院長の週末  


2016年   1−2  3−4  5−6  7−8  9−10  11−12


さらにコウモリ 10月31日
コウモリめぐり 10月29日
アドベン講演会 10月23日
クロマダラソテツシジミ 続報 10月21日
USJ  10月15日
大阪府庁と公館 10月14日
いたすけ古墳 10月13日
クロマダラソテツシジミ 10月13日
真美丘陵公園 10月10日
友の会 秋祭り 10月9日
はくラボ 10月8日

友が島 9月25−26日
ウミホタル 9月24日
みんぱく「見世物大博覧会」 9月19日
龍河洞・コウモリの会・かずら橋 9月10-11日
天王寺動物園 9月3日




さらにコウモリ
10月31日


またまた、コウモリのはしごです。

まず、導水路。

   


1000頭を超えるユビナガコウモリです。

   

   


部分白化個体がいました。前回見た子と同じかなあ。

   


キクガシラコウモリと一緒に寝ています。

   


ユビナガコウモリが飛んでいるんだけどわかります?

 


ここは線路のすぐ脇です。電車が来ないか、ひやひやです。

   


トンネルがあったり、開渠になったり。
この先に発電所の遺構がありますが、前回見て来たので今回は行きませんでした。

 


次は廃トンネルです。

 


(右)油断して指をかまれました。なかなか離してくれず、じっとがまんしていました。

   


ここでのコキクガシラは珍しい。

   


一番期待していたウサギコウモリに会えました。
かわいい。

   


モモジロコウモリが穴の中に入っています。

 


内部にはひどく崩壊したところもあります。いずれ私もそんなのに押しつぶされるのでしょうか?

   


最後は暗渠です。水が多くて入れない時もあるのですが、今日は大丈夫でした。

 


コキクガシラがくっついて寝ていました。

 


(左)ユビナガコウモリが穴に入るのはめずらしいかも。

   

   

   


調査の後、弘法大師さんにお会いしてきました。

   

   




コウモリめぐり
10月29日


コウモリ4か所を一気に見て回りました。

今のところ、大阪最大のキクガシラコウモリ生息地です。期待通り、200頭近いコウモリが寝ていました。

   


ユビナガコウモリがいました。この穴でこのコウモリを見るのは珍しいです。

 


コキクガシラコウモリも多数生息していました。

   


次の穴では、モモジロコウモリがたくさんいました。

   


さらに次の穴では、ユビナガコウモリが数百頭。

 


最後にまた大阪の別の穴へ戻りました。
なんと、モモジロコウモリが見つかりました。大阪では初記録です。全国的には珍しいコウモリではないですし、県境から数十mの兵庫県側ではいっぱい確認しているので大阪も飛んでいることは確実でしたが、実物を写真に収めたのは初めてです。

哺乳類で言うと、ハクビシン、ヒナコウモリを公式に報告したのは私が初めてです。さらに今回、モモジロコウモリを初記録したことで3種類の哺乳類初記録を持ったことになります。少し自慢です。

   




アドベン講演会
10月23日


堺市獣医師会で、アドベンチャーワールドの獣医さんに小学生の親子向けの講演をしてもらいました。
吹き矢による麻酔の実演(もちろん、針は付いていないけど)や、聴診器を実際に使ってもらったり、子供が退屈しないように工夫されたお話でした。

 


もちろん、アドべンというとパンダの話も。
(右)生後8日目、だったかな。まだ模様は出ていません

 


生後すぐの大きさと重さに合わせた「実物大」の子供を連れてきていました。
尾が長いですね。

 


(左)22日目だそうです。もう、立派な赤ん坊です。
(右)6か月。かわいい盛り。

   


うんこの実物も持参していました。

 


ちょっと見にくいですね。親子の写真なんですけど。
アドベンでは年間100頭くらいの子供が生まれているんだとか。

 


まあまあ、おもしろいお話でした。




クロマダラソテツシジミ
10月21日


先週、クロマダラソテツシジミを見つけた小学校に再び行きました。
木の中心部は粉をふいたようになっており、葉も痛んで変色していました。たかがシジミチョウ、ってバカにできないですね。
確かにこれはひどい食害です。

   

 


成蝶を何頭か、採集しました。
どなたか、ご入用でしょうか?博物館で引き取ってくれるかなあ。

 




USJ
10月15日


USJの入場券をもらったので久しぶりに行きました。
15周年のパレードです。無条件に楽しい・・・・・。

   

   

   

   


ウォーターワールド。こっちも久しぶり。
派手。よくできてます。

   


6時からは、ハロウィンなんちゃら。
パーク内、あちこちに「ゾンビ」が出てきて、ねえちゃんがキャーキャー走り回っています。コスプレがすごく多くて、どれが「玄人」か「素人」か、よくわかりません。
とにかくものすごい人。USJ中が「初詣の人混み状態」、といえばわかるかなあ。
アトラクションは軒並み、一時間以上の待ち時間で、とても行く気になりませんでした。




大阪府庁と公館
10月14日


大阪府庁に用事が出来たので、激チャリで出かけました。

 

   


例によって、正庁の間の見学です。というか、公開日に合わせて来ました。

   

   

   

   

   


横にある公館が公開されていたので見に行きました。
これも大正時代の建物だそうです。

   

   

   

   


「もずやん」は副知事だそうです。

   

   

 




いたすけ古墳
10月13日


近くまで来たので「いたすけ古墳」に寄ってみました。タヌキで有名なところです。

   


(左)おそらく、年寄りでしょう。
(右)しばらくすると、若そうな子が顔を出しました。
最大では7,8頭並ぶらしいです。

   


近くの川に「オシドリ」がいました。
(右)立ち止まるとアカミミガメが寄ってきます。給餌されているんでしょうね、たぶん。

   




クロマダラソテツシジミ
10月13日


用事があって某小学校へ行きました。
クロマダラソテツシジミがいました。

   


新芽には多数の卵が付いており、葉に食害が出ています。

   


クロマダラソテツシジミは8年前に大発生したそうです。当時はあちこちのソテツが裸になっていました。
当時は人為的な移動も疑われていました。今年またあちこちで発生しているみたいです。



真美丘陵公園
10月10日


奈良の実家へ行き、近くの公園でイベントをしているというので行ってみました。
真美丘陵公園と言う所で、古墳を主にした大きな公園でした。駐車料金はかかりませんし、広いし、たいへんな車と人でした。

   

   

   

   


ダリヤ園が有名なんだそうです。
すごくいっぱいの品種で、見ていて飽きませんでした。支柱の数がすごい・・・・・。


(右)(たぶん)キタテハが来ていました。

   

   

   

   


秋篠宮さまが昨年だったかに来られたそうです。
記念植樹が2本。管理がたいへんそう。

   




友の会秋祭り 海藻
10月9日


友の会秋祭りが博物館でありました。
(左)ワカメの標本です。
(右)会長、鍋島さんにいろいろ解説してもらいました。

   


海藻の観察と、希望者は押し葉を作りました。

   


もう一つの目玉は、トコロテン行事。
てんぐさを煮出すところは時間が間に合わず見ませんでした。最後の、突き出すとこをを「実習」しました。

   




はくラボ 自然史カフェ
10月8日


大阪自然史センターとして、うちの3階で実施する「自然史カフェ」の2回目です。
(もうすぐ)秋という事で、虫屋さんの話を聞きました。

 


カフェまでの何時間かは、ミュージアムショップ。新しい本やグッズが並んでいます。
見ているとつい欲しくなるんだけど・・・・・。

   


カラフルでマニアックな手ぬぐいが何種類もありました。
「イモムシ」靴下もかわいかった。

 


片隅に「院長の本屋」を出させてもらっています。

 


本日の演者、加納さんの虫かごコレクション。
両手で持って来れらる分だけだったので数は少なかったけど、それぞれ特徴的で面白かった。
(右)中国の、「闘うコウロギのし飼育箱です。水入れやエサ入れ、寝る場所まで作られています。

   

   


(左)中国だったかなあ。表面に絵が彫られています。
(右)ドイツ製だそうです。煙突部分を引っ張ると前の丸い穴が開いて、中にコウロギを入れるんだそうです。

   

   


最初の演者は加納さん。直翅学会の会長さん、だったっけ?自然史センターの役員もやってもらっています。

 


後半は、伊丹市昆虫館の奥山さん。

   


ご両人とも話もうまく、あっという間の2時間でした。



友が島
9月25−26日


友が島へ、ナイトハイクの下見に行ってきました。
雨で大変でした。こちら


まず、近くでコウモリ調査。

   


主目的は哺乳類の観察です。

   




ウミホタル
9月24日


博物館の月例ハイキングです。
この時期に最近は毎年、ウミホタルの観察会をしています。
今回は、夕方の5時に淡輪駅集合でした。いつも人気行事で、今回も100人を超えたようです。

 


途中経過や行事の様子はパス。
採集したウミホタルです。青白く、神秘的に光ります。

   




みんぱく「見世物大博覧会」
9月19日


みんぱくで特別展をしており、今日は無料入館日ということで出かけてみました。

   


昔の「見世物小屋」の看板だったり、幟だったり。ビデオも多用されており、それらを見ているだけでも時間がかかります。
まあまあ、面白かった。写真撮影は禁止されていましたので載せられませんでした。ご興味のある方はぜひ行ってみてください。
会期中に無料の日が、まだ何日かあると思います。ちなみに、入館料は830円だそうです。

 


みんぱくは無料でしたが、公園自体は入園料が必要で入れませんでした。(というか、通過するだけで250円というのもねえ。)関西文化の日は両方無料になりますので、ぜひその日にどうぞ。

 




龍河洞・コウモリの会・かずら橋
9月10-11日


高知へ行ってきました。
こちら

   

   

   




天王寺動物園
9月3日


天王寺動物園で講演会と観察会があったので行ってきました。(というか、半分は世話人で。)

かなり早く着いたので、まず新世界を散歩しました。

 


お昼なんて外国人の団体で混雑しますが、早朝は静かな町です。
有形文化財の看板を見つけました。普通の店に見えますけどねえ。

   


壁には落書きが。まあ、大阪らしいといえなくもないけど・・・・・・。

 


天王寺美術館で、なんかの特別展があるらしく長い行列ができていました。
(右)正面の階段中央。「ぺんぺん草」や「雑草」ばかり。これも大阪風景?

   


天王寺公園は、大きな芝生広場になっています。

   


博物館の特別展、「氷河時代」に関連した講演会でした。

   


案内の看板類が新調されていました。

   

   


久しぶりに来ると、空き部屋が目立ちます。
ここは数年前からの空き部屋。オランウータンのケージです。

   


ついで、アイファー、両生爬虫類館の展示です。
干潟を模しているんだけど。開業時はカニとかもいっぱいいたんだけどなあ。奥で鳥が一つうろうろしているだけです。

 


魚もおらず、看板だけ。誰がかみつくの?どこかに隠れていたのかなあ。

   


表示板の痕跡ばかりが目立ちます。

   


(左)昔は熱帯魚が泳ぎ、ウミガメが回遊していました。
(右)オオサンショウウオのスペースです。オオサンショウウオなんて、京都水族館(のバックヤード)にゴロゴロいるはずです。(雑種だけど、まあ、見た目には変わりません。)
という話をしたいたら、別の動物園から何頭かはもらっているらしいです。が、設備の故障で水温が安定せず、入れられないんだとか。