シドニー・3 

鍾乳洞・ブルーマウンテン

2011年10月13日ー17日



世界遺産のブルーマウンテンへ行くのが、シドニー観光の定番らしいです。もちろん、私が今回利用したツアーでも、オプションで選択できるようにはなっていますが、それなりに割高、だそうです。娘が現地の旅行社の中から安いツアーを探してきてくれました。しかも、動物園、鍾乳洞、ブルーマウンテンという、フルコース。現地で申し込んだツアーでしたが、参加者は日本人ばかりでした。

けっこう遠く、延々と車は走ります。牧場らしく、フェンスに囲まれた牧野が続きますが、牛はほとんど見ません。どうしてだろう?牧草が伸びるを待っているんでしょうか。極めてまれに馬がいたり、牛がいたり、羊がいたり。でも、こんなところで放牧するんじゃ、日本の畜産が太刀打ちできるはずもありません。


(左)カンガルーとウォンバットに注意、の看板。実際、カンガルーの死体をいくつか見られました。
(右)こんな鳥が、普通に路肩にいます。もっとも、日本から来ているから珍しいだけで、現地じゃ普通のことなんでしょう。


細い山道を延々と走って、やっと鍾乳洞へ到着しました。運転手から入場券をもらうと、時間が書いてあります。なんで?洞窟の案内地図を見ても、細かな時間が書かれています。




洞窟の名前と、ここで待ってね、との表示。
この洞窟、自由に見るんじゃなく、案内がつくんですね。一グループ、10〜15人くらいにして、何カ所かのコースがあるみたいです。で、要所要所で立ち止まって解説してくれ、それが終わらないと次へ行けません。ライトも、歩くに従って点灯していく(過ぎた所は消灯していく)構造になっています。


(左)オーストラリアでも、こういうものに名前を付けるのが好きなのか、これを、エリザベス何世、って説明をしていました。それ以外にも、サメに似ている、とか、何みたい、とか、いろんな名前を付けていました。
(右)フズリナの化石、って言ってた様に思うけど、あってるかなあ。


写真じゃ、よくわかりませんね。とにかく、すばらしい風景でした。ただし、すごく乾燥していて、日本で見るような池があって水が流れ、という風景はありませんでした。もっとも、今回のコースがそういうコースだっただけで、Riverと書かれたコースもあったので、別のタイプの鍾乳洞もあったのでしょう。




鍾乳洞の見学が終わると、またまた何もない牧草地を走ります。ずっと向こうに、上部が平らな山々が見えるので、そっちがブルーマウンテン方面なんでしょうか。


で、やっとこさ着いたのが、シーニックワールド、と書かれた所。みんな、ここへ来て観光するようです。
インディージョーンズばりのアトラクションがあって、グランドキャニオンの風景、と聞いて、すごく期待していたのですが・・・・・。


インディージョーンズの音楽に見送られ、金網で囲まれた、斜度30〜40度ありそうな「乗り物」に乗ります。ガタガタ言いながら、すぐにトンネルに入ります。このまま、ジェットコースターのごとく、渓谷を走り回る、と思いきや、数十mほど、まっすぐ降りておしまい。乗ってる時間はどれくらいでしょう?あれ、これでおしまい?、って感じでした。
周りは植物で覆われ、景色も何もありません。もっとも、それも演出なのかもしれません。



で、降りた所から木道を歩いて、今度はロープウェイの駅を目指します。いくつかのコースがあるようですが、時間の都合で、15分ほどのお気軽コースを歩きます。長いコースでは、1時間くらい、歩くようです。


途中に、昔の(たぶん)炭坑がありました。


(左)帰りは、ロープウェイに乗ります。
(右)通常、ロープウェイというのは2台で上昇と下降をしますが、これは一台だけです。おそらく、バランスを取るための重りのようなものが、隣で上下運動していました。


これは、別の所から見た風景。Three Sisters 云々の風景です。何でそう呼ばれるのか、運転手さんが説明してくれていましたが、英語であまりわかりませんでした。


見にくいですが、こちらには谷をわたるロープウェイがありました。これはこれでおもしろいか、おそろしいか。




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