院長の週末                     
 

2001年 9−12
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等身大の昆虫写真   6月28日(火)
3本立てはつらい     6月25日(土)
魚の標本         6月16日(木)
USJ             6月12日(日)
オオサンショウウオ?   6月11日(土)
久しぶりのコウモリ    6月5日(日)
ホネホネ団         6月4日(土)
何にもない週末     5月25日、26日
オオタカの訓練      5月22日(日)
友の会評議員会議   5月14日(土)
高取城跡          5月15日(日)
USJ             5月14日(土)
ホネホネ団        5月8日(日)
オオサンショウウオ    5月8日(日)
ホネホネ団、新収蔵展  5月4日
引き続き、鳥の調査   5月3日(憲法記念日)
雨の中の鳥調査     5月1日(日)





等身大の昆虫写真
6月28日(火)


NPO大阪自然史センターの会計担当理事、ちゅうのを仰せつかっています。まえは寺島さんという商社を引退された方がおられ、その方にすべて任せていましたが高齢でお亡くなりになり、私しかいなくなってしまいました。伝票をチェックして判を押すようにずっと前から言われていてその仕事に出かけました。
というのは表向きの用事で、じつは等身大の昆虫写真という、人の大きさまでに拡大した昆虫写真の展示があるというのでそれを見に行ってきました。

この子を連れて行くのも用事の一つでした。 こんな子(シロマダラ)もいました。

まあ、迫力はありますねえ。特にゾウムシや毛虫の毛はおもしろい。
セミも甲虫もそれなりに。




3本立てはつらい
6月25日(土)


オオサンショウウオが高槻方面なので一度に用事を済ませようと、そちら方面のコウモリ2カ所に、オオサンショウウオの3本立て。
1時に病院を出発して帰ったのが12時30分。
やっぱりしんどいですなあ。


廃坑
いつも書いている、突然、途中で埋まった穴です。
空梅雨で沢の水は全くなく、坑道もカラカラでした。入るなりキクガシラコウモリが飛びました。この季節はキクガシラは捕獲困難です。
行き止まりのはずがコウモリが奥へ飛んでいきます。言ってみると、なんと埋まっていたところが開口しています。這えば通れそうですが、さすがに怖くてそれはしませんでした。上部に大きな空間がありました。そこから土砂が落ち込んだらしい。それにしても、なんで今度はまたまた隙間が出来たんでしょう?アライグマかハクビシンが掘ったんではなかろうか?
ユビナガコウモリに期待したけどいませんでした。キク、コキクがちらほら、でお終いでした。

いつもは水が流れています。 右の子はバンド付きですね。

わかります?わからんでしょね。上部に隙間があるんですが。

軍事施設

有名な軍事施設です。
鹿児島で中学生が死亡した事故があり、国は自治体に防空壕などの閉鎖を要請しています。コウモリの会は、閉鎖するにしてもコウモリに配慮してほしい、と言う事で、データを一生懸命集めています。ここは有名すぎていわゆる守る会みたいなものもあるので少しは安心です。何か対策、調査でもしているかと思い行ってみましたがなーんにも変わっていませんでした。
コキクガシラコウモリが何十頭と入る事があるのでそれを期待しましたが発見できず。

ここはほとんど埋まりかけ。中は広い。

オオサンショウウオ
前回、雨の直後に行って調査できなかった川です。ダム予定地。
水はきれいでしたが歩けど歩けど見つからず。アカネズミ(サイズの赤いネズミ)がすぐそばの草地を歩き、木に登っていきました。これが唯一の収穫かなあ。
オオサンショウウオが見つかれば測定で20分ほど休憩できます。見つからなければ延々と上流へ歩くだけです。結局、1km以上歩いたんではなかろうか?久しぶりの坊主でした。

カジカガエル。この子は今は病院に。 20cmのウシガエル。今は冷凍庫に・・・・。

タゴガエル。




魚の標本
6月16日(木)


コゲラとムクドリを放鳥しに長居公園へ。詳細はこちら

最後の、飛ぶ練習 使ったバンド。コウモリ用。

バックヤードで魚の学芸員が標本の整理をしていました。
とりあえずあちこちにほり込んでいた子を分類別に入れ直しているとか。
屋外で作業しているけど目がチカチカ。もちろんホルマリンで。そういえばホルマリンは発癌性を言われていたんだっけ?私は何も気にしないでドボドボ使っているなあ。
オオサンショウウオもいくつか、どういう訳かワニがいたりサケやシュモクザメも。いっぱいい名前を聞いたけどみんな忘れた。見ていると、とりあえず名前を聞きたくなるもんなあ。
博物館では、ウラでこういう地道な標本の整理作業を行っているのであります。

オオサンショウウオに、なんでワニ? 名前を聞いたけど忘れた。




USJ
6月12日(日)


鳥のエサやりが気になって長時間留守に出来ません。せっかく晴れましたが山のフィールドは見合わせて陸のフィールド、USJへ行ってきました。
といっても例によって例のごとく、ちらっとのぞいて食事して帰っただけです。

アフタースクールキッズという路上パフォーマンスがありました。
たぶん上海雑伎団?
あちこちでやってる歌よりもよっぽどおもしろい。

右の図、どうなっているかわかりますか?



オオサンショウウオ?
6月11日(土)


本日梅雨入り。朝から雨で、夕方からは晴れました。
中止の連絡がないので夜8時に集合場所へ。今日の調査地はダムの予定地です。前回もここでしたが博物館の会議で参加できず、私にとっては初めてのところ。前回は3つ見つかっています。

集合場所に看板、「何とか地区代替地」。坂道を上ってみると丘の上に豪邸が並んでいます。ダムの水没予定地の集落を移動させたようです。実は、このダムは凍結のうわさもあるところ。中止になったらどうするんだろう?もう、保証をもらって移動したのでこのままなのか、ダムが無くなったらまた元へ戻るのか。先祖伝来の土地をこんなくだらん事業で追い出され、一方では、いっぱい金をもらって豪邸を建てたんやなあ、と思われるのもイヤでしょうねえ。

で、川へ降りてみると濁流が渦を巻いています。雨は今は降ってないけど、朝からの雨で増水して全然下が見えません。歩こうにも深さがわからないし、だいいちサンショウウオがいても見えないでしょう。
支流の上流ならまだましか、と思い移動しましたがやっぱり同じ。岩がゴロゴロしててよけいに歩きにくい。
なんだかサバイバルしただけで早々に引き上げました。

ホタルがポツポツ飛んでいました。

これじゃ仕事にならん。 私はうれしい。




久しぶりのコウモリ
6月5日(日)


すごく久しぶりのような気がします。フィールドから1ヶ月ぐらい離れていたのではないでしょうか。
キクガシラコウモリの繁殖地、2カ所を見てきました。7月中旬が出産時期ですので、親が帰ってきているかどうかを確認に行きました。
最初の調査地は、入り口から20mほどのところで出産が行われる穴です。まっすぐの穴ですぐそこの感じ。反対側には100m以上の穴があるんですけどねえ。何でこちら側が好きなんでしょう?
入り口から奥をのぞいたとたん、いくつかのコウモリが飛びました。推定で3−40頭ほどいたので、おそらく妊娠個体が集まっているのでしょう。触診したいところですが、ディスターブが大きいので入りませんでした。
反対側の穴ではモモジロやコキクがよく見つかるんだけど、今日は不在。


もう1カ所もコウモリはいたけど数はそう多くない。ここでも起きるものが多く、途中で調査を中止しました。
推定では4−50頭程度で、あまり多くありません。これからもっと集まってくるのかなあ。今の性別の比を出せればいいんでしょうけど。
9割以上がバンド付き。越冬個体が100ほどいたので、半数が残っていると考えると計算が合う。バンドで個体識別しているんだからきっちりデータをとればいいんだけど今の時期、穴にはいるとすぐ飛ばれるし、番号を読むには捕獲が必要でいつも躊躇しています。




ホネホネ団
6月4日(土)


特に目玉はない、通常の活動でした。詳細はこちら。午前中にカマイルカ掘りがあったみたいですがもちろん参加できず。
バケツ入りのタヌキがいくつかありましたが、肉が多くて挫折。




何にもない週末
5月25日、26日


週末なのでこちらをチェックして下さる人もいるんでしょうか。
ごめんなさい、この週末はなーんにもありませんでした。

土曜日はこのバイクの入院。
ひと月に1,2回しか乗らなかったんですが、息子が免許を取り大学に通学し出しました。本格的に乗るなら整備を、と思っていた矢先に、オイルが切れているのに気が付かずエンジンを焼いてしまいました。初歩的ミス。
乗る頻度は少ないけど無ければ不便。かといって原付や125ccでは物足りない。
修理する方向で見積もり中です。


日曜日はこの子の子守。

なんでこんなに鳴くの?1日中口を開いてピーピー鳴いてます。
午後からは獣医師会の総会。全くつまらない会議で半日をつぶしてしまいました。
夜は恒例の宴会でしたが、自己負担が15000円と聞いてビビって欠席してしまいました。そんなお金、そんな宴会に突っ込む余裕なんてありません。何を食べても、次の日ウンコになれば同じでっせ。




オオタカの訓練
5月22日(日)


海津市に河童という猛禽類専門のショップがあります。諏訪流の鷹匠の方がオーナー、他にも鷹匠の方がおられます。
たまたま用事があり日本放鷹協会にメールすると、今日にここでバーベキューがある、遊びに来れば?ってお誘いを受け、興味があったので延々200kmを出かけてきました。

フクロウ類のケージ チョウゲンボウのヒナ、かわいい

12時から飲むわ食うわ、夕方まで食べっぱなし。おもしろい話もいろいろ聞かせて頂きました。
夕方にオオタカの訓練を見せて頂きました。

日本放鷹協会は諏訪流の流れをくむ鷹匠が何人か属しておられます。
日本の鷹狩りは基本的にオオタカの鷹狩りです。もちろん国産のオオタカは入手できませんので外国産の鷹を使います。日本のオオタカの飼育技術は世界でも群を抜いています。その技術を伝えられない国ってどうなっているんでしょう?しかも、もともと諏訪流は宮内庁の組織の一部です。伝統としての鷹狩りは絶対に残すべきだし、そのために国産の鷹を捕獲して飼育するのを許可するべきです。また、鷹狩りを法制化して狩猟の一部と認めるべきでしょう。
どこぞの「日本野鳥の会」なんたらがいらん事を言うてるんとちゃうやろか。

後ろは繁殖などの飼育小屋
中国産オオタカの、国内繁殖個体
タカは基本的に繋いで飼う

この子はハイタカ、でしたっけ?訓練中 この子も中国産オオタカの子供

ペットとしての鷲鷹と実猟を前提とした飼育は明らかに違います。また、伝統としての鷹狩りと、スポーツとしての鷹狩りも厳密に区別した方が良いと思われました。

伝統としての鷹狩りを国民に広く再認識したもらうのは良いけど、安易にかわいいから、かっこいいから(?)という面で一般にそれらの飼育が普及しだすと非常に問題ですねえ。ペットショップでも最近はフクロウ類がよく並んでいます。ハリーポッターの為でしょう。諸外国では飼育技術が非常に発達していて人工繁殖がさかんに行われるようになっています。人工繁殖物は輸入規制に引っかからない場合もあるようです。

売ってるペットショップですら飼育方法は無茶苦茶で、ボロボロの飛べない姿で売られているケースも多く見ます。非常に悲しいことですねえ。




友の会評議員会議
5月14日(土)


夕方から博物館友の会評議員会議。
昨年より会員数が200人も少ない、合宿の申込数が伸び悩み、とのこと。なんやら危機的とちゃうかなあ。




高取城跡
5月15日(日)


友の会月例ハイクに行ってきました。担当者によるとコサメギタキやサンショウクイがいるというのですが。
高取城から壺阪寺、ちゅうのは、名前は知っていたけど場所はさっぱり知りませんでした。近鉄吉野線の飛鳥の一つ向こう。結構遠かった。
例によって例のごとく、カエルを捕まえたりしながらちんたら歩きます。60人ほどいたらしく、かなり長い列になっていましたが、本日は一般参加で担当ではないので気楽に前へ行ったり寄り道したり。

山道に入ったところに大きな公園。地図には「水と緑の砂防モデル施設公園」となっています。要するに砂防提を作るついでに下部を公園として整備したらしい。親水公園とツツジ?芝生?おまけは吊り橋。
車で来れる訳では無し、こちら側からのハイキングコースはあまり使用されない、ボール遊びやバーベキューが出来るわけではなし、こんなところ誰も利用しないって断言できる。(お金をかけて作るなら駐車場と炊事場を作れというわけでもないですが。)
山を歩いていると何でこんなところにこんな物?って思う事は多いけどこれはベスト3に入るなあ。どうも、「無駄遣いのモデル」施設らしい。そうなると作った意味もある。

必要なのは砂防提だけ。


それから延々と植林の中の上り坂。しんどいだけでおもしろくない。と、山頂付近から突然城郭の石積みが現れます。帰って調べると南北朝時代の山城が始まりだとか。となると数百年経っているという事。うーん、作ったのも、残っているのも、たいしたもんです。これも資料によると以降、いろんな使われ方をしつつ明治の始まりにも天守閣はあったとか。なんで最終的に壊したんだろう?もっとも、車で上れるようにしてコンクリートの天守閣を再建しないだけましというべきか。

で、山頂付近で「コサメビタキの鳴き声」などの解説はもらったけど実物は見られず、リスを見た人もいたらしいが私は見ず、シマヘビが2匹で日光浴している、って聞いてすぐに行ったけど、見るなり逃げられ捕獲できず、等々なんだか消化不良が続きました。外で食べる弁当だけは久しぶりでおいしく満足。

イワツバメは橋の下が好き。 りっぱな門、りっぱな医者(?)




USJ
5月14日(土)


忙しかった1週間が終わり今日は久しぶりのUSJ。パレードを見たかったけど時間が間に合わず。別の、見たかったアトラクションもわずかに遅れて残念無念、なんだかちょっと消化不良でした。
といいながらいくつかのアトラクションを回り、食事して花火を見て帰りました。




ホネホネ団
5月8日(日)


詳しくはこちら。といっても、あまり目玉はなし。



オオサンショウウオ
5月8日(日)


昨日、新しい調査地へ行くつもりが雨で流れ、急遽本日、別の調査地が入りました。ホネホネ団を子供の部で切り上げて出かけました。
川に降りるなり1頭発見。こういうときはラッキーというのか、アンラッキーなのか、結局それから延々と歩くも見つからず、調査終了地点間際でもう1頭発見、この2頭で調査終了。
帰りに道路を歩いていたら向こうからイタチがとことこ歩いてきて私たちの顔を見るなりUターン。これはかわいかった。

カジカガエル ドンコ




ホネホネ団、新収蔵展
5月4日


ホネホネ団の活動日。詳細はこちら
それにあわせて新収蔵展を見てきました。新たに博物館に寄贈、収集された標本を展示するものです。
今年の目玉は頭骨標本と大阪の昔の昆虫標本。
頭骨の標本は宝塚動植物公園からの寄贈。詳細はこちら、あるいは館の紹介ページはこちら
もう1点は個人のまとまった昆虫標本。博物館の紹介ページはこちら。何でも取っておかないと証拠になりませんねえ。それに、虫に食われることもなく、何十年も個人で管理するのはたいへんです。

大阪産のタガメ、ゲンゴロウ!


で、ほねほね団の方は、今日は月に1回の誕生日会と言うことで、いつも以上に子供の数が多い。まじめに皮をむいたり骨を洗っている子もいれば、お菓子を食べて携帯で遊んでる子も多い。大人や高校生は本来の活動とともに、子守りもやらされているような気がします。確かに、子供に動物の解剖や骨を見せることはええ事だと思うけど、その根底には命があるということをしっかり教育しないとあかんのでは?どうも、子供の、動物の死体に対する扱いがおもちゃを扱うのと同じ感覚なのが気になります。さらに今日はみんなでこのハクビシンを食べるらしい。食の原点は自給自足。狩猟民族なら当たり前のことなんでしょうけど、どうもひっかかりがあるなあ。
大人が自己責任で食べるのはええけど、こういうノリで子供にまで食べさせるのは危険が多いと思うなあ。

animi(ちゃん)methodともいうべきか、裏返して筒状に指を抜く高等技術。

今頃はみんなのお腹の中・・・・




引き続き、鳥の調査
5月3日(憲法記念日)


いつもの事ながら病院でちらっと仕事をしてから、奈良の池数個を調査に行きました。

ゴールデンウィークであちこち渋滞です。大阪を抜けるのにかなり時間がかかり、それだけでもイヤになりました。最初に行った池は、くろんど池自然公園と言うところにある大きな池。行ってみると手こぎボートとハクチョウの足こぎボートでいっぱい。どこが自然公園?車はあふれて路上駐車でいっぱい。「バーベキューは有料です」、の看板があちこちに。いっそのこと遊園地に名前を変えたら?。
で、鳥?いました!アヒルが4羽。アホらしくて写真を撮る気にもなりませんでした。

ついで白川溜池と言うところ。ただの溜池にも見えますが、調べると治水目的のダムらしい。ヨシガモがいっぱいいて何とか調査らしい雰囲気になりほっと一息。オオバンやカワウ、カイツブリもいたけど繁殖は確認できず。残念。

スコープにくっつけて撮影


ついで2,3の池、ダムを回りましたが、これといった鳥も見つからず寂しい限りでした。
最後に行ったのが長谷寺上流の初瀬ダムと言うところ。ここでは前にヤマセミを確認しています。今日のハイライトに、最後に行ったのに残念ながら声も姿もない。いるのはカルガモだけ。未練がましく、しばらくボーとながめていたけど出てきませんでした。

今回も、あんまり鳥がいないことの確認だけに行ったみたい。遠い割に中身が少ない調査やなあ。

前はダムの通路の下をイワツバメが
出入りしていたけど、今日は見ず。




雨の中の鳥調査
5月1日(日)


大和川水系の池を調べようという行事があります。主要な目的は繁殖調査ですが、もちろん生息情報も必要です。
いくつか調査地を押しつけられおり、天気予報は悪かったけど小雨なら許してもらえるので(大雨なら参考記録的な扱い)仕事をいくつかこなしてから出かけました。
生駒山麓公園というのがあります。生駒市がやっているらしく、プールやキャンプ場などもあり、駅から無料バスが運行されています。車を息子に貸していて、ここなら車なしで行けるし、あまり歩かなくって大丈夫そう。

で、現地に着くなり、予報通り雨が降ってきました。まあ、こんなもんでしょう。池には釣り客がポツポツいるだけで生き物の気配はまるでありません。護岸がすべてコンクリートだからかなあ。カイツブリもいない池ってあんまり考えたことがないなあ。

時間もまだまだあるし、地図ではすぐ南側に大きな池があるのでそちらも行ってみることにしました。地図を片手に歩けど歩けど何にもありません。直線距離で2,300m、道がグルっと回っているので時間がかかるにしてもちょっとおかしい。きっと開発かなんかで道がなくなったんだろうと思い、戻ってじっくり考えると全く逆。いつもの事ながら、我ながらイヤになる。いつもみごとに逆に歩くなあ。最初に考えた方はたいてい間違いだから、そっちと違う方へ歩くと見事にそれがまた逆、要するに最初が合ってる。そのつもりで今度はそっちに歩くとやっぱり逆だったり。
結局行ってみるとやっぱりすぐそこ、でした。で、山中の良い池でしたが鳥は全くおらず。まあ、いないと言うことは立派な成果です。


雨の中、双眼鏡に傘に記録用紙で手一杯、写真は撮りませんでした。
生駒の駅のケーブルカーでもどうぞ。