院長の週末                     
 

2001年 9−12
2002年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2003年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2004年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2005年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12



プレミアパーティー     12月31日(金)
数年ぶりのパチンコ    12月31日(金)
富士サファリパーク     12月26日(日)
ほねほね団         12月23日(天皇誕生日)
昆陽池のカワウ       12月18日(土)
USJ 広告掲載        12月16日
なんだかんだの土曜日   12月11日(土)
鷲鷹類リハビリ講習会   12月5日(日)
大和川            11月28日(日)
カワウ調査          11月27日(土)
カモメ観察会         11月23日
梅小路蒸気機関車館   11月21日(日)
国立民族学博物館     11月21日(日)
60000アクセス
      11月17日(水)
ぶらっと新家         11月14日(日)
やっとUSJ          11月13日(土)
レンカクの続き        11月10日(水)
大和川を歩く その4    11月7日(日)
豪華4本立て        11月6日(土)
天保山とUSJ        11月3日(文化の日)
ホネホネ団         11月3日(文化の日)



プレミアパーティー
12月31日(金)



ご想像の通り、年越しはUSJへ行ってきました。

夜は風雨、と前日の天気予報でしたが、予想より早く低気圧が通過したのか、幸い夜中は雨は降りませんでした。が、とにかく風の強い寒い夜でした。おかげで上記HPにあったパイロ(要するに花火、らしい)が中止されてしまい、気の抜けた新年になりました。入り口でシャボン玉を配っていて年越しの時にみんなで吹くという企画も、寒くてポケットに手を突っ込んでいたり風が強すぎて全く盛り上がらず。
結局、寒い中人混みをうろついて食事をしただけのような気がします。あちこちで夜店のような出店もありましたが、わざわざUSJまで行ってすることでもないし、さすがに人が多くてアトラクションは深夜といえども数十分待ちになっている、事前の情報では3−5時あたりが人が減ってねらい目、とは言うけど、そこまでの元気はなく、1時過ぎに帰ってきました。

どこも人だらけ。 わかる人しかわからない。

紙吹雪だけに終わってしまった。




数年ぶりのパチンコ
12月31日(金)


息子(大学生)が下宿先より帰って来、午後からヒマなのでパチンコ屋へ連れて行ってもらいました。
10年以上前は時々行ってましたが、フィーバー台(って今は言わないんでしょうねえ)になってから投資金額が大きいし、だいいち遊び方がさっぱりわからないので行ったことがありませんでした。私が大学生だった頃はまだ手打ちのパチンコ台と電動とが混在していました、って、息子の世代に言ってもわからんでしょうねえ。

軍資金も私の時代は2千円もあればしばらく時間がつぶせましたが、今は千円でも2,3分(以内)ですね。大学生でさえ5千円とか1万円とかいう金額が出てくるので驚きます。
で、結果ですが、妻と息子、計3人で2件回り、投資金額が1万円ちょっとで回収金額が8万円弱。時間にして3時間半ほど。といっても、ほとんどは息子の手柄。

あんなに劣悪な環境が世の中に存在するのがまず驚き。隣りどおしでも声が聞こえないほどうるさい。さらにタバコの煙の充満。

結果的には予想に反してすごくもうけたわけですが、逆に数万円という金額があんなに簡単な労働でもって手に入るのがおそろしい。むろん、トータルすれば、平均的な客では投資額の方がずっと多いんでしょうし、もうけた話はいつまでも覚えていて損したことは忘れてしまうんでしょうが。




富士サファリパーク
12月26日(日)


青春18切符が余っている、との話が友人からあり旅行を計画しました。またまたサファリパークで今回は富士。
土曜の午後からでも十分行けそうで、いろいろネットで調べていると富士山の周りには溶岩関係の洞穴が数知れずあるんですねえ。とはいえ、樹海の真ん中にあるものや縦穴もあり、私の手には負えそうにありません。サファリパーク付近の観光洞で気分を味わうだけになりそうです。
ということで、結果的には穴とサファリという、秋吉台と同じパターンになってしまいました。
詳細はまたまた別ページを作りますのでしばらくお待ち下さい。




ほねほね団
12月23日(天皇誕生日)


今日はクリスマスで大物2連発。
マイルカの骨拾いとゴマちゃんの解体。




昆陽池のカワウ
12月18日(土)


鳥の会のカワウ調査のお手伝いです。おそらく大阪近郊最大のコロニーです。
昆陽池といってもわからない人も多いでしょう。伊丹空港から飛び立った時、眼下に見える日本列島型の島がある池、といったらわかります?余計にわからない?
要するに伊丹市にある大きな池で、昔は池の中央の島にサギ山が出来ていました。何年か前からカワウが住み着くようになり、その数1000だか2000だか。糞で木が枯れてしまい、枯れ木に黒々とウが止まっているような感じです。サギもかなり影響を受けて営巣が減っているようです。

例年ならいつ行ってもごま塩みたいに枯れた木に点々とウがいるのに、3時頃に行ってみるとあまり姿が見えません。中央の島の北海道部分を工事しており、重機と人が入るのでそれを嫌って寄りついてないとか。これならカウントも楽そう、と思ったのに、日が暮れてくるに連れてあちこちから編隊飛行でウが集まってきました。結局は日暮れ後は1000を超えるコロニーになっていました。

伊丹市民はやさしいのか、逆に無関心なのか、カワウに住み着かれると追い出しにかかる自治体が多い中、ここのコロニーは安泰だそうです。ただ、極端な増え過ぎも困るので2,3年前から繁殖期に有精卵を偽卵と交換する実験はおこなっているようです。ただ、今年は島の工事もあって営巣数が減っている上に、人を嫌って巣を空けた時にカラスに卵を盗まれるケースが多くて繁殖数が減った、との話も聞きました。

見にくいですね。パラパラとカワウ。 こんな感じ。最大では100羽で帰ってきました。

給餌を待つ。 コクガン(天然記念物)もドバトと同じ。

輪になるハシビロと知らん顔のキンクロ。 これも名物のヌートリア。




USJ 広告掲載
12月16日


アフィリエイトなる広告を表紙に掲載しました。ここを通じてどなたかがチケットを購入すると、購入金額の3%がこちらにバックされるそうです。品がない、との指摘でもあれば考え直しますが、いつも言うようにこのHPはコウモリとUSJだけですので、まあいいでしょう。行かれる方はぜひこちらから。お申し出下されば1.5%をバックのバックしますよ。

いま、USJでは格安年間パスを販売しています。通常23900円が16900円、しかもネット購入なら2000円の金券バック、したがって実質14900円。

以前にも書きましたが、USJのパス販売は行き当たりばったりの思いつき価格です。
開園当初はなんと45000円。
いろいろ不祥事が続き入園者数が伸び悩み、最初の思いつきが6900円のフレンドパス。その年の年末まで有効のパスでした。これが大当たりしたのは良かったけど入園だけしてお金を落とさない人が激増、いわゆる客単価は激減し、通常パスを購入していたUSJファンからは質の悪い客、といわれ続けていました。

そのフレンドパスが期限を迎えた2003年12月に1月以降は23900円、今なら16900円、という宣伝で継続を煽りました。もちろん私もそれに乗っかった一人です。
12月にはその期限が切れるので私自身、23900円なら(夫婦で5万円弱だし)どうするか考えていたけど、USJもそれをおそれて、11月になって期間限定(明らかにフレンドパスからの客のつなぎ止め)で上記のパスを販売しだしたのです。
どうもやることなす事、いきあたりばったり。

期限いっぱいで継続する人がパークにあふれるのをおそれたのか、(実際、フレンドパス発売最終日や1年前の買い換え可能最終日は大混雑)ネットで購入したら実質2000円引きを実施したらそちらに流れる人がいっぱいいて処理が追いつきません。2週間で送るというのに4週間かかりました。その間、問い合わせても電話はつながらず、つながったと思ったらなんと留守番電話。もちろん伝言を入れても返事なし。役所よりひどいなあ。

やっと手元に家族全員のパスが来たと思ったら今度は2枚目のパスが。結局4人家族に7枚のパス。
怒るのを通り越して、あきれかえる会社です、USJって。それでもせっせと通う私は何なんでしょう?




なんだかんだの土曜日
12月11日(土)


久しぶりに予定の詰まった土曜日でした。
ほねほね団もあるし鳥の調査も必要、夜はオオサンショウウオの予定。早朝からカレンダーの行事予定を眺めつつ、仕事の準備をしていると9時前に梅干しの種の犬が来ました。
どういう訳かここ1ヶ月ほど、異物摂取の犬が続いています。靴下、トウモロコシ、梅干し、ゴムボール、梅干し・・・・。
おかげで普段は手術しない曜日ですが午後から緊急の手術となり、さらに忙しい土曜日になってしまいました。

手術後、状態が落ち着いたのを確認してから博物館でほねほね団。タヌキの解剖の指導と骨格標本の組み立ての指導、というと聞こえがいい、ただの野次馬で団員の仕事に口出ししていただけでした。

夕方に病院へ戻り、手術した子を退院させ、カワウの調査はさすがに断念し、次は久しぶりのオオサンショウウオへ。
今年の重点調査地の観光地です。さすがに山は寒いですが風もなく、重装備で行ったので寒さはあまり感じず。予定どおり数頭を見つけて測定しました。

いつも同じような写真。 ここにかわいい目。

この子は尾が切れて分裂?尾が2本?




鷲鷹類リハビリ講習会
12月5日(日)


表題の講習会が東京であるということで行ってみました。内容については割愛します。とりあえずビデオには収めてきました。
申し込みは1ヶ月ほど前にしています。勤務医のK先生が、早く買えば飛行機が特割で新幹線よりずっと安い、と教えてくれ、ネットで予約してくれました。約1万円で行けるんですねえ。ついでに講習会の会場や羽田からの交通もしっかり調べて準備万端、5日の早朝に関空に行くと・・・・・。

”羽田が強風で飛行機が飛ぶ見通しが立たない”、との話。目が点というか、頭が真っ白。飛行再開まで待つか、新幹線に変更するか。かなり早い飛行機を予約した上に、さらに1時間以上前に空港へ着いたので新幹線に今から変更しても遅刻は少しですみそうだったし、通常キャンセルは効かないのに飛行機代を全額返してくれるというのですぐに新大阪に行きました。

なんだかんだで ”のぞみ” に乗ることになりました。恥ずかしながら新幹線はまだ数えるほどしか乗っていません。たぶん片手で足りる?。もちろん ”のぞみ” は初めて。早いもんですなあ。こないだの普通電車乗り放題で鈍行の旅に目覚め、密かに青春18切符も計画しているけど、これだけ早いと決心がぐらつきます。


スタッフみんなが心配していた迷子にもならず、結構早く会場(井の頭自然文化園)に到着し講習会を聞くことが出来ました。
昼休みは食事もせず園内を散歩。リスの小道がおもしろかった。和鳥を精力的に展示飼育しているみたいですが、これだけ緑も多いと天然物もいっぱいいるようです。野外からもたくさんの鳥の声が聞こえていました。
講習会の内容についてはそのうちに。


帰りはこれまたすごく遅い飛行機を予約していました。東京で2時間以上道に迷っても大丈夫なように。
東京駅で途中下車して駅付近を見物しました。皇居から東京駅まで、まっすぐの広い道が天皇陛下専用に用意されてているんですね。東京駅の正面には天皇専用のゲートがあります。駅周辺は人もまばら。派手な看板や店も全くない。なんだか、変な感じ。東京駅周辺は一番東京らしくないんでしょうか?。少なくとも、夜に観光してもつまらないところでした。

お上りさんは何でもめずらしい。

山手線は座席に棒。 表示は液晶画面。


ということでなんだかんだで時間をつぶして羽田空港へ。
JALの窓口付近へ行ってみるとものすごい人。さすが東京の玄関口、空港にもこんな時間にこれだけ人が集まるんやなあ、と思っていたら大違い。表示を見ると欠航や受付中止の文字が並んでいて、窓口には長蛇の列、あちこちで携帯電話をかけている人、座り込んでいる団体、さらには救急車に、怒鳴り声。朝の強風による欠航が尾を引いているのか、飛行機の機体繰りがつかないのか、空港自体がパンクしてるみたいでした。またまた頭が真っ白になりかけたけど、私の関空便だけは驚異的に時間どおり飛ぶらしい。最後だけは神様も素直にほほえんでくれたようです。

主目的はこちらです。上記記載分はおまけですのでお間違いなく。たいへん勉強になりました。




大和川
11月28日(日)

”大和川を歩く” シリーズの最終回です。八尾から河口まで、約14km。
私が博物館の大和川行事に参加しようとすると前日に何かが起こります。前回は前日、草むらから頭蓋骨が出てきたようです。今日は河原に軽飛行機。
どこからどう飛んできたのかわかりませんが、高圧線まで切断してよく死ななかったことです。


一応、冬の川の行事なのでカモに注意して歩いていましたが、見るのはヒドリガモがほとんどでマガモ、カルガモ、コガモとオカヨシガモが少々、というところです。
チョウゲンボウがホバリングしながら目の前を飛んでくれたのはおもしろかった。けど、全般的にこれといった鳥も見られず、淡々と歩いていただけでした。

魚ではアユが投網にかかりました。いわゆる落ち鮎、というやつです。天然物か養殖物かが微妙なところです。大和川付け替え300年で稚魚を放流したらしいです。それが生き残って大きくなった可能性もあるとか。もちろん生き残ることは良いことですが、天然アユといっても大和川産なら誰も買いませんよ。

大和川産のアユ こっちはカムルチー(外来魚)


ということで。最後は数百頭のカワウのねぐら(鉄塔)を眺めつつ、カモメの移動を観察し、14kmの行事もなんとか無事に終了しました。


休日の締めくくりはUSJ




カワウ調査
11月27日(土)


鳥の会でカワウのねぐら調査をしています。印象的に、かなりカワウの個体数は増えています。フンで木が枯れたりサギを追い出しているのであちこちで嫌われていますね。”増えてる感じ”、ではなく、きっちりしたデータを集める必要があるので、調査を分担し、継続して行なっています。
で、今日は石津川河口に。

ここは海に突き出した突堤からの観察です。とにかく寒い。マニュアルでは日没までの1時間、いなくてはなりません。早く飛んでいって欲しいなあ、と思いながらカワウやカモメをながめています。動きがあれば記録。

ここはシーバスが釣れるので、よく釣り人と会います。今日は中学生らしき4人組。自転車で来るなり、みんなで一服。こっちをチラチラ見ながら、全然さまになっていない吸い方。・・・・・・こんな時代なんですねえ。
海にほりこまれたら怖いので、注意も何も出来ないおじさんでした。

デジカメを忘れました。 使い回しの写真です。 日本の鵜飼いはウミウで、中国はカワウ。




カモメ観察会
11月23日(勤労感謝の日)


ふと気になって、なんでこの日に勤労に感謝するのかと思ったら、新嘗祭(にいなめさい)なんですね。やっぱり天皇がらみの祭日か。なんでわざわざこじつけで、別の名前を持ってくるんでしょう?まあ、休日というのは、それなりにうれしいものでもあるんですけど。

ということで、今日は鳥の会のカモメ観察会が男里川(大阪府南部)でありました。カモメが何時にどこへ寝に行くのかの調査です。
カモメは昼間、河口付近でたむろし、夜は海の上で寝るらしいです。2,3年前に岸和田で観察していると南部からカモメの団体がいったん貯木場に集まって、それから海に向かう様子が観察されました。ひょっとするとここのカモメも日没前後に岸和田方向に向かうかと期待していたのですが。

日没になってもテトラポットの上にいる鳥は動きません。パラパラと沖に向かって飛び立ちますがあまり遠くないところに浮かんでいます。もっとダイナミックに団体で鳥柱を作りながら沖へ飛んでいくと思っていました。快晴で風もほとんどなかったけど、ただぼーっと眺めているのは寒いもんです。かなり暗くなるまで海上をスコープで観察していました。
まあ、おおむね北側に飛んでいったみたいで、おおまかな移動はわかったので良しとしましょう。

鳥の会で、他の河口のカモメがどこへ飛んでいくか調査することが計画されています。カワウのねぐら調査と同じで日没前後に寒空でひたすら移動を待つ必要があります。あんまり、やりたくないなあ。

気まぐれに時々飛び立つのでややこしい。 見てのとおり、夕日です。




梅小路蒸気機関車館
11月21日(日)


公式HPはこちら。)
ここも前から行きたかったところ。なかなかきっかけがなくって行きそびれていました。蒸気機関車を動態保存しているので有名です。
蒸気機関車はかすかに記憶があります。祖父が法隆寺に住んでいて、関西線で時々見かけたように思います。貨車でも引っ張っていたのかなあ。

公園などに展示、というより放置されたものとは違って一部は動態保存されているものですし、一部は動かないとはいえ、管理がいいのでとてもきれいというか、生きている感じがします。
蒸気でシリンダーを動かして車輪を回す、という事らしいけど詳しい構造はさっぱり理解できませんでした。なんやら、とてつもなく複雑なような気もして、これを一人で動かすのは魅力的ですね。
また、回転台があるので、毎日機関車の入れ替えを見せてくれるのかと思ったら、動かすのはデモンストレーション用の1台だけみたいでした。200円で乗れるというので乗ってみたら、5-600mをバックしてもう一度戻るだけ。まあ、本格的に走らせるコースもないし、そうなると200円では無理でしょうねえ。また、準備に数時間(ボイラーを温めたりなどなど)かかるとなると、複数の機関車を動かすのも無理なようです。

昔はトンネルや風向きで煙が客車に流れ込んだりして、言葉の通り煙たがられていたんでしょう。場内のすすけた建物や石炭のにおい、タマだからいいでしょうけど、沿線で毎日煙を吸わされると文句も出たでしょうねえ。
石炭というと、私が大学へ入った時はまだ教室に石炭ストーブがあって、石炭とスコップが教室にありました。今の後輩に話しても信じてもらえないだろうなあ。



国立民族学博物館
11月21日(日)


(公式HPは こちら
ここも前記と同じく、気にはなっていたけど行ったことがありませんでした。今日は2000円で指定区間乗り降り自由という切符でしたので、京都からの帰りに途中下車しました。
アラビアンナイト大博覧会という特別展示も無料でした。太っ腹ですねえ。(よそは常設展だけ無料というところが多い。)
展示が膨大すぎて、とてもとても消化できません。じっくり見れば数日はかかりそうです。見るだけで疲れて後半のほとんどは素通りしてしまいました。とにかくまあ、よく集めたもんです。収蔵庫には展示点数の何倍もの資料がまだまだ寝ているんでしょう。とにかく、何でも集めるという意欲がヒシヒシと感じられました。

弁当箱みたいな箱を首からぶら下げている人がいっぱいいます。入り口でその携帯端末を借りると、各コーナーで解説を画像と音で案内してくれるらしい。仕組みがよくわからず、私は借りられませんでした。やっぱり機械を見ると逃げる世代です。

とにかく展示に圧倒されてデジカメであちこち、いっぱい撮影しましたが何を撮ったのか、後で見てもほとんどわからない。気が向けばまた別のページでも立ち上げますが、解説できないので例のごとくの写真の羅列だけになりそうです。

万博跡地も、30年近く経つと鬱蒼とした森になっています。ここも今は探鳥地としても有名です。
(そういえば以前ここで探鳥会をした時、各パピリオン跡に記念に埋め込まれている ”何とか館跡” のプレートを見つつ、”懐かしいなあ”、って近くの人と話をしていました。その時となりにいたお姉ちゃんが ”私、まだ生まれてないワー”、って、一瞬ムカッ、? )



締めくくりはUSJ
11月21日(日)


USJは、この頃テレビCMも多いですね。その成果なのか、すごい人でした。




関西文化の日
11月20日(日)


という行事(?)で関西一円の文化施設171ヶ所が無料開放されています。ほとんどが20,21日の2日間。
実は今日、明日は小動物臨床研究会という、全国規模で臨床獣医師が集まる研究会がある日。何百人という獣医師が全国から大阪に集まり、研究会や講演会で勉強しています。
私も若い頃は毎年行ってましたが、この頃はK先生に任せてさぼり気味。毎年が2年に1回になり、オリンピックごとになり・・・・。同業者でこのHPを見ている人もいるらしい。多少後ろめたさも感じますが、たまの週末、仕事を忘れさせて下さいませ。(たまではなく毎週という噂もあるけど。)

今日はまず
大阪城天守閣
先月に獣医師会の行事で近くまで行ったけど、有料というので断念しました。エレベーターが混んでおり徒歩で8階まで。まあ、ちょっとした運動になりました。天守閣でしばし周辺とビル街を見学。ここは探鳥会でも有名です。こうやってみると思った以上に緑が多く、確かにこれだけ広いといろんな鳥も来るやろうと納得できました。

内部は完全に現代の建物です。忍者屋敷とお殿様を期待していたら全然違いました。大坂夏の陣、って言葉はよく聞くけど、その意味がおぼろげにわかってくると共に、当方、あの時代についての知識を全く持っていないことがわかりました。
簡単に言うと大阪が徳川家に負けた戦い?大阪人としてもっと学校で教えるべきではないかなあ?本当は勉強したのかな。

階段は8階、となっていました。 こうやって見るとすごく広い敷地。

大坂夏の陣の屏風絵。解説のビデオはすごくおもしろかった。ウォーリーを探せ、ってこれのパクリ?


ついで弁天町の
交通科学博物館へ。
おそらく子供の時に1回ぐらいは来たかな。環状線に乗るたびに、さらには最近ではUSJへ行くたびにそばを通るので行きたく思っていました。

当方、理科系とはいえ生き物ばっかり相手にしているので、こういう機械モノには一種のあこがれのようなものがあります。ここはさすがに動く展示が多くて、子供に返ってボタンばっかり押していました。実物展示が多いのでそれも迫力ですし、精密な模型はそれはそれで興味があるものばっかりでした。

駅弁を売っているというので期待したけど時間が遅かったからか、売り切れ、しかも神戸駅のなんとかいうのしかないようでした。今日ならいくらでも売れそうな気がするけどなあ。

リニアモーターカー。 この型の特急はまだ現役、でしたっけ?




60000アクセス
11月17日(水)


あまり、いわゆる業界用語みたいなものは使いたくないのですが、60000人目を自爆(でしたよね、)しました。
8月2日に50000ということになっているのでどんぶり計算では1日100人、あるいは誰かか1日100回クリックしているのか。

保存の仕方がわからず、デジカメで撮影。

いつも書いているように、最近は日記代わりに自分のために書いているようなもので、手帳をひっくり返すより(という以前に、最近は手帳もつけていない)自分のHPでいつどこへ行ったか確認し、コウモリの予定などを立てています。
アクセス数が増えるたびに誰がなんの目的で(?)見ているのかなあと思ってしまいます。数人の愛読者は把握しているけど何百人という数字は信じられませんねえ。

博物館行事でいつも会う方も「先生のHP、いつも見てまっせ。月曜には必ず繋いでるんですわ。」って、そんなに熱心にみんとって下さい。コウモリとUSJの繰り返しだけですから。


先日、20年ぶりに大学の友人から電話。
「岩手のSです。ご無沙汰。探偵ナイトスクープも見たし、HPもずっと見てるでえ。」って。
いやー、懐かしかったです。その後もしばし、大学時代の思い出が走馬燈のように・・・・・・。こんな感じで昔の知り合いも見てくれているんだろうか?恥ずかしいというか、恐ろしいというか。

で、電話の内容は下記の鳥についての質問でした。
もちろん、HPに野鳥のことをいろいろ書いているので突然でしたが20年ぶりに電話をくれたのでしょう。これもHPのおかげですね。(その前に、どうやって、いつ私のHPにたどり着いたのかは聞きそびれました。)

コミミズクらしい。かわいいなあ。また経過を教えて下さいね、S先生。



・タヌキ更新しました。
といっても、画像4枚掲載しただけです。



ちょっと、ぶらっと2
11月14日(日)




ちょっと、ぶらっと
11月14日(日)


特に予定もないのでハイキングのネタ探しに、「JR 駅からはじまるハイキングMAP」に掲載されていた、和泉砂川から新家というコースを歩いてみました。池が多くて冬鳥の観察会が出来るかと思いました。

今はやりの熊野古道がこんな所も通っているんですね。それなりの雰囲気の残った狭い道が続きます。最初の池でカワウの小コロニー発見。またまた博物館に報告せねばなりません。といっても、15羽ほどなので継続調査するのかどうか。担当にならぬように祈っています。

ジョウビタキ、ビンズイ、アオジ、カモ類などの冬鳥が多数観察でき、それなりに楽しめました。
林昌寺という寺があります。すごくきれいな庭園がありました。さらに仏足石なるものが。解説によると、全国でも100ぐらいしかない、仏さんの足跡、ということです。いわば足跡化石??すごく大きな足跡なので、仏さんは大男だったのでしょうか?


例によって例の如く地図がありながら道に迷いつつ次の池へ。ここはイソシギ、コチドリなどのシギチや各種カモ類、サギ類、おまけにアヒルが多数という、これまたいい感じの池でした。隣にはキンクロハジロにマガモ多数、ホシハジロ、カワセミなど、ここもおもしろそうな池でした。
一番期待してた、一番大きな1000年以上の歴史があるといわれる海営宮池なる池は、干されていて鳥が全くいませんでした。これは期待はずれ。

これでも、いっぱい鳥がいました。 長慶寺、という寺。りっぱな寺でした。


白鳳時代の海会寺跡というのと、それに関する展示施設、古代史博物館というのに寄り、発掘の様子や瓦などの遺物を見て帰りました。
ちょっと歩くつもりが寄り道、迷い道で10km近いハイキングになったみたい。疲れた。

博物館の展示物。ほとんどが重要文化財。 現在ここは一岡神社。世界平和の万国旗?




やっとUSJ
11月13日(土)


先週から夜の花火が、「クリスマスタイム・マジック」なるクリスマスバージョンになっています。やっと(といってもはじまってまだ1週間ですね)時間が出来て見に行きました。
8時から始まるそれだけを目的に、7時過ぎに行ったのに周辺の駐車場は満車。やっぱりみんな考えることは一緒かなあ。パーク内もすごい人。ポップコーン一つ買うもの長い列が出来ています。この列を見て買う気をなくす人も多いでしょうし、なんでもう少し要領よく売れないのかなあ、といつも思っています。
”花火” のほうは昨年と同じようでした。が、やっぱりこの音楽を聴くと浮かれますねえ。いかにも年末(もう?)という気分にさせられます。




レンカクの続き
11月10日(水)


ヒドリガモを大泉緑地というところへ放しに行きました。ここは例のレンカク騒ぎの池のすぐ横で、こちらへ移動したといううわさを聞いていたので、放鳥ついでに見てきました。
例によって例のごとくカメラの砲列がすぐに見つかり、その先を見るとレンカクがひょこひょこ歩いていました。
本来は暖かいところの鳥。大阪の冬を乗り切れるんでしょうか?

前に釣りの人たち、後に砲列。 公園の楽しみ方は人それぞれ。




大和川を歩く その4、らしい
11月7日(日)


博物館の大和川調査の一環として最上流部から河口までを5分割して歩く行事があり、本日は4回目。私自身は初めての参加でした。今日は奈良の三郷という駅から八尾までの約13km。
例によって例の如く継続診療はありましたが7時30分に往信で1件を処理、他は8時過ぎに来院してもらいました。患者さんの皆様、ご迷惑をおかけしております。

亀の瀬という、大和川で一番有名な地滑り地帯を通ります。ネットで調べて頂ければどういうところだかわかると思います。
簡単に言うと地層の関係で地滑りが非常に起こりやすい(今でも動いている?)所があり、過去に於いても地滑りにより大和川がこの部分でせき止められ、上流部で水害が発生したそうです。JRも地滑りにより川の反対側へ移設されました。
日本の土木技術の集大成、と学芸員が紹介していました。滑るであろう土地の上部を物理的に除去したり、動かない地盤まで杭を打ったり、地下水を深井戸で強制的に抜いたり。さらに土地の動きを知るためのセンサーが縦横に巡らされています。

地層の構造や過去の例から、いずれはやっぱり大規模に動くのではないでしょうか?すでにここにはおそらく何百億円というお金がつぎ込まれ、これからも必要でしょう。動いてから土砂を取り除いて再疎通させた方が安い、という考えは成り立たないのかな。その前に上流部、王寺や奈良盆地が水浸しになるのか。

そうそう、水抜きの横穴があちこちに掘られています。コウモリが好きそうな穴でしたがどうなんでしょうね。多数住み着いていれば動物保護の観点からもっと話題になっているかな。

こういう事だそうです。 40mの深井戸。壁から水が噴き出す。

新種の亀。これも税金で制作。 くい打ち現場、らしい。

傾いた建物の説明。 関係ないけど、オオケマイマイという毛の
生えたカタツムリ(その通りの名前)


さらに歩くと石川との合流部を経て柏原市。昔はここから北に川が流れ、頻繁に水害を起こしていたそうです。そのため中甚兵衛なる人物が新大和川を西側にまっすぐ作ったそうな。何回も書くようにそれが堺港に土砂を運び、堺の港がすたれてしまったのです。
聞くところによると、300年記念事業に堺市も協賛しているそうです。あほちゃいまっか? ”300年の恨み記念事業” を独自にするべきやと思うけどなあ。

ということで、とにかく遠かった。

わからんでしょうが、旧大和川への水路。 道路の向こうに記念碑。




豪華4本立て
11月6日(土)


サンショウウオの予定が入ったので、ついでにコウモリを計画しました。コウモリはずいぶん久しぶりで調査すべきところが貯まりまくり。一挙に片づけるべく、USJのアニマル浜口にならって(なぜか知らんが11月1日に浜口親子が気合いでUSJのクリスマスツリーを点灯したそうな)、気合いを入れて現地へ。

人工洞
キクガシラが繁殖する穴ですが、秋から冬は利用していません。下を見るとおそらくタヌキの糞がいくつか見つかりました。一つは柿の種だらけ、別のは名前がわからない、小さな種が詰まっています。いかにも秋のウンコらしい。

モモジロコウモリに期待して入ってみるとユビナガコウモリが見つかりました。ここでの発見は初めてで、ユビナガコウモリの新たな生息地の発見、ということになります。モモジロやコキク、キクも見つかりました。コキクも久しぶりに大漁。
測定のため袋に入れると一人がショック死してしまいました。死亡させたのも久しぶり。反省。

ユビナガ(左)とモモジロの顔の比較です。


廃坑
ここもキクガシラが繁殖する穴ですが、この穴は上の穴と違って年間を通じてキクやコキクが利用しています。冬はかなりの頭数が冬眠します。
この地域では1ヶ月ほど前からクマ情報が流れています。穴でクマと出くわすのは遠慮したいので、調査が延び延びになっていました。

駐車スペースのすぐわきにクリのイガがいっぱい転がっています。斜面の上の方に栗の木があり、ここに転がって集まるらしい。人もあまり入らないのでいくつかには栗の実が詰まっています。といってもいわゆる山栗ちゅうのかなあ、粒が小さく食用にはつらいかも。少なくともクマがいればきっちり食べているでしょうからそういう面からも、クマの心配は少ないだろうと推定しました。

コウモリの方は、予定通りあちこちに散らばって眠っていました。総数100頭ほど。これも予定通り。けっこう、バンドが付いています。総数と、バンド付きのコウモリの比からこのあたり(あるいは大阪府全体?)のコウモリの推定生息数が統計処理することによって出そうな気がするんですが、統計なんて20年以上前にさわりを勉強しただけで、なーんにも覚えていません。誰かコウモリの研究をしませんか?データはすべてプレゼントしますよー。

ここでもどういう訳か、ユビナガコウモリを発見。新生息地です。こういう入り組んだ穴にはユビナガは入らないことになっているんですけどねえ。本当はモモジロコウモリを見つけたい。大阪ではまだモモジロが見つかっていないのです。某博物館のHPには ”大阪に隣接する兵庫県の廃坑で見つかっているので大阪で も見つかるはず”、ってフライング気味に記載されています。モモジロも大阪初の記録が早くほしいものです。

コキクにバンドを付けようとして咬まれまくり。なかなか離さないし、引っぱるとよけいに咬む。


廃坑
最初の2ヶ所で時間を使いすぎて、最後の調査地に移動して車を止めたのが5時30分過ぎ。山は日暮れが早い。急いで沢を登りましたが、穴についた時点では周りは真っ暗でした。あわてて入ってみるとキクがあちこちバラバラにぶら下がっています。その感じからは食事に出て行くつもりもなさそうでしたので、調査前に逃げたコウモリがいる可能性はなさそうで安心しました。
最近のこの穴の傾向どおり、今日も水没していて奥1/3−1/2ほどは入れず。普通、この奥からユビナガやコキクが見つかります。本当にいなかったのかどうかは調べようがありません。


オオサンショウウオ
大阪の某観光地の継続調査です。
80cm、4.5kgのが一つ見つかりました。さすがに80cm級となると見応え、さわり応えがありますね。片側の両足(前後)が指の全欠損で、棍棒状になっていました。
なお、大きさから年令は全くわからないそうです。一番多い質問なんですけど。


オオサンショウウオ調査は、見つかると各種測定や写真撮影などで時間がかかります。ある意味ではそれが小休止の替わり。見つからないと延々と歩くだけになります。今日はこれ1頭だけでしたので結構な距離を歩きました。

ということでコウモリ・サンショウウオというハードな調査がやっとおわりました。
家を出たのが午後1時、帰ったのが午後11時30分。

ムンクの叫びの木、なんだそうです。
(正面からのフラッシュで見にくいですが)
今日のおみやげ。
骨格標本用。




天保山とUSJ
11月3日(文化の日)


先週に続き天保山へ。
サントリーミュージアムの無料公開日です。3D映画が無料と言うことで行ってみると、さすがに人がいっぱいで整理券は2.5時間先。天保山の大道芸でしばらく時間をつぶし、ギャラリーの展示も無料と言うことなのでそれを見て時間つぶし。
エミール・ガレ没後100年とかで、主にそのガラス作品の展示。
まあ、確かにきれいなガラスと絵ですが、その価値といわれると私の守備範囲を大きく超えるので何とも判断できません。お宝拝見ではないけど、参考価格を書いてもらえれば見る目も違ったかも。
ほとんどの作品は菊池コレクションと書いています。個人なんだか違うんだか。個人のコレクションならすごい価値なんだろうな、と、そればっかりが気になっていました。

肝心の3D映画はこれもなんだかも一つ。大画面と立体映画と言うことをアピールするならもっとなんとかなりそうな気がするけどなあ。後で行ったUSJの立体映像の方が数倍おもしろい。
タダだからあまり文句は書かないけど、1000円といわれるとちょっと文句を言いたくなる感じ。

天保山渡しからUSJを見る。


USJは音楽も装飾もクリスマス。
ツリーも点灯されています。今週末からは夜にラグーンでクリスマスバージョンの花火。
とはいえ、ハロウィンのパレードが終わり、クリスマスタイム・マジックは始まらない中途半端な休日だからか、人出はそうそう多くなく、夕方になればアトラクションはせいぜい30分待ちでした。食事をしてそれなりに少し遊んで帰りました。




ホネホネ団
11月3日(文化の日)


カジキがあるというので見に行ってきました。
魚の学芸員がたまたま近所のスーパーを通りかかると、カジキの解体ショーと即売をしていたそうです。行事が終わってから頭だけもらってきたそうです。普通、じゃまになるので流通段階で口吻部分は切り取られているケースが多く、このような完品は少ないとか。骨の標本を作ると言うことでした。

頭部とか目の裏は一番おいしいところとか。解体しながら一部は食用として肉をはずしていました。残念ながら私は昼で帰ったので、その肉がどうなったのかはわかりませんでした。

あと用意されていたのはタヌキ数体。例によって例の如く交通事故個体で頭部がバラバラ。とても組み立てられる状態ではありませんでしたし、写真も撮る気がしませんでした。