、おぼろげながら主催者の意図の端っこをつかんだ程度でした。

実物といっても、肋骨のかけらが来たぐらい。 まあ、こんなもんですか。

たまたまかどうか知りませんが、同じ時期に産経新聞が関係して、「ジュラ紀大恐竜展」というのが南港で行われていたようです。こっちは朝日新聞。両方のHPを見る限り、ジュラ紀云々の方がわかりやすくておもしろそう。対抗意識が強くて宣伝がうまいのでこれだけ人が集まるんでしょう。私の母親もわざわざ見に来る、って言ってたので驚きました。恐竜から鳥への進化に興味がある?、とはとても思えないんですが。
まあ、楽しみ方もいろいろで、こむつかしい解説よりスーだけ見て帰るのもその一つ。隅から隅まで解説を読んで理解するのも一つの方法。どっちがええと言うものではありませんな。

全身骨格の細かい1点を示され、ここが重要と言われてもさっぱりわかりません。

とりあえずあと2,3回は見てこようとは思っています。気が向けば別スレッドを立てますが私の理解度では写真の羅列にしかならないので意味がなさそう。自分の興味は生きている方、というのが改めてわかったみたいです。少なくとも、1000円も出してみる気はしない、1時間も並んでまで見る価値は私には見いだせませんでした。

あっという間に来て、帰ってしまいました。 大型恐竜は2体だけ。

おこぼれに預かっている、うちのショップ。 せんべいからチョコレートまで。公式ショップ。




友が島
10月16日(日)


博物館友の会月例ハイキングが友が島でありました。この島には地下軍事施設があってコウモリが観察されます。
コウモリ調査をかねてハイキングに行ってきました。
長くなったのでまたまた別ページを作りました。こちらをご覧下さい。
小さい島といえども1日歩きっぱなしでした。疲れてUSJへは行けませんでした。うーん、すごく残念。





鳴門の渦潮
10月9日(日)


予定がぽっかり空きました。
ビッグホーンは息子がサークルの行事とかで乗って行き、フィットでの試乗をかねたお出かけを計画しました。昔から行きたかった鳴門の渦潮。潮は中潮だけど9時30分。早朝に出るとちょうど良い時間。ETCも完備して、カーナビもハードディスクナビなる最新式。
ということでこちらに掲載しました。お暇な方はどうぞ。




雨のUSJ
10月8日(土)


けっこう本格的な雨。大阪市内に買い物に行くというので運転手。たまたま息子も行くというので帰りにUSJによって食事することにしました。
雨でもさすがに連休初日とあって人はいっぱいでした。屋根のあるエントランスでバルコニーに向かって人がいっぱい、ボーと立っています。どうも、雨でパレードがなくなってユンソナがバルコニーに出て挨拶する、らしい。
私もしばらく立っていたが何も起こらず、そのうち「無いらしいでえ」、って声が聞こえ始めて人の集まりは解消しました。なんで人が集まる前にあるかないかぐらい、教えてくれへんの?あるいは人が集まりすぎて急遽やめたのか。
新聞に、200kgだかのカボチャをくりぬいてどこかに飾ってある、って書いてたので探すけどありません。クルーに聞くと一日限りのイベントだったとか。なんで?もったいないなあ。

もう、クリスマスの準備です。 かわいい。




・・大学工学部 超音波なんちゃら研究室訪問記
10月5日(水)


コウモリのバンドを欲しいというメールが来ました。アブラコウモリを研究のため飼育しているが個体識別の必要が出てきたとか。
そんなん、いくらでもあるけど、それ以前に長期飼育しているというのが私にとっては驚きでした。私自身、あちこちのHPや文献を探して今まで試行錯誤で飼育していました。畑違いの工学部の方が同じ事をしておられ、何頭も冬越しさせているというのでその話を聞きに研究室へおじゃましました。

緑の中に校舎が点在しています。すごく広いキャンバス。ミネソタ大学を思い出しました。

超音波の研究にコウモリを利用していると言うことでした。最初は別のコウモリを飼育していたそうです。ついで最近はアブラコウモリを飼育しているとか。コウモリの研究で飼育方法にまで言及したのはあまり見たことがありません。子どもの保護で何ヶ月か飼育したけど秋に亡くなった、というのはいくつか見たことがあります。基本的に、傷病獣の保護ならいざ知らず、健康な子の飼育はよほど特殊な研究でない限り認められないので、飼育法について詳しく書かれた本、論文なんて見たことがありません。この研究者の方もそれでかなり苦労されたようです。

コウモリ小屋を見せてもらうと上にメモが。アルファベットが6つ並んでいます。驚くことに今は容姿で識別されているそうです。マニュキアなども利用したそうですが、すぐに消えるとか。
2日に1回、別の部屋で飛ばして個体ごとの超音波を取っているそうです。冬でも起きるのに時間はかかるけど、ちゃんと飛んで研究に利用できるそうです。ある本には、冬は冷蔵庫に「保管」して冬眠させ、1週間に1回ほど起こして食事させる、と書いていました。ここは暖かくもなさそうな環境やのに、冬眠させないで研究できるんですねえ。

小屋はなんと犬小屋。ここにたどり着くまでにもいっぱい試行錯誤があったとか。小屋の中のパテ、入り口の隙間テープにも苦労のあとが伺えます。
食事はジャンボミルワームが入っていました。もちろんミルワーム自身の飼育にもいろんな苦労があるようです。添加剤もノウハウがあるそうな。

この中に現在は6頭を飼育しているそうです。おもしろかったのは、一時、一人が追い出されて?いじめられて?自主的に?小屋の下の隙間で寝ていたそうです。
右は代表で見せてもらった子。ちゃんと名前が付いていて、すぐに呼び名が出てきました。

今なら捕獲後、1週間ぐらいで餌付けて自活させる自信があるとおっしゃっていました。成功率はほぼ100%とか。研究の最初の時は1日中給餌したり、餌付かずに死亡させた例もあったそうです。簡単にその方法を説明されていましたが、その一言一言に経験と苦労が入り交じっているようでした。いっぱい企業秘密を聞いてきたので今後の保護に役立てられそうです。

本職は工学部で超音波を取ることが目的。飼育はその最低条件なんでしょうけど、私にとっては1週間で餌付かせて飼育できると言うこと、それだけが驚きでした。餌付いてしまえばそれ以降、食事についての苦労はないそうです。

ものすごく広いキャンパスに種々雑多な研究器具が並んだ研究室、いかにもかしこそうなお兄ちゃん、お姉ちゃん。20数年前の大学時代を懐かしく思い出しました。

工学系の専門書が並んだ間にコウモリの本が1冊。何となく場違いですが、自然科学系しか知らない私にとっては何となくほっとする本でした。

そうそう、捕獲する場所にも苦労されていました。あれだけ町中を飛んでいるけどねぐらは私も知りませんもんねえ。屋根裏にコウモリが入ってお困りの方はぜひご一報下さい。喜んで採集に伺うそうです。ちなみに捕獲許可も飼育許可ももちろん取っています。




モンスターライブ・プレビューショー
10月1日(土)


まあ、ここに来られる99%の人はわからんでしょうし興味もないでしょう。HPというのは自己満足だけですからなんでもあり。自分向けに書いておきます。
例によってまず、ハロウィンパーティー。10月はsonaが来るとか。来たからどうした?といわれればそれまでですが。
小柄なかわいい女性でした。



で、夕方からは例のショー。
当日券も売っていて、入ってみるとガラガラ。やっぱり同じ事を繰り返しても飽きられるんかな。WTWSSの方が盛り上がってたみたいです。

最初から最後まで、宝塚歌劇をパロディー化しています。USJの各アトラクションのキャラクターを絡めてストーリーを作っていて期待以上におもしろかった。まあ、業界ネタというか、「特殊な人物」相手のショーなんで身内受けする話が多く、連帯感があるというか、普通の人ならさっぱりわからんやろな、という話がどんどん出てきます。4年前のビートルジュースの話も出てきて、さすがにこれは私もわからんかった。

私が入手したのは身内向けの席。入ってみると前の方がいっぱい空いているのに後ろの、私の周辺はびっちり詰まってます。どうも、安い客はここへ集めたらしい。出演者はしょっちゅう観客席側へ降りてくるのにこの周辺は相手にしてくれません。「5000円のお客様を重点的に回っております。」って、いかにも言うこともやることも大阪的ですなあ。

ショーが終わったあとの出口への案内もえらいなまっていました。たぶんこれも宝塚なんでしょう。最後まで大阪的でした。でもここまでやるならUSJも映画の世界も関係ないですね。吉本とどこが違うんでしょう?



鷹の渡り、改め県立自然博物館
9月25日(日)


鳥の会で和歌山県、海南での鷹の渡り観察会がありました。あまり知られたルートではありませんが昨年、博物館のMLで紹介されていたコースを確認に行きました。

駅に行くと電車がはるか向こうで止まっています。線路の脇でおっさんがうろうろしてます。線路に入り込んだらしい。このあたりは踏切もないのでフェンスを越えたんだろうか?
珍しい風景を見せてもらったけど電車は10分以上止まっていました。


報告があったのは和歌山県立自然博物館の屋上からの観察。その近くの海岸でボーと観察してました。向こうはマリーナシティというリゾート地。手前にリゾートマンションが立ってます。なんだかマッチしてないなあ。こんなとこに泊まって何して時間をつぶす?まあ、何にもしないでのんびりするのがリゾートか。それにしても何にもなさすぎると思うけど。

すべて売れてるんでしょうか? 途中で見つけた、クモの卵嚢?


海岸で磯乞食をしようと思ったけど何もない、鳥も飛ばない、で、昼過ぎにあきらめて県立自然博物館へ。
ここは博物館と言ってもメインは水族館という不思議な博物館。3/4は生き物の展示のような気がする。来る人もそれが目当て?入館料も460円という半端な、不思議な価格。

大阪やったら3日で壊される、って某学芸員は言ってました。和歌山県民はいい人ばかり。

ということで、当初の目的である鷹はさっぱり。台風の影響もあってか、風が悪いというのは最初から言ってました。鷹の渡りというのは1日違いで数百と0、みたいな時もあります。まあ、こんな時もあるでしょう。おかげで県立自然博物館も見学できましたし。
博物館といっても生き物が多いと集客能力があるのでは?もっとも、入館料だけで生き物関連の経費が出るのかどうかは疑問ですが。
展示系は本当に狭いし古いものも多いようでした。印象的には石関係と化石関係に力を入れているような気がしました。




ハイキング
9月23日(秋分の日)


体もなまっているし、友人から、中高年の山登りを始めたというメールをもらい、それに刺激されたのか、急に歩いてみたくなりました。
計画はダイトレ、紀見峠から金剛山。
(*ダイヤモンドトレール、ちゅうて大阪府東部から南部の山間を45キロのハイキングコースとして整備しています。)
10数kmある、ダイトレの中でも有数の距離があるコースです。遠すぎてあまり歩かれないコースでもあります。

例によって例のごとく、地図があるのにすぐに迷います。戻るのが面倒で、本来紀見峠駅を北上してすぐにダイトレにはいるのを、少し東へ歩いてから北東へ行くコースに変更、したのはいいけどやっぱりとりつきの道がわからない。地元のおっちゃんに聞くと、そこを左やけど誰も歩かんから荒れてるでえ、との話。お話の通り、クモの巣と獣道みたいな道で、もちろん誰もおらんし非常に不安、さらに尾根まで登る形で4kmの登り、ここで十分疲れました。

密かに、ジムグリでもいないかと思いながら歩きましたが見つかったのはヤマカガシとシマヘビ、タゴガエルぐらい。残念。

7kmほど歩いたところで、このまま金剛山へ行っても人ばかりでおもしろくなさそう、と思い、北へ迂回して天見へ戻ることにしました。結局ここまでに会ったハイカーは3名。寂しいというか、のんびりというか。

トウモロコシ?マムシグサ? ヒョウモンチョウ、やったかな。

このあたりは炭酸が吹き出すところがあちこちにあるそうです。ここだけではなく、河内長野市には炭酸水を扱う工場がいっぱいあったそうです。地面から二酸化炭素が吹き出している(?)ので、鳥地獄と呼ばれるところがあちこちにあります。誰が何の目的で掘ったのか、大変不思議ですが何の変哲もない、四角い穴。
左側は地図に載っていて初めて行ったところ。ヘドロ状に水がたまり、鳥は見られませんでした。単純な水ではなく、そういう目で見れば温泉チックな色をしていました。
右側は昔からよく知っている穴。タヌキの頭骨や鳥数羽を一度に回収したこともありました。だんだん浅くなっており、ここ2,3回は鳥やほ乳類は見つけていません。もっともっと昔はけっこうな数の鳥が死んでいるらしく、定期的に死体をひらっていた人もいたとか。

上の、右の穴です。
今は鳥地獄ではなく、カニ、ムシ地獄らしい。
別な意味での、鳥・地獄?
ヤマドリの交通事故。

イノシシ・地獄?あちこちに大規模な捕獲檻が設置されていた。

ミツバチを飼っています。

どういう訳か首がありませんでした。すごく新鮮そう。たぶん食用可能でしょう。




おまけ。
動物慰霊祭、だそうです。
病院のすぐ近くに市の動物指導センターという施設があります。狂犬病の登録をしたり迷子犬、野良犬を扱う部署です。
動物愛護週間にいつも慰霊祭が行われています。いろいろ世話になっているし近いので顔を出さないとねえ。

まんまんちゃん。 子犬はたいていもらわれます。


ということで、すごくハードな1日が終わりました。結局10数km歩いたみたいです。2階への階段がつらい。
USJへ行く元気はとてもありませんでした。



USJ
9月19日(敬老の日)


午前中は親父の家へ。行ってから敬老の日というのに気が付く。まあ、先に知っていても、どうということはありませんが。
昼食後、USJへ。
阪神高速を使うとUSJの出口から駐車場が一望できます。いつもそれを見て混み具合を推定。本日、かなり入ってそうです。
例によってUSJの駐車場は高い(といっても割引があるので1000円なんですが)ので、桜島駅の駐車場へ。ここは終日500円。そこから、息子が学園祭のクイズでもらったのと、新聞屋からせしめた折りたたみ自転車2台で移動します。

アトラクションはこれだけ入ると軒並み60分以上。長いのでは90分とか100分待ちになってて、とても入る気はしません。主目的はハロウィンのパレード。セインカミュが来るとか。まあ、どうでもええんですけど。
一部は昨年と同じ音楽。聞き覚えのある音楽です。悲しいかな、途中で足でリズムを取る自分が恥ずかしかったり、うれしかったり。


これもハロウィンの特別バージョン。スヌーピーのなんとか、っていうらしい。簡単に言うと手品ショー。けっこうおもしろかった。

なぜか知らぬが(たぶん)上海雑伎団。雑伎団というと、中学生ぐらいの子どものグループもかなり以前から来てアトモスフェアー(っていうらしい、路上のパフォーマンス)をやってます。


用もなくパーク内をうろつき、夕食もUSJで済ませました。
夜の花火まで時間をつぶし帰宅。そこそこハードな1日になりました。




コウモリ、ウミガメ
9月17日(土)


懐中電灯2本立て。
昼は北摂のコウモリ、夜は和歌山のウミガメ。全然方角が違うんですが。
本日の走行距離400km。



コウモリ
北摂のコウモリです。いつも書いている、落盤のあった穴です。
沢の水はほとんど枯れているのに、穴の前と内部は水没していました。そんなに深くはなかったので調査は可能でした。
いつも通り、夏場のコウモリは飛ばれておしまいです。期待していたユビナガコウモリがいましたが、数は多くありませんでした。坑道が短くなって住みにくくなったのかなあ。
落盤部を確認しましたら、何もないところから土砂が吹き出したわけではなく、上に堀り上げられていたところが崩れたようでした。この場所に来るまでにも、同様に鉱脈に沿って上に掘られたところは何カ所かあります。いつか崩れるんでしょうかねえ。

キクガシラコウモリ ユビナガコウモリ


アカウミガメ
和歌山県のアカウミガメです。
十何年か前は、しょっちゅう産卵や子ガメの脱出を見に行ってました。だんだん上陸数が少なくなり、私自身も忙しくなり(?)遠ざかっていました。
昨年は1度だけ見に行き、はずれ。今年は見に行けず。
全然方角は違いますが両方懐中電灯で、コウモリの続きで行ってみました。
おかげさまで日頃のおこないのためでしょうか、海への帰還に立ち会うことが出来ました。非常に感激しました。
この広い海岸の、ほんの10分の出来事に遭遇できたなんて、とにかくうれしかったです。
この日の走行距離、400km。疲れもなく、元気に往復できました。

長くなったので別ページを立ち上げました。


あちこちに脱出後の調査で掘り返された穴と、殻があります。
ここは全滅した卵でしょうか?

いつもスケールを忘れます。ちょうどピンポン玉の大きさです。黄身は濃い。


あてもなく浜辺を何回もうろつきました。カニが歩き回り、カメと間違うこともしばしば。
札が多く残っているところでしばらくたむろしていると、全く突然、なんの前触れもなくこんな事に。

では、別ページをお楽しみ下さい。



野口健 講演会
9月11日(日)


一見すると小柄な、ふつうのお兄ちゃんです。
話はものすごい。ものすごいことをサラッと話します。

とても内容は一言では書けません。中途半端な理解で講演内容を説明するのも失礼ですし、ぜひこちらをご覧くださり、著作をお求めください。
昼からの講演会は昼寝、が定番ですが、眠る間もないあっという間の90分でした。

DVDを買いましょう。 本当に人と山が好きそう。




博物館友の会評議員会議
9月10日(土)


年に数回ある会議です。行事の報告や今後の予定などなどの話し合い。
深く考えないで、行事に申し込みなしで参加できそう、ちゅうようなノリで引き受けたけどいろいろ難しい。評議員の仕事というのが未だによくわかっていない。大昔は博物館の学芸員といっても数が少なすぎるので、ハイキング等の行事で講師役をお願いする在野の専門家を評議員として迎えていたらしい。私のような専門性を持たない評議員は数の上では少数。おそらく一般会員的な視点でもって会を改革する役目があるんかな、とも思うけど、現実的に年に数回の、何時間だけかの会議で改革ができるはずもありません。友の会行事も増える一方でそれをこなすだけで精一杯。合宿なども専門性が強くなると、どうしても学芸員主導で話が進みがち。実際、私に出来ることはほとんどありませんしねえ。

で、さらに何でかわからんけど会計担当役員というのにもなっています。自営業だからという理由だそうです。自分の病院の経理もさっぱりわかってないんですが。で、伝票のチェックも頼まれていて本日、何ヶ月分かの伝票にひたすらはんこを押しまくりました。指が筋肉痛です。
結構な額仕入れているけど不良在庫にならないのか、こういう商売というものがどういうもんかわからんので非常に心配。

会員数がここ2,3年で激減らしい。
2000人が1500人になってます。そういう時代かなあ、って営業努力もしないで世間のせいにしてしまう。努力しても浮動票が増えるだけで、翌年の継続がなければ元の木阿弥。実際、私に営業努力と会の改革が出来るかというととても無理ですわ。となると当たり障りのない例年通りの行事をこなすだけ。ますます私の存在価値がわからんなあ。

会議中、ピーピー鳴くたびにえさやりでした。




いたすけ古墳のタヌキ
9月8日(木)


新聞に載って有名になったところです。11頭いるらしい。
自転車で前に行くと一瞬はこちらを見ます。たぶん食事をくれるかどうか確かめてるんでしょう。もらえないとわかるとそのまま、また寝てしまいました。
ご存知のように堺には古墳が多く、壕に囲まれているので昔からタヌキが住み着いているそうです。仁徳陵に掃除に入った人が古井戸に落ちていたというタヌキを連れてきたことがありました。上野芝のそばの古墳でも近所の人が食事を与えていて、写真を見せてもらったことがあります。上野芝駅構内でつかまったというタヌキが警察から来たこともありました。

本来は秋に家族は分散するはずです。その時に交通事故に遭うケースが多く、博物館に来る轢死体は秋に若い子、というパターンが非常に多い(と思っているけど統計を取ったわけではありません)。

数年前からかなりの数がいるらしいので、食事が十分あたるので分散する必要がないのか、壕を渡っても住宅地のど真ん中で行くところがないのを知っているのか。たぶん顔の模様で個体識別できるでしょうから、研究対象にすればおもしろそうやと思うけど誰もやらないのかな。特殊すぎるのかなあ。

ほり込まれた食事を取りに泳ぐらしいですが、今日の見物人はエサももらえない私だけでしたので、ずっと寝てはりました。見えたのは4頭だけでした。

これは、よそ様からの借り物写真




USJの新パレード
9月7日(水)


USJのハロウィンパレードが8日から始まる予定で、7日は報道陣への公開とセインカミュ、sonaの二人がそろって登場する(明日以降は週末のみ、どちらかだけの出演らしい)との予告がHPにありました。台風が気になっていましたが幸か不幸か、かなりあっちゃにそれたのでありそうな感じでした。
手術の予定等もはずして密かに逃亡しようともくろんでいたのに、12時直前に心臓検査の予定が入りました。仕方なくよろこんで受け、レントゲンに心電図、超音波検査。勤務医の先生が優秀なのでめでたく、すぐに終わりました。

で、スタッフに内緒で、「ちょっと用事で出ます」、って急いでUSJへ。
平日のUSJはやっぱりヒマそうです。いつもは1時間以上待つアトラクションが20分ぐらいですね。私自身、平日に来ていると思うとなんだか悪いことをしているようでそわそわ、落ち着きません。

2時前に着いて待っているとパレードが始まりました。基本的には出演者の衣装は毎年ほぼ同じ。心なしか、人数が減ってるんかなあ。
肝心のセインカミュとsonaが出てきたのはいいけど、通りの反対側でちょっと遠い。しばらくして中央のステージ上へ。これは高すぎてちょっと見にくい。なんか歌ってたみたいやけどバックミュージックが大きすぎて何を歌ってるのか、あんまりわからんかった。とか何とか言ってるうちに30分のパレードも終了、今日は報道陣への公開と言うことで正面でなんだかんだしていたけど、真横からながめていてこれもよくわからず。

ということで、まあ、電車代だけでちょっと息抜きさせてもらって満足して帰りました。

帰るなりスタッフから「パレードはどうでした?」って聞かれました。「ものすごくうれしそうな顔をして出て行ったのですぐわかりました」って、完全に行動が読まれていますねえ、というより、行動がワンパターンなんですな。




ホネホネ団
9月4日(日)


マレーグマが入り、冷凍庫が狭くなってきたとかでその処理。
例によって例の如く、小学生も何人か来ていましたが今日はよく働いていました。おかげで驚異的に夕方に活動が終われました。普通は子供を帰してからも、延々と大人ホネホネ団に移行するのですが。
これまた例によって詳細はこちらをごらん下さい。




車屋まわり
9月3日(土)


自宅コンピューターの調子が悪く、ああでもない、こうでもないで結局分からず。
12時過ぎにアフターへ電話して修理に出そうと思ったら、あっちを押せとか、こっちを押して中身を見ろ、とかで30分ほどやりとり。要するに、故障じゃないのに使い方等が分からず、故障と思って修理依頼を出す人がすごく多いので、本当にこわれているのかどうか調べるんでしょう。で、結局やっぱりおかしいと言うことになって送ることになりました。ふーん、やっぱり機械というのはこわれるんだ。といっても、雰囲気的にはディスクがこわれているなどの重大な故障じゃなく簡単な事、みたいな言い方でした。

しいて用事もなかったので車の見積もりと試乗に。妻が主に乗っているセカンドカーが13年目で、いよいよ
ガタが来ました。車検を期に乗り換える話になってます。昔なら1家に2台なんて贅沢な話でしたが今は違いますねえ。下手をすると家族一人に1台の時代が来るのかも。

2台目ですし、近所の買い物が主なので、いわゆるコンパクトカーが選択肢。ホンダのフィットがお気に入りで先月に買う直前まで行きましたが、値引きがあまり無いのと、営業所の売り方がイマイチ性に合わなくって延期しました。その間、ノートとティーダにも興味が出てきて、試乗するとラジコンカーをくれるという折り込み広告に引かれて(ノートは数日前にも見積もりに行ってます)ニッサンへ行ってみました。ニッサンは親父も私もブルーバードに乗っていた時代もあり、たいへん好きなメーカーでした。

ノートに試乗してみると、乗りにくいことこの上もない。サイドブレーキを左足で操作するんですね。女性は手でサイドを引っ張っても力が足りない時があるので、足で操作するようにしているとか。解除も足で踏むようになってます。
ミッション時代が長かったので、今でも無意識に左足でフットレストを踏んでいる時があります。また、町中のわずかな信号待ちでも勝手に走るのが嫌で、ギアはニュートラルに戻してサイドを引っ張ってます。この車でそんなことをしていたら左足が忙しくて疲れます。つねに左足の上にサイドのステップがあって、それが気になって運転できません。うっかりするとクラッチのつもりでサイドを踏み込みそう。

本来、試乗させて車の良さをアピールし売り込むはずが、試乗によってあきらめがつきました。
試乗したのにラジコンはくれないし、試乗車はタバコ臭いし、これじゃニッサン、やっぱり売れませんで。

で、ついで本命のフィットに試乗。まあ、こんなものでしょうな。軽い車ですわ。
車検は10月末なんで、乗り換えるのもそれぎりぎりのつもり。最初からその話はしているのに、先月は、現車はこれ限り(やったらもっと値引くんとちゃうの?)と攻勢をかけてきてました。
今月は、決算月(そんなん、買う方は関係ない)とか、オプションが1台限り、とかですぐに買えという。
夜の電話とか訪問は一番嫌いやのに気にせず来ますなあ。まあ、それが仕事なんでしょうけど。

まあ、営業というのはいろんな客がいて難しいものです。