野鳥カルテ 



2016年 1-6
  7-12
2017年 1-6  7-12




ツバメ 6月28日
スズメ 6月28日
ドバト 6月26日
ヒヨドリ 6月22日
カルガモ 6月6日
オオタカ 6月4日
スズメ 5月
アオサギ 5月17日
アオバト 5月17日
カルガモ 5月9日
フクロウ 4月14日
タヌキ 3月23日
スズメ 3月3日
メジロ 1月24日
コシジロウミツバメ 1月23日
ヒヨドリ 1月19日
チョウゲンボウ 1月13日








ツバメ
6月28日


巣が壊れて戻せなかったそうです。

   


1週間たちました。少し黒くなり、ツバメらしくなってきました。

   


ツバメのウンコは運びやすくなっています。

 




スズメ
6月28日


さすがにこの状況では打つ手もなく、しばらくして亡くなりました。
巣立ちの誘拐ではなく、外傷のようでした。

 




ドバト
6月26日


交通事故だそうです。ドバトの巣立ちヒナでした。
頸部に広く裂傷があり、傷は縫合しましたが神経症状が出てきて、2日で死亡しました。

 




ヒヨドリ
6月22日


ヒヨドリが来ました。
衰弱が激しく、しばらくして亡くなりました。

 




カルガモ
6月6日


カルガモが来ました。ビルの4階屋上のビオトープで生まれ、最初は5羽、だんだん数が減りこの子らが残され、親も帰ってこないからと連れてこられました。
ガリガリに痩せており、残念ながら翌日に死亡しました。
そういう環境で産卵した親の経験不足、でしょうか。

 




オオタカ
6月4日


オオタカが来ました。
外傷等はありませんが、痩せています。食事は摂れそうなので、しばらく飼育することになりそうです。

   




スズメたち
5月


なんだかんだで、スズメがいっぱいになりました。

   


この子はもうすぐ一人餌。

 


このサイズから育てるのは久しぶり。たいへんです。

 

普通に大きくなって、リハビリケージで生活しています。



アオバト
5月29日


またアオバトが来ました。
中手骨の骨折で、手術できる場所、折れ方ではないので外固定しました。

 


しばらく飼育することになりそうです。



アオサギ
5月17日


久しぶりにアオサギが来ました。
外傷はありませんし、歩くのですがすぐに座り込みます。痩せています。
さあ、なんでしょう?

 


食欲もあり、元気そうなので放鳥しました。

 




アオバト
5月17日


アオバトが来ました。

   


上腕骨遠位端の開放骨折で、断翼しました。

   


かわいい。

   


残念ながら、その後、死亡しました。



カルガモ
5月9日


足がはさまれ動けず、カラスにつつかれていたというカルガモが来ました。
脛骨の解放骨折で、ほとんど皮膚だけでぶら下がっている状態で、整復は無理なので断脚しました。何に挟まれていたのかは聞きそびれました。

   


数日飼育して、外傷が落ち着いてきたので近くの池で放鳥しました。
片足の子が生きていけるのかどうか、よくわかりません。少なくとも、泳ぐのには支障がないみたいでした。

   




フクロウ
4月14日


翼を下げたフクロウが来ました。

   


複雑骨折で、先の方が壊死しかかっています。

 


そのまま断翼することになりました。

 




タヌキ
3月24日


交通事故のタヌキが来ました。歩けません。

 


仙腸関節の脱臼です。

 


元気になったので放獣しました。



スズメ
3月3日


トリモチについたスズメ、3つです。

 


ケイ酸アルミニウムでネバネバを取ります。

   

   


なんとなく、取れた感じがします。

   

2週間ほど飼育すると飛べるようになったので放鳥しました。



メジロ
1月24日


メジロが来ました。
こういう姿勢でうとうとする子は難しいです。

 


残念ながら、落鳥しました。



コシジロウミツバメ
1月23日


ウミツバメが保護された、との連絡がありました。すぐには連れてこれない、というのでこちらから引き取りに行ってきました。
海鳥(水鳥もそうだけど)は水のない環境に置くと、すぐに羽の撥水性が無くなって放せなくなってしまいます。元気ならすぐに海に浮かべるのが原則です。


この種の子は、陸での生活が不得意でもありますが、少し元気がありません。

   


菅鼻、というそうです。塩類の排出器官だそうです。

 

   

3月上旬まで飼育しましたが、残念ながら落鳥しました。ずっと強制給餌でした。



ヒヨドリ
1月19日


ヒヨドリが来ました。
保護という事で来ましたが、尾羽は傷んでおり、片方の風切り羽がすべてありません。切っている風でもなく、抜いた感じでもありません。
成長段階で何らかの異常があって生えないのでしょうか?
こんな状況で飛べるはずもなく、飼育個体がほかされた可能性が強いです。

   

   


結局、一か月ほど飼育すると羽が生えてきて普通に飛べるようになりました。
事故で、あんなにきれいに風切羽が抜けていたのでしょうか?そうなると尾羽の傷みの原因もよくわかりません。(なぜ抜けなかったのか。)
まあ、結果オーライというところでしょうか。




チョウゲンボウ
1月13日


「トビが保護されました」との行政からの連絡でしたが、来てみるとチョウゲンボウでした。まあ、猛禽類には違いありません。
前を走っている車にぶつかったそうです。神経症状があり、上手に立てません。
レントゲン的には異常は見つかりませんでした。食欲はあるので、まあ、しばらく様子見でしょう。