大分旅行 その1 


2012年2月5ー6日


ちょっと用事が出来て、大分まで行ってきました。


飛行機は、伊丹からしか飛んでないようで、不便です。飛行機も久しぶりですし、伊丹空港も久しぶりです。
時間があったので、屋上からしばらく空港を眺めていました。



乗った飛行機はこれ。
「日本で一番小さいジェット機です」って、キャビンアテンダントのお姉ちゃんがおっしゃっていました。


杵築市で人と会う約束があり、それまでに時間があったので杵築城へ行ってみました。
天守閣を再建し、郷土資料館に使っていました。


城内に、石塔なんかがいっぱい並んでいます。各地にあった非常に古い墓石(?)なんかも、世話をする人がないようなものをここへ持ってきているらしいです。
まあ、一括して「世話」を出来る利点はあるのでしょうが、これらのものはそこにあってこそ価値があるし、誰も面倒を見なくなれば朽ち果てるのが自然というか、それはそれで仕方ない、とも思うのですが。


河口干潟が広がる、のんびりした風景。


城内の展示です。
郷土の歴史に関係したものを、並べています。


お武家さんのものだけではなく、有名な軍人さんでこの町の出身者がおられたらしく、その方の遺品もたくさん展示されていました。


夜は、別府のホテル泊。
夕食付きのツアーでした。「何とか藩の家紋」って説明を聞きましたが、忘れました。


(左)氷で出来た椀、というか、入れ物に、刺身が入っています。


このホテルの売り(?)が、従業員によるマジックショー、だそうです。食事をしていると、突然始まりました。
クロークの兄ちゃん、姉ちゃんでした。


翌日、アフリカンサファリに行く途中に寄りました。
何とか地獄というのが8カ所あり、全部回る券は2000円。一カ所だと、400円。
以前別府に来た時には寄りませんでしたが、せっかく来たんだから、と妻に言われ、一カ所だけ入ってみることにしました。
(右)蒸気で食べ物を蒸しています。


思っていたほどの硫黄臭はありませんし、まわりの草木があまり枯れていないのが不思議でした。熱湯と蒸気だけ上がっている、みたいな感じです。いわゆる、火山地帯のなんとか地獄とはちょっと違うのでしょうか。
(右)棒の先に、卵がぶら下がっています。



あちこちの岩の隙間からも、熱い蒸気が噴出しています。


2日目の行程は、水族館、高崎山、海地獄、サファリの順で、一番最後にここへ寄りました。水族館等は別ページに記載します。

熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)と言うんだそうです。
住所は、豊後高田市、だそうです。
サファリのあと、時間つぶしにちょっと寄っていくだけのつもりが、カーナビの指示した道は一応は国道のようでしたが、細い山道。慣れないレンタカーで延々と走って行きました。おまけに、最後は目的地には距離は近いけど、尾根の反対側に案内され、かなり引き返す羽目になりました。

有名な割に道案内も少なくって、なかなかたどり着けず。やっと駐車場へ車を止めて見に行こうとすると、おばちゃんに、拝観料200円と言われました。岩壁の仏像を見るだけなのになあ。
また、ここへ行くまでも延々と石の階段を上る必要がある、って、これも予想外でした。


空港近くでレンタカーを返して、帰路につきました。
大分空港は田舎の地方空港だと思っていましたが、けっこう、あちこちに飛んでいるようです。早めに空港へ帰ったためでもありますが、名古屋行きとか、東京行き等、何機も飛行機を見送りました。

ちなみに、この空港、別府からも、大分市からもかなり離れています。一部は海を埋め立てていますし、どうせ埋め立てるならもっと都会近くに作ればいいのに、って思ってしまいました。
気になって調べると、昔は大分市近くに空港があったようです。が、地理的にそこは拡張できないので新しいところに、と言うことになったそうです。一説によると、市長だか知事だかがこの新空港近くの出身で、無理やりこっちへ持ってきた、と言う話もありました。


行きも帰りも、JALの小型ジェット機でした。
また、帰りはどちらの空港でも「橋」は利用できずに、タラップを使っての乗り降りでした。
まあ、そこそこ楽しい旅行でした。