王子動物園             


   2007年1月14日(日)



最近はパンダで有名な、王子動物園へ行ってきました。


入ってすぐにパンダがいます。結構近くに展示されていました。
どこからみてもパンダ。まあ、かわいいもんです。
白浜のパンダは子だくさんですが、こちらは残念ながら人工授精しても子供ができないようです。
ちなみに、白浜のパンダは繁殖の共同研究ということで中国から借りています。年間何億円?したがって子供も中国のもの(かな?)WWFは、研究用に借りているのなら展示しての金儲けには使うな、って文句を言ってるみたいです。
王子のパンダも研究用ながら、こちらはもらったはず。
ちなみに上野は、何度かお産しましたが、今は♂1頭だけ(だったかな?)。


いわゆるエンリッチメントに努めているといっても、一日することがない。となると、寝るしかない。




相手は慣れているとも限らない、というより、ほとんど人慣れしていないからか、こうなっても治療できないんですねえ。見ているだけでもかわいそうだけど、ゾウの部屋にはきっちり治療できない理由が書いた看板がついていました。市民からいつも言われるんでしょうね。


ほとんどの動物にサポート企業がついているみたいです。「タニマチ」、ですな。

当然、相手はジャガーです。 その筋では有名らしい。


動物園に中にあります。
骨格標本と、ホコリのかぶった剥製が並んでいるのかと思っていたら全然違いました。
ミニミニ博物館、みたいなものでした。たいへんおもしろかった。

アフリカのジオラマ、ですな。 クマの冬眠の図。

これはよく出来ていた。 ボタンを押すと頭骨にキツネが重なる。

解説はゴリラの看板に統一されてます。 のぞくと、うんち関連の画像が流れている。



この子は残念ながら死産だったらしい。 だ、そうです。




カンガルーのお産、です。


これもおもしろかった。くちばしの比較。ペンチに、バケツに、ノミに、・・・・・・。


神戸というとずいぶん遠い感じがしていましたが、灘というのはすぐそこでした。阪神高速の湾岸線ですぐ。43号線でも十分行けるようでした。
動物園自体は極めてシンプルな(オーソドックスな)作り。中に小さな遊園地もあります。こんなん、いらんのに。パンダとコアラとレッサーパンダが目玉かなあ。
ゴリラやチンパンジーの放牧場はそれなりに大きく、チンパンジーも群れでの飼育に近いものでした。いわゆる見せ物小屋的な小さな場所ではありませんでした。
「猛獣館」は上からも下からも見られる構造になっていましたが、逆に言うと落ち着く場所がないのかもしれません。広さはいまいち、大きくはありませんでした。
は虫類はあまり多くありませんし、展示施設も古いようでした。

まあ、そんなに長い時間はつぶせませんでしたが、きれいな、おもしろい動物園でした。