院長の週末  


2016年   1−2  3−4  5−6  7−8  9−10  11−12





再びコウモリ 8月29日
コウモリ
  8月28日
びわ湖博物館  8月25日
大阪府庁  8月19日
岩湧山 ナイトハイク  8月14-15日
海会寺 8月11日
京都鉄道博物館  8月8日
二条城  8月8日
上津屋橋  8月8日
大阪大学総合学術博物館 7月30日
岡山の鍾乳洞めぐり 7月25日
月例ハイク 奈良公園 7月17日
氷河時代〜化石でたどる日本の気候変動 7月16日〜10月16日
コウモリ2か所 7月11日
日本へそ公園 7月11日
キッズプラザ 7月11日
コウモリ 7月9日
奈良公園 7月7日
奈良のコウモリ 7月7日
オオサンショウウオ  7月2日
北海道旅行 6月30日〜7月2日



コウモリ2か所
8月29日


(左)能勢のコウモリを見てきました。ここはキクガシラが繁殖し、コキクガシラもいるのですが出産場所の落盤が激しく、最近は出産調査はできていません。期待通り、今年生まれと思われる子らが多数いました。コキクもいっぱいいましたが、みんな飛んでしまって写真は撮れませんでした。

(右)ここは最近発見した洞穴です。ユビナガが数百頭以上いました。
上の大きなコウモリはキクガシラ、その他はユビナガです。

   

   

   


部分白化個体がいました。

 


能勢はずいぶん久しぶりの調査だったような気がします。新車になって初めてかなあ。記念写真を撮るつもりが、雨がひどくなってきて忘れてしまいました。いつもセットで調査する箕面も行きませんでした。



コウモリ
8月28日


友が島へ渡るつもりが、台風の影響で翌日の船が出せないだろう、との事で渡れず、近くにあるコウモリ生息地だけを見てきました。
約120頭。黒っぽい、新生児が多数みられました。

   

 




びわ湖博物館
8月25日


水月湖へ行きウナギを食べ、びわ湖博物館へ行きました。
こちら

   




大阪府庁
8月19日


大阪府庁の、貴賓室というか、イベント用の部屋というか、正庁の間というのを見てきました。
大阪府庁は何度か来たことがあるのですが、この部屋は工事をしていたり、公開日ではなかったりして見ることができていませんでした。調べると週に2回、水曜日と金曜日だけ公開していたのでそれに合わせて行ってみました。

   


これは玄関の吹き抜けです。
正面の階段の写真を撮り忘れました。

   

   


廊下は広いけど、部屋の入り口は木製で古くさい、よくいえばレトロです。
(右)木枠もはげはげ。これくらい、自分で塗れないかなあ。一つやりだしたらキリがないかな。

   


で、これが「正庁の間」
映画やいろんなイベントにも使われているみたいです。でも、これだけの事なんだから毎日公開すればいいのに。そんなに人が来るようにも思えないし。

   

   

   

   

   


高さ的には5階です。
大阪城がきれいに見えますね。

   


ここ、前に知事が立って記者会見するところです。

 


「公文書館に展示があるから見てください」って書かれていたので行ってみたけど、木製のドアは閉まっているし、入りにくい雰囲気です。
意を決して入ってみましたが、資料がちょろちょろあるだけですぐに見終わってしまいました。興味がある人が見れば違ったのかなあ。

 


自転車置き場の片隅に部屋があり、喫煙スペースなんだそうです。府職員は云々、って、世間がうるさいからでしょうね。
ちなみに、府庁から道路を挟んでいますし、就業時間だったからか、誰もいませんでした。

 




ナイトハイク 岩湧山
8月14-15日


来年の、友の会ナイトハイクの候補地選びで岩湧山へ行きました。出発地は滝畑。ここから車道を登って岩湧寺を目指します。

山の中のはずなのに、暑くって死にそう。

 


道路際に、かすかに光るものがあり探してみるとホタルの幼虫でした。何ホタルなんでしょう?

   


見つかるのはこんなのばかり。

   


岩湧山というとムササビなんですが、岩湧寺に着いたのが0時くらいだったでしょうか。夜食を食べながら待っていましたが、遠くで一声鳴いたくらいでした。結局、ムササビそのものは見つかりませんでした。
3時まで寺付近で仮眠し、天見駅まで歩きました。


あ、そうそう。歩き出してすぐのトンネルで誰かが「コウモリいるかなあ」って言うので、「短いし、第一、夜なんでいるはずないですよ」と答えつつ天井を照らすと、黒いものが見えました。ありゃ?、コウモリ?、と思う間もなく飛んで行ってしまい、しっかりとは観察できませんでした。
大きさと色、また、夜間にナイトルースト(夜の休憩場所)にトンネルを利用していることを考えると、モモジロコウモリの可能性があります。


帰り道で、ウサギらしきものを遠目に観察しましたが、全般的には時期も悪かったのか、鳥もカエルも鳴かないで、あんまりおもしろくないナイトハイクでした。


山で採集してきたマタタビで遊ぶ、ホニャとミニャ。

   






海会寺
8月11日


泉南市に、海会寺跡という史跡があります。法隆寺と同じ時代のお寺の跡とか。私が説明するより、ググってみて下さい。
例えば、こことか、ここ

この横に泉南市立埋蔵文化財センターというのがあり、ここで化石探し(広い意味では化石も埋蔵文化財?)の行事があり、その手伝いに行ってきました。
先に展示室で出土品などを見学しました。この場所は国の史跡になっており、出土品はほとんどが重要文化財になっているみたいです。すばらしい歴史ですね。泉南市民の方は皆さんご存知なのかなあ?

   

   

 


ここまで撮影して、なんとデジカメの電池切れ。肝心の、化石行事の写真も撮れませんでした。残念。

化石行事というのは、泉南市の山中でモササウルス(魚竜の一種、だったっけ?)が見つかったのでその付近の岩を持ってきて、化石を探そうというものでした。このあたりは和泉層群が走っており、アンモナイトなんかの化石がよく見つかっています。大阪でも熱心に探せば恐竜の化石が見つかっても不思議じゃない、との事で、今日の行事で恐竜が見つかる可能性もゼロではなかったのですが、結果的にはアンモナイトや貝化石、植物なんかが見つかっただけでした。

また機会があれば「大阪の恐竜探し」をしたいですね。



京都鉄道博物館
8月8日


京都鉄道博物館へ行ってきました。
こちら

   




二条城
8月8日


今まで近くは何度も通っていますが、初めて二条城(の中)へ行きました。
「城」というけど、見学するのは二の丸御殿なんですね。今日まで知りませんでした。城自体は火事で失われているのも初めて知りました。
なお、御殿自体は撮影禁止でしたので画像はありません。説明を読むと歴史の教科書に出てくる人物や出来事なんかの名前がいっぱい出てくるのですが、勉強不足であんまり理解できませんでした。
残念。

   

   

   

 


天守閣跡からの眺めです。

   




上津屋橋
8月8日


通称、流れ橋です。詳細はググってみてください。たとえば、Wikipediaなど。

   


なかなか行く機会がなかったのですが、京都へ行くついでに寄ってみました。

   


流出を防ぐためでしょうか、橋桁に太いワイヤーが取り付けられ、橋桁自体もいくつかに分割されているみたいです。

   


橋脚の一部は鉄骨製でした。

   

 


近くに資料室があり、写真がいっぱい掲載されていました。
(左)時代劇のスナップみたいです。よく見ると、両脇のワイヤーらしきものが写っていますね。映画では画像処理するのでしょうか?そのまま?
(右)過去の、ここを使った映画やテレビが羅列されていました。

   


昔の洪水の写真も掲載されていました。
今日の川幅と水量からは、こうなることは想像もできません。

   

   


昔は、橋脚もすべて木製だったんだと思います。
(右)見にくいですが、藤田まことさんの、若い時の写真です。

   




大阪大学総合学術博物館
7月30日


自然史博物館の行事で、大阪大学の博物館のマチカネワニの見学があるというので、行ってみました。

   


建物自体も登録文化財だそうです。昭和初期に病院として建てられたらしいです。

   


入ってすぐにマチカネワニの復元模型です。もっとも、これは長居の博物館にも同じものがあっていつも見ています。

   


残念ながら、博物館内は撮影禁止でしたので展示を紹介できません。最近は美術館でさえも撮影を許可しているところがあるのに時代と逆行していますね。
もちろんメインはマチカネワニです。工事中に当時の高校生が骨の一部を発見し、博物館の千地さんらが調査してほとんど一体分の化石を回収したのだそうです。50万年前だったかなあ。
化石と地層の学芸員からその他いろいろ、説明を聞きました。

博物館自体はすごく狭くて展示もいまいちでした。大阪大学というと湯川さんのノーベル賞だと思うのに、その展示もわずかでした。

この付近は車でしょっちゅう走っていて大学博物館はずっと気になっていましたが、やっと見に行けたのに期待外れでした。




岡山・鍾乳洞
7月25日


岡山の鍾乳洞をいくつか見てみました。
こちら

   




月例ハイク 奈良公園
7月17日


友の会の月例ハイク、本番の日です。
天気予報は不安でしたが、結果的には雨は降りませんでした。

   


(左)興福寺の片隅で挨拶。(おそらく)100名を超える参加者です。アプローチが簡単なのと、担当者の人望でしょうか?
(右)某所の小川でエビ採りです。

   


夕暮れまでシカを見ながら散策し、日暮れ前後にヒメハルゼミの合唱を聞きました。前回の下見ほどは鳴きませんでした。天候が関係あったのでしょうか?
日没頃にやっと東大寺まで戻ってきました。シカが団体で道路をうろついていました。さあ、これからどこへ行くのでしょう?

第2部は東大寺でムササビを観察する予定でしたが声も聞こえず、8時過ぎに帰りました。その後の情報では、8時30分くらいに見やすい場所にムササビが飛んできて、じっくり観察できたそうです。最後まで残っていた10数名くらいだけが観察したとか。

   




博物館特別展 氷河時代
7月15日


7月16日から博物館の特別展、氷河時代〜化石でたどる日本の気候変動 が始まります。
今日はその内覧会でした。
こちら。(7月18日現在は未完成ですが。)

   




コウモリ
7月11日


某廃トンネルのコウモリを見てきました。
ここはキクガシラコウモリが出産し、モモジロコウモリは出産はなさそうなんですが多数がこの時期に生息しています。
かなり遠いので毎年は調査できていません。

   


(右)黒っぽい小さな子らはモモジロコウモリです。

   


こちらには大きなコロニーができていました。夜なのに外出しないのでしょうか?

 


昔、昼に撮影したトンネルの風景を載せておきます。すごく雰囲気のある、いい感じです。

   



もう一か所のトンネルに寄りました。
ここはいつもは厳重に施錠されていたのに、鍵が壊されて自由に入れるようになっていました。
(右)トンネル真ん中に銘板が埋められていました。

   

   


これも昔に撮影した写真です。

   




日本のへそ
7月11日


西脇市の「ここ」を東経135度(子午線)、北緯35度が交差しており、日本の中心「日本のへそ」として、町おこしに使っているみたいです。
駅名も「日本へそ公園」駅です。

   

   


駅前には美術館があります。
横尾忠則さんの作品を収集しているらしいです。

   


特別展をしているそうです。
陶器製のオオサンショウウオの写真がありました。

 


ここが交点らしいですが、HPを読むと衛星を使った精密な測定では少し離れた場所が本当の場所らしいです。そちらには子供向けの大きな遊具を備えた公園や、緯度経度がらみの展示施設(科学館)もあるみたいです。

でも、(昔の)日本の測地系と、現在の世界標準の測地系では経度が何mがずれると聞いたことがあるのですが、その問題はどう解決しているのでしょう?

   




キッズプラザ
7月11日


大阪自然史センターでは、キッズプラザの植物、生き物展示を請け負っています。一か月に一回植物を入れ替えることになっていて、その作業(というか、植物の鉢の運搬)を手伝ってきました。

オオゴキブリに、シマヘビ。

   


カナヘビにニホントカゲ。

   


ニホンヒキガエル。左の子は慣れていて態度が大きいけど、右の子はシャイでいつも草に隠れているんだそうです。

   


モリアオガエル。かわいい。

   




コウモリ
7月9日


某トンネルのコウモリを見てきました。
ここは100頭以上のキクガシラコウモリが出産し、モモジロコウモリやユビナガコウモリと混棲しているのですが、今日の観察ではキクガシラコウモリの新生児50頭ほどが残っているだけでした。早くに生まれた子らはすでに外へ採餌に出かけているのかもしれません。
ユビナガもモモジロもいませんでした。
もう、出産調査も終わりのようです。

   




奈良公園
7月7日


博物館友の会で、17日に奈良公園へ行く行事があります。下見に行くというので休みをもらって行ってみました。
夕方に駅に集合し、公園を散歩しました。主目的は小鹿のバンビちゃん。かわいいです。

   

   


お墓の前のコップ、一つ一つから水を飲んでいる子がいました。

   


(左)猿沢の池はクサガメばかりでした。何年か前、池を干して外来のアカミミガメなどは駆除したんだったかなあ。
(右)ウチワヤンマです。

 


ヤドリギ、ですね。

   


水琴窟がありました。

   


オオゴキブリ、です。かわいい。

 


夕方、飛火野にシカが集まるそうです。一列に並んで草を食べていました。

   

   


飛火野の片隅にモリアオガエルの古い卵塊がありました。

 


ナナフシです。

   


このあと、春日山、春日神社のヒメハルゼミの大合唱を聞きました。
日が暮れてからは東大寺の前へ移動し、ムササビの観察会です。いつもは日が暮れて30分ほどすれば鳴き声が聞こえ、木から木へ飛び移るムササビが観察できるのですが、今日はさっぱり鳴いていませんでした。待っている間にキツネを発見したのはうれしいおまけでした。
学芸員が鳴き声を聞いたという木のあたりで待っていると、確かに声が聞こえ、上から(たぶんウンコ)物が落ちてくる音が聞こえました。ライトを照らすとムササビがいるのを発見しましたが、この子は全然移動しませんでした。
8時30分を回ったのでいったん終了し、「夜のコウモリ観察会」に出かけました。




奈良のコウモリ
7月7日


奈良の某所のコウモリを見てきました。
けっこう大きな洞穴です。

   


(左)お昼に入ったところ、子供を抱いたキクガシラが多数みられました。
(右)コキクガシラコウモリも多数いました。

   


首輪上に部分白化したユビナガコウモリが見られました。

 


子供を抱いたキクガシラコウモリが見られたため調査を中止して、夜の9時前に再調査しました。
キクガシラコウモリ新生児が20頭見られました。

 




オオサンショウウオ
7月2日


博物館友の会で、猪名川で昆虫採集入門講座をしています。一泊の宿泊行事です。
目の前に川があり、オオサンショウウオが生息しているので知り合いの方に観察会をお願いしました。私自身もオオサンショウウオを見るのはすごく久しぶりでした。
期待通り、70cmオーバーの個体が見つかり、みんなで観察することができました。

   


(左)ひっくり返して総排泄腔を観察しています。
(右)かわいい目があるのがわかりますか?左寄り、下のほうに点みたいにあるのが目です。

   


ひと通り観察して個体の測定をし、マイクロチップを埋め込んだのちに川に帰ってもらいました。

   


近くでは、ニホンヒキガエルが散歩していました。

 




北海道旅行
6月30日〜7月2日


7月1日
富良野から江別、北海道博物館へ。
こちら

 


7月1日
北海道 開拓の村へ行きました。
こちら

   


7月2日
さけ科学館へ行きました。
こちら