志摩マリンランド・鳥羽水族館・伊勢神宮
      
   2011年9月19日
 


知り合いから、近鉄の無料乗車券を頂きました。どこまで乗ってもこれ一枚、というものです。
当然、長距離で使うのが普通。で、伊勢志摩、鳥羽方面への旅行を考えました。

せっかく無料でもらっても、特急には使えず、別に特急券が必要になります。ざっと調べて、鈍行3時間、特急2時間、という感じでしょうか。朝は時間がもったいないので、特急券を購入しました。二人で3120円。ちょっと、もったいない。

でも、さすがに別料金だけあって、いすも豪華だし、とにかく早い。こういうのには縁がないので、非常に快適でした。


賢島へ到着しました。早いと言っても、2時間ちょっとかかっています。やっぱり、遠いですね。
最後は、所々、単線でした。ちなみに、乗ったのは左写真の特急で、右のではありませんでした。どう違うのか、よくわかりません。


最初は予定に入っていなかったのですが、ここの無料入場券もついていたので、行ってみることにしました。


入ってすぐは、ペンギンのお出迎え。


で、館内に入ってすぐは、「古代水族館」と称して、片側は地球と生物の歴史みたいなのが書かれていたり、展示されていたり。説明を読む人は、ほとんどいなかったなあ。私もペラペラめくりましたが、むつかしい。
その反対側に、オウムガイ、肺魚なんかの、「生きてる化石」(に近い生き物)の、生き物展示があります。



さらに、魚なんかの化石の展示。もちろん、アンモナイトもいろいろ。




いわゆる、ドクターフィッシュ。無料で、手を入れられます。
これだけみんなが手を突っ込んでいると、魚のえさ代もかからないのでしょうか。


いくつかの水槽が並んでいます。
まあ、とにかくきれいですね。


(左)ウツボとウミヘビが、同居しています。しかも、こんなに入るの?、って思うくらい、狭いところに満杯です。


(左)コバンザメ、です。くっつく相手がいないためか、壁にくっついてじっとしています。後から考えると、この子らがくっつくような大型の魚を飼育する大水槽がないので、こういう展示方法しかないのでしょう。
(右)電気ナマズ、だったかな。そういえば、どこかの水族館では、ドジョウをほりこんで、食べるときの「発電」を見せていました。


これらも、定番と言えば定番ですね。


(左)サメの卵。中に、孵化しているのが透けています。
(右)シャコガイ、だったっけ。



この水族館の目玉は、マンボウ(と、ノコギリエイ)の様です。確かに、他ではあまり見ませんね。


フグに近縁と言うことですが、どうしてこの発想が生まれたのか、非常に不思議です。
説明も読みましたが、あまり理解できませんでした。


96本足のタコ、だそうです。


「英虞湾が一望できる屋上展望台」だそうです。どこのことでしょう?



ついで、鳥羽へ戻って鳥羽水族館です。
入場料2400円(ちなみに、志摩マリンランドは1250円)に、ちょっと驚き。まあ、水族館というのは高いのはわかっていますが、夫婦で5000円と言われると、一瞬、考えますね。(これまたちなみに、海遊館は2000円、らしい。まあ、こっちはショーなんかもありませんが、それでも高い印象はありますよね。)


入ってすぐに、大水槽。



(左)食事をもらっていました。ハクサイ?
(右)コブシメ、だったか。きれいです。


ザリガニの展示がありました。オーストラリア産の、青いザリガニ。
こっちには、ニホンザリガニ。かわいいですね。
写真には撮りませんでしたが、あと、アメリカザリガニが山ほどいました。そっちは、触れる展示だったかもしれません。また、色変わりのアメリカザリガニだったかを展示していましたが、いまいち、よくわかりませんでした。


オウムガイと、孵化中の卵、だそうです。


アメリカカブトガニ、と書いてありました。




(左)イセエビを見ると、おいしそう、という発想しか出てきません。
(右)そういえば、獣医師会の旅行でタカアシガニを食べに行ったことがあります。たいして、おいしいものではありませんでした。


スナメリです。大阪湾にも生息していて、年に何度となく打ち上げられ、博物館(ホネホネ団)が標本として引き取っています。生きた姿を見るのは滅多にないです。


こっちには、イロワケイルカの親子です。


鳥羽と言えば、ジュゴン。


脇に、乳頭が見えますね。


こちらには、マナティがいました。実物を見たのは、はじめて。


(左)ビーバーも、子供が生まれたらしい。
(右)こっちは、カピバラ。


アシカショー。
そういえば、スペースの問題からか、イルカショーはありませんでした。もっとも、イルカは近くの別のところで飼育され、ショーが見られるようです。


「セイウチパフォーマンス笑」、だそうです。
いやー、これは最高!
もちろん、司会のうまさと言う面もあるのでしょうけど、「素材」を最高に生かしたショーと構成で、これだけでも入場料の価値がありそうです。
(さすがに、youtubeでも、いっぱい出てきます。たとえば、こんなところ。でも、動画じゃ、本物の1/10も、楽しさは伝わってきません。ぜひ、鳥羽へ行って本物を見てきて下さい。)




ショーの最後は、「セイウチさわり放題」、です。


どこだったかの部屋にぶら下がっていた標本。なんだったかなあ?
背びれを尾びれが収まりきれず、天井に穴を開けています。


隣は、ミキモトさんの真珠島。



鳥羽水族館を駆け足で見たあと、今度は伊勢神宮の内宮へ行きました。
小学校の修学旅行できているはずですが、もちろん覚えていません。それ以来の訪問のはずです。



お参りのあとは、「おかげ横町」
気になってちょっと調べてみると、昔からあった「おはらい町」近くに、赤福の関係会社が人工的に「おかげ横町」を作った、らしいです。で、爆発的に観光客が増えたらしい。


でもって、赤福本店。
せっかくなので、縁側で食してきました。


時間の都合で外宮には行かず、帰ることにしました。
帰りは鈍行、というか、急行の旅です。それでも、宇治山田から乗り換えなしに帰れるので、時間さえ気にしなければ、快適です。


世間では、この時期をシルバーウィークと呼ぶらしいです。せっかくの休みなんで、それにならいちょっとした旅行に、なったでしょうか。
まあ、楽しい旅でした。