水月湖からびわ湖博物館         


2016年8月25日


若狭湾近くにある三方五湖へ行ってきました。主目的は「ウナギ屋」だったのですが・・・・・。

近くにあった道の駅に、里山里海湖研究所というのがありました。

 


水月湖の湖底堆積物(年縞と呼ばれます)の展示がありました。


水月湖の湖底には何十万年分の堆積物があるのだそうです。ここを知ったのも、その年縞を研究されている方が博物館で講演されたのがきっかけでした。


その研究者の方が推薦していたウナギ屋へ行くと、なんと、臨時休業です。
仕方なく、近くにあった別のウナギ屋へ入りました。

 


うな重でも、松と竹では1850円も違います。研究者ご指定のウナギ屋では、上ではなく必ず特上を注文するように言われていました。この店でもそうなのかもしれませんが、何度考えても「松」は無理で、私は「竹」妻は上のうな重を注文しました。


他が休みだったためか、ひっきりなしにお客さんが入って、すごくはやっていました。


あんまり脂っこくもなく引き締まった身(?)で、そういう目で見ると上等なのかなあ、という感じ。
「スーパー」との違いが本当に分かったのかどうか・・・・・・。また、ご推薦の店とどう違うのか、次を食べてみないとわかりませんね。


食事後、びわ湖を南下し、びわ湖大橋を渡ってびわ湖博物館へ行きました。以前にも来たことはありますが、リニューアルオープンしたというのです。


先に結論を書くと、巨大すぎて何時間あっても時間が足りません。圧倒されて、あちこちうろうろしていただけの感じです。
半分博物館、残りは水族館、という感じです。時間があれば屋外の施設も見るべきでしょうけど、とても余裕がありませんでした。
あとは画像の羅列です。ぜひご自分の目でお確かめください。

滋賀県というのは化石の宝庫です。自分の県だけでも十分展示を賄えますね。うらやましい。

 

 

 


滋賀県というと、シガゾウを初めとして、ゾウの化石で有名です。

 

 


足跡化石も有名。


これは、埋没林の発掘の展示。


研究室を模した展示です。これもよくできていました。

 

 


(左)ブタだったか、イノシシだったかの実物展示。大阪じゃ、こんなのを展示するとすぐに無くなってしまう・・・・・・。
(右)たぶんキクガシラだと思うけど、私のほうが上手だなあ。

 


びわ湖というと漁業。それに関する展示も充実しています。


船の実物展示とか、船板製造の実物模型もありました。よくできています。

 

 


もちろん、漁具の展示も。


えり、っていうんだっけ?定置網、ですね。


これは前の博物館からありました。滋賀県全域から淀川を流れて大阪湾までの航空写真が床一面にあります。
(右)やっぱり、自分の家を探しますね。虫眼鏡で見るみたいですけど、ちゃんとありました。

 


こちらには、カヤネズミの生態展示。


ハッタミミズとナゴヤなんちゃらの生態展示です。ハッタミミズ、巨大ですね。


ミナミイシガメなんだけど見にくいですね。現在は国内移入種扱いだったと思います。


これも前から展示されていました。昭和の家というか。うちに普通にあったものも多いです。

 


これも、昭和の家の復元です。


子供らが普通に上がって遊んでいました。


(右)琵琶湖周辺というと、やっぱり水との共存です。
各家々に水が流れていました。

   


古い時代の写真です。懐かしさがあふれています。
展示ではそれぞれの現在の様子も撮影されていました。

   

   

 


もちろん、魚の展示も。

   


これはマニアックな展示ですね。

   


昆虫、いろいろ。

   

 

   

   

   

   

   

 


屋外のプールとつながった魚の生態展示です。
サギ類が来るのであわてて予防処置をしたとか。

 


ここからは「水族館」そのものです。

   


琵琶湖といえば、ビワコオオナマズ。

   

   


イワトコナマズに、アユ。

   

   


魚屋の復元です。これもりっぱでした。

   

 


湖つながりで、バイカル湖とか他の湖と友好関係になっているそうです。その関係からバイカルアザラシが来ており、それがこの博物館の現在の、一番の目玉になっているのですが、デジカメの電池切れで掲載できませんでした。各湖を復元した生態展示もあったのですが、これも撮影できず。

とにかく詰め込みすぎで消化不良になりました。的を絞って何度か来ないと、全部は理解できないかもしれません。




博物館の後は守山のピレリだったか、大きなショッピングセンターへ行きました。お客さんが入らずに2,3度潰れかけているショッピングセンターです。何とかという私立移動動物園が入っていることでも有名になっていました。
行ってみると平日の夕方でしたが駐車場はけっこう混雑し、中にもお客さんはそこそこ入っていました。今度は大丈夫なんでしょうか?スーパーに行くと商品もそこそこ安いそうで、果物なんかを普通に買いました。

移動動物園は、「めっちゃさわれる」というのを売りにしています。入場料1000円。もちろん入りませんでした。遠目にのぞくと、数人は入っていたかなあ。この動物園、飼育環境は最悪でたぶんアメリカなんかじゃ許可が出ないような飼い方です。
「さわれる」事とその動物が「喜ぶ」事は別問題で、特に両生爬虫類なんて「ふれあい」を望むはずはありません。一方的に人間のほうが喜んでいるだけです。


ということで、丸一日、そこそこ楽しく遊んできました。
結局は主目的の「ウナギ」にはたどり着けず、宿題が残りましたが。