院長の週末 

 
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コウモリ2  6月28日
コウモリ1  6月28日
コウモリ   6月27日
友が島    6月27日
ヒナコウモリ  6月26日
ホネホネ団  6月20日
茶運び人形 6月12日
船の科学館 6月6日
東京ディズニーランド  6月5日
友の会合宿 5月30日
市立科学館 5月23日
コウモリ    5月22日
ヒヨコにヒナに、赤ん坊  5月20日 
サギ調査  5月14日
蝶展に、ホネホネ   5月10日
コウモリ   5月8日
植木     5月1日




コウモリ
6月28日(日)


昨日、出産哺育を発見したコロニーです。
9時に入ったところ、親が数頭、すでに帰ってきていました。赤ん坊の大きさは、まあ、そこそこ。出産直後でもないようです。





コウモリ
6月28日(日)


大阪府南部の、出産哺育コロニーです。
7時に上がり、日暮れを待ちます。20分頃より親が出始め、8時にはほぼ出尽くすので、それから中に入ります。だんだん暗くなるのを山中で待つのは、あまりいい気がしませんね。あちこちで、ガサ、っとか、いろんな音が聞こえます。


入ると、予定通り、赤ん坊が固まって親の帰りを待っていました。キチキチ、可聴音で鳴くのがかわいい。


夏が近いと言うこともあるんでしょうけど、道がブッシュになっていて、歩きにくいでした。夜中で遭難を心配し、ビニールヒモを張って歩いたので、迷子の心配はしないですみました。



コウモリ
6月27日(土)


友が島の帰りに寄りました。
大阪でバンディングしたコウモリが移動しているのを確認している穴です。大阪で出産保育し、こちらで冬眠している、今の季節は出産のため再び大阪の穴に移動している、と思っていたのですが、入ってみると多数のコウモリがいます。


で、よく見てみると、ほとんどのコウモリが子供を抱いています。つまり、この穴は冬眠にも、出産にも使っていることになります。大阪でバンディングした子は、どちらの穴ででも出産していると言うことになるのでしょうか?バンドした子もいくつか見つかりましたが、子連れでは捕獲も出来ず、早々に退散しました。




友が島
6月27日(土)


友が島には明治時代の軍事遺跡がいっぱい残っており、何度かコウモリを見つけたことがあります。まとまった数はいないので、休憩に使っているくらいか、と思っていました。
で、その程度の利用状況なら頻繁な調査は必要ないと思っていたのですが、某HPで、「かなり長い洞穴がある、トーチカではないか」との記載を見つけました。ザイルがないと入れない崖の途中にある、との記載もあったのですが、とりあえず見に行ったのが先月だったか。行ってみると、やっぱり装備がないと入れません。また、一人では危険かもしれないので、息子を連れて再調査しました。

本日は、ワイヤーハシゴを用意しました。落ちると確実に死ぬ、あるいは、重傷です。まあ、一直線ではなく、木や台状のところでひっかっかる可能性もありますが。
降りてみると、りっぱな穴がありました。


内部は素堀りですが、高さは2mほどあります。直線に80mほど、奥で、横に20mほどです。規模や構造から言うと、コウモリが休憩や出産に使っても良さそうでしたが、コウモリの姿もなく、グアノも見つかりませんでした。
もし出産保育が確認されれば、以降の継続調査も必要になってくるのですが、幸か不幸かコウモリがいなかったので、この島でのコウモリ調査も一区切りかもしれません。もう、新たな穴の情報は欲しくないですね。


内部からの眺め。今思うと、本当にトーチカなのか、疑問です。ただの監視小屋?、それにしては規模が大きすぎる?


ついでに、他の砲台跡も調査しました。
(右)なんでこんなところにベッド?いつの時代の物だろう?


なんで、穴となるとゴミをほかしたくなるのかなあ。文化財という意識がないんですね。ここは無人島(というか、観光客相手の旅館が2,3あるだけ)なので、これらをほかした人物というのもすぐに特定できると思うのですが。これらの遺跡を見に来た観光客相手の商売なのにねえ。


海軍聴音所と言われている場所です。目の前の海峡を、外国籍の軍艦などが通るのを、ソナーかなんかで調べたのでしょうか。



この島は、自然動物園にする目的で、タイワンジカ、タイワンリス、サル、クジャク、ホロホロチョウ、などが放されたということです。サルは死んだんだっけ?シカやリスはよく見ます。
山中でクジャクを見たのは初めてでした。
長い尾羽を一枚くらい頂戴、って、おしりを追いかけたけど、くれませんでした。




ヒナコウモリ
6月26日


堺市の某学校で、ヒナコウモリ(と思われるコウモリ)が見つかりました。
校舎の4階、渡り廊下の隙間から出てきます。足場がないので、捕獲しづらいです。何とか、方法があればおもしろくなるのですが。また、ちょっと遠くて、調査がたいへんです。
おそらく、知らないだけで、都会のあちこちにコロニーがあるんだと思います。


なぜかわかりませんが、建物内部にもウンコが落ちています。




行きたいなあ

でも、遠いなあ。









ホネホネ団
6月20日(土)


午前中、ちらっとホネホネ。
午後から、研究会。久しぶりに、SL230に乗る。快適。




茶運び人形
6月12日

今年の、博物館総会で仕入れました。今、はやり(?)の、おまけ付き雑誌。学研、だそうです。
この雑誌は本屋で見て、おもしろそうだなあ、とは思っていました。が、おもちゃの域を出なければゴミを作るだけだしなあ、と思いつつ、買ったことはありませんでした。たまたまバザーで出ていたのを見つけ、仕入れてみました。

茶運び人形というのは有名ですね。お茶を運び、椀を取り上げると止まる。客が飲み終えて椀を戻すと、Uターンして、戻るというものです。からくり人形など、こういう技術には非常に興味があります。
1月からありましたが、大人向けで複雑な工作かなあと思うと何となく作るのが億劫で、今まで手を付けていませんでした。


いざ作り始めると、非常に簡単。10分くらいで終わってしまいました。普通のプラモデルより簡単。


で、動かしてみると・・・・・・・。
動きません、というか、ゼンマイは一気に巻き戻り、底の回転板が空回りしておしまい。荷重をかければ動く気配もあるけど、手を放すとおしまいです。何度もやっているうちにネジは飛ぶ、部品が折れる、で、完全に再起不能に。
6か月、期待しながらこの日を待っていたのですが、楽しみはあっという間に終わってしまいました。
本には、服の作り方や、足を左右に動かすような改造方法まで載っていたのに、それ以前の話。

これじゃ、次を買う気にもなりませんねえ。やっぱり、ゴミが増えただけかな。




船の科学館
6月6日


シルクドソレイユは、午後からです。半日だけディズニー、というのももったいないので、南極観測船「宗谷」を見に行くことにしました。お台場というところにあるらしい。で、お台場というのは、フジテレビのあるところ。テレビでよく見る、あれですな。10時から営業というのはわかっていたけど、ホテルにいても仕方ないので早めに行ってみました。テレビ局があるなら、早朝でも時間をつぶせる場所があるかな、と思っていましたが、行ってみると、何もない。結局、船の科学館の入り口で、ひたすら待つ羽目に。ウロウロしていて、タイルで足を滑らせてひっくり返りました。こんなん、滅多にないのに。おかげで、ズボンは濡れるわ、傘は壊れるわ、で、朝からめげていました。


9時30分くらいに入り口が開いたけど、展示場へは入れません。幼稚園くらいの団体がロビーで騒ぎ、専属のカメラマン(?)がガキの写真を撮っています。見るだけなんだから入れてくれてもいいのになあ、と思っていたら、やっと2分前に入れてくれました。

展示は膨大。昼から用事があると思っていたら、ゆっくりも出来ません。一番見たかったのは、屋外展示の「宗谷」ですし、あまり本館で時間を過ごせません。適当に解説を流し読みしつつ、写真ばっかり撮っていました。

本館の話はこちら、「宗谷」、「羊蹄丸」はこちらをご覧下さい。


午後からディズニーに戻り、シルクドソレイユ。まあ、サーカスといってしまえばそれまで。とにかく、大規模で、ストーリー性があり、超一流のパフォーマンスが続きます。見るほうも力が入って、疲れます。
最後はスタンディングオーべーションでもあるのかと思っていたら、立ったのは数人だけ。こんな所は、やっぱり日本的なのでしょうか。

夜の便で大阪に戻り、再び息子に向かえに来てもらい、非日常の世界から、現実に戻りました。
あー、また行きたいなあ。



東京ディズニーランド
6月5日


最近、金曜、土曜に休みをもらっています。何年か前、アメリカへ行ったときのJALのフライトマイル期限が迫っていて(6000円分もあったので)、もったいないので何に使おうか考えていたところ、シルクドソレイユのゼッド、という案が浮かびました。ラスベガスでも、オー、というのを見てきて、非常に感激しました。でもって、金曜、土曜で空いているツアーを探したところ、5,6日で適当なのが見つかったので申し込みました。ショーは土曜日にして、金曜日はディズニーランドです。

チケットはネットで安いのを仕入れました。といっても、4800円。一人1000円引き、というところです。飛行機は6時40分だったか、もちろん始発です。飛行場まで息子に送ってもらい、楽をしました。


今回は娘も同行し、道案内というか、何をするか任せたので、どこへ行くかも迷うことなく、言われるままに行動。


meet the Micky、って言うんだっけ?、ミッキーの家へ遊びに行くというプログラムがありました。行ってみると、90分待ちで、並んでいるのは小さな子連ればっかり。おっさんと姉ちゃんの組み合わせは珍しかったみたいです。(待ち時間のボードを見て、娘が15分くらい、というので行ってみたけど、実際は90分待ち。どうも、娘が一行、下を見て勘違いしたようです。最初からわかっていたら行かなかっただろうな。)

あまり人数はいませんが、列は遅々として進みません。Mickyと写真を撮るくらいで、なんでそんなに時間がかかるんだろう?、と思いつつ、ひたすら並んでいました。やっと順番が来たと思ったら、まず部屋に案内されます。そこで調度品とか、家具を眺めつつ、いすに座って写真を撮ったり。まあ、長い時間並んだ分だけゆっくりしよう、と言うわけでもないんでしょうけど、急ぐ用もないんで、ゆっくりするみたいです。で、映画をちょっと見て時間をつぶしつつ、前客が部屋を出て行くのを待つ感じ。

(娘に了解を取っていないので、写真を修正しました。)


部屋に4組ほど呼ばれ、順番に記念撮影。何回かポーズを変えたり、サインをもらったりで、まあこれじゃ時間もかかるなあ、と納得。ただの記念撮影で、おっさん、おばはんだけじゃ恥ずかしいなあと思っていたけど、仕草とか、雰囲気から、非日常の別世界というのが非常によくわかりました。うーーん、ファンになってしまいそう。


朝から、しとしと雨が降っています。娘にいわれるまま、あっち行ったり、こっち行ったり。昼のパレードは、雨の中でした。ビニールをかぶったシンデレラ(かな?)とか、それなりにおもしろかった。




さすがに夜のパレードはないので、適当な時間にホテルに戻りました。




博物館友の会 合宿
5月30日


博物館友の会で、昆虫合宿と、プロジェクトYの合同合宿と称して、猪名川町で一泊の合宿がありました。仕事の関係で宿泊は出来ませんでしたが、オオサンショウウオを見てもらおうと観察会を計画し、仕事が休みでしたので朝から参加することにしました。

まず、宿舎近くの河原で水生昆虫や植物の観察。タイコウチが採れていました。


ついで、川の最上流部を散策。猪名川の源流とおぼしきところを見てきました。

モウセンゴケです。食虫植物で有名ですね。わずかな湿地(というより、空き地)に極めて小さな群落がありました。さらに、ハッチョウトンボも採れたらしい(私は確認できず)です。観察すれば、いろんなところでいろんな発見があるんですね。もっとも、専門家集団がいるからこそ見つけてくれるわけで、私一人で歩いていても何も見つけられないでしょう。
ハエを捕まえてきてハッパにくっつけようとしましたが、粘着力が足りずに逃げられていました。こんなんで、生きていけるのかな。粘着物質を出すタイミングがあるのかもしれません。


いわゆる、プラナリア(ナミウズムシ)です。
(右)顔をアップにしてみました。目があるのがわかるでしょうか。


夕食後、「収穫物」の観察と説明。
タゴガエル、シュレーゲルアオガエル、アマガエル、ヌマガエル。同定が難しい。(と言っても、わかる人はすぐわかるらしい。)


夕立(今の季節でも夕立、って言うんだろうか?)があり、川は増水して濁ってしまいました。心配していましたが、観察会の時間になると、なんと昼間に観察会をしていた目の前に、オオサンショウウオが現れました。昼はどこにいたんでしょう?また、かまれるような事故が無くって良かった。
やけに大きいなあ、と思って捕獲してみると、


1mオーバーの個体です。1mを超えるオオサンショウウオは、私にとってもおそらく2頭目。体重は8kg。夜の観察会を計画したのが私でしたので、見つかってほっとしました。


鼻の横が傷ついています。(太矢印。)
少矢印は、目、です。かわいい。




大阪市立科学館
5月23日


大阪市立科学館へ行ってきました。主目的は、「はやぶさ」という人工衛星の、全天周映画。ついでに、展示とプラネタリウムも見てきました。
市立科学館というと、自然史博物館の兄弟みたいなもの。こちらにも友の会はありますし、どんな「営業」をして「客集め」しているのかも興味がありました。詳細は、こちら
学芸員による「科学実験」は、時間の都合で見られませんでした。





コウモリ
5月22日


雨の中、コウモリの観察会でした。
今日はバンディング目的で入りましたが、コキクガシラコウモリが激減し、ユビナガコウモリは不在。仕事は楽でしたが、消化不良気味でした。
バンディングに忙しく、写真は撮れませんでした。




ヒヨコにヒナにタヌキ
5月20日


夜に鶏小屋へはいると、かすかにピーピー鳴く声が聞こえます。座り込んだメス鶏をどかせて卵を見ると、一つにかすかな穴が空いています。とりあえず、部屋に持って帰りました。

時々、ピーピー鳴いて殻をつついています。端打ち、というらしいです。
ネットで調べると、数時間かかるという記載もありましたが、とりあえず観察してみました。


一時間ほどで、だんだん割れ目が大きくなってきます。中でヒナが動いているのが見えます。


見つけてから2時間ほどで、ヒヨコが出てきました。



歩こうとして、ひっくり返ったりしています。



翌日です。
どこから見ても、ヒヨコ。ずっと、ピーピー鳴いています。


ジュウシマツも、子育て中。


こっちには、タヌキの赤ん坊。





サギ調査
5月14日


「大阪で繁殖するサギ」の調査です。
某企業の、「環境にやさしい」植林地で、サギが多数繁殖しています。外からは見にくいので、事前に許可をもらって構内を案内してもらいました。
甲子園球場の5倍、って言ってたかなあ。うっそうとした森になっていて、アオサギを主体に巣がいっぱいありました。トータルで、50以上、だったかなあ。堺市では最大の、大阪府下でも有数の、アオサギの繁殖地みたいです。


下には、いろんな落とし物があります。
(右)上腕骨ですね。


機嫌を悪くした親たちが、隣の建物に避難しています。


ついで、和泉市の某池。ここは、いろんな種類のサギが繁殖する有名な場所でしたが、巣は見つかりませんでした。養魚池でテグスを張り巡らしているのが気に入らなかったのでしょうか?見た目には、すごく立地条件のいい場所に見えるんですけど、サギの好みはわかりませんね。


カイツブリが、ヒナを育てていました。わかりますか?親の首の根っこに一つ、おしりあたりに一つ、ヒナを乗せています。(スコープにデジカメをくっつけて撮影。)


ついで、泉佐野のコロニー。何でもないような狭い緑地帯ですが、ゴイサギを主体に、ものすごい数の巣があります。アオサギ、ダイサギ、ゴイサギ、コサギで、100以上の巣がありました。


ここでも、落とし物がいろいろ。
卵の殻はあちこちに、こちらにはアオサギのヒナのミイラ。


以降も、過去に記録のある場所を車であちこち回りました。トータルで、5勝5敗、でした。



蝶展にホネホネ
5月10日(日)


午前中は仕事。午後から予定がないので、ホネホネに行ってきました。
蝶展の招待券があったので、まず、2回目の見学。2回目でしたが、それなりにおもしろかった。
写真を追加しました。こちらです。


久しぶりに、ホネホネに参加してきました。
少数精鋭で、奇妙な生き物を剥き、驚きの連続でした。発想が、他の生き物と全く違うようです。
あまり写真はありませんが、こちら




コウモリ
5月8日(金)


久しぶりの、大阪のコウモリです。
最初の調査地は、キクガシラコウモリの繁殖地。前回は捕獲して雌雄も調べました。繁殖に向かって、オスが穴を出て行き、妊娠メスだけ残るんじゃないかと思いつつ、今日は人手が無くって調べられず。来月末には分娩が始まるはずです。

テングコウモリが残っていました。


翼帯が食い込んで、翼に穴があいてしまいました。たいへん、申し訳ないです。注意して付けているつもりなんですが。


帰る途中で、こんな畑を見つけました。一面にレンゲが咲いています。早い田んぼでは田植えも終わっているのですが、ここはどうするんでしょう?レンゲが終わってから鋤き込んで、田んぼにするのでしょうか?そういえば、昔はレンゲ畑をよく見ましたが、最近は見ませんね。

これ、何とか対策事業、ってなっているので、なんかの補助事業でしょうか。「景観形成の取り組み」、って書いてあるけど、ここは道路からかなり上に上がった田んぼ。交通の便もないし、ハイキングコースでもないし、普通の人は絶対に来ないと思います。狭い道なので、なんらかの「宣伝」でもすれば、車が集中してどうにもならなくなるでしょう。ここは10数軒の農家があるだけで、谷の斜面に沿って棚田になっており、こんなのが無くってもみごとな「景観」です。税金を農家に使うなとは言わないけど、なんか使い道がピンとこないですね。



で、次の調査地です。ここは2回ほど続けて水没していたので、心配していました。


入ってすぐに、テングコウモリのコロニー。ここでは生息頭数が減り気味だったので、ちょっと安心しました。
みんな結露して、「黄金」のはずが「白く」なっています。
(右)かわいい鼻に、かわいい手。


コキクガシラコウモリが見つかりました。コキクも減っていたので喜んでいたら、奥にはいると巨大なコロニーが2カ所ありました。


トータルで、150頭ほど。こんなに多数のコキクは、ここでは初めてです。
数年前に、ここでバンディングした子がいました。



ユビナガコウモリも、帰ってきていました。
結局、この穴で4種類のコウモリが観察できたことになります。ハクビシンにも期待しましたが、残念ながら不在でした。




植木の除去
5月1日(金)


あんまり話題がないので、こっちに載せます。
玄関脇にアラカシの木がありました。適当にちょん切ったのがいけなかったのか、枯れてしまいました。家を建てた直後に植えましたので、樹齢20年ほどでしょうか。根っこがじゃまになるので、掘ってみることにしました。

かなりの大木が台風でも倒れないだけあって、根がいっぱいです。地道に掘って切れば何とかなるかと思っていましたが、やっぱり簡単ではありません。根を切ろうとしますが、ノコギリもあまり上等なものではなく、石も切る羽目になって、すぐにダメになります。無理かなあ、せっかくここまで掘ったのになあ、と思いつつ、休みごとに掘っては眺めていました。


で、今日は強硬手段、というか、車で引っ張ってみることにしました。もちろん、目に付いた、大きめの根は切ってあります。
ロープは、登山に使っていたザイルです。10年以上前にもらって、雨ざらしになっていたものです。2重にして車へ取り付けました。引っ張りますが、何も起こりません。木もほとんど動かず。ザイルが切れるだろうと思っていたけど、それもなし。
最初はゆっくり引っ張っていましたが、だんだん大胆になって、勢いを付けてバックしてみました。やや木が動いたようですが、タイヤがスリップしました。そこまで荷重をかけても、ザイルは切れないんですねえ。たいしたモンです。
今度は4駆の低速にギアを変えて、引っ張ります。

抜けました。


太い根はありませんが、細かな根がぎっしりです。これじゃ、いくら掘っても無理だったでしょうねえ。それにしても、ザイルの性能には驚きました。やはり、命を預ける道具だけのことはあるようです。