サイクルセンター  


2013年11月17日


大仙公園にある、自転車博物館です。公益財団法人・シマノサイクル開発センターと言うところが運営しているそうです。


なぜ堺が自転車?、と言うのは初歩的な質問です。鉄砲で培った加工技術を自転車に応用した、と高校時代に習いました。
旧堺市内には(シマノをはじめ)自転車部品の中小企業がいっぱいあります。


自転車の原点、でしょうか。


当時の皇太子殿下、と言うことは今の天皇でしょう。


フラッシュをたいて良いのかどうかわからなかったので、画面が暗いです。すみません。
とにかく、古い自転車がいっぱい並んでいます。


(右)競技用の5人乗り自転車、だったかな。


(左)時速150kmを記録した自転車だそうです。ギア比がすごいことになってますね。


このあたりになると、普通の高級な自転車です。


一階の収蔵庫も自転車だらけです。


「自転車王国」オランダの自転車や町の紹介がありました。


私が子供の頃はこんな自転車がいろいろありました。懐かしい。


「堺は自転車」というのは子供の頃から体に染み付いている言葉です。旧堺市内にあった高校の周りにも、小さな自転車関連の町工場が散在していました。大仙公園にこの博物館があるのは何十年も前から知ってはいましたが、なぜか、入る機会がありませんでした。有料といっても200円なんですけど。関西文化の日を機に、やっと見に行くことが出来ました。

先に印象を書くと、スペースが小さいからか、そういうスタンスだからか、実物展示はいっぱいあるのですが、自転車の構造を勉強するとか、部品を並べるとか、いわば、「勉強」の部分が少ないように感じました。
少し(というか、かなり)離れたところに「自転車広場」というのがあって、そこでは昔の自転車なんかにも乗れるそうです。こっちで実物を見て、あっちでレプリカで遊ぶのも良いのかもしれません。

まあ、何度も訪れる施設ではありませんが、一度くらいは、と言う感じでしょうか。