明治村             

2011年5月12日


急に思い立って、雨の平日に明治村へ行ってきました。
家を出たのが遅く、9時過ぎ、だったでしょうか。さらに、高速代がもったいないので、西名阪から一般国道を経由して、東名阪へ入り、到着は11時30分くらいでした。

すごく広い敷地に、60棟以上の建造物が移築されています。そのほとんどを、内部も公開しています。一つずつ回るので精一杯で、駆け足に見て回りました。とりあえず画像を並べますが、外と中が一致していなかったり、建物の名前もほとんど割愛します。ぜひ皆様、ご自分の目でお確かめ下さい。建物の管理も非常によく行き届き、村内の緑も、非常に落ち着きます。

近くにあれば、「村民登録」して、何度でも歩きたいところです。


裁判所、です。


帝国ホテル。



こんなものの本物が、さりげなく置かれています。



内部には、喫茶もあって、コーヒーもいただけます。



金沢監獄、です。
人形がリアルです。





これも、どこだかの監獄です。(前橋だったか。)




内閣文庫、と書かれています。図書館みたいなもの。



銀行の一部を持ってきて、展望台にしています。



やはり、教会というのはサマになりますね。







お風呂屋さんで、足湯ができます。一回、100円、だったか。番台にお金を入れて、セルフサービス。


川西からの移築だったように思います。「ごふくざ」、ではなく、「くれはざ」、と読むそうです。
先日見た、「最後の忠臣蔵」でも、こういう芝居小屋が出てきました。実際、テレビや映画でも、ここを使うそうです。



小泉八雲の家、だったかな。
引き出しにも細工がしてあって、自分で開けて中を見るようになっています。何があるかは、行ってみて確かめて下さい。


郵便局、ですね。今でもそのまま、使えそうです。



工場をそのまま、産業機械の展示に使っています。




まあ、時々見る展示ですが。


どなたの家だったか、神戸方面のお金持ちの家。阪神大震災で一部が壊れ、それからこちらに来ているそうです。明治村では一番新しい家、だそうです。



風呂の天井に、蒸気抜き(?)の穴があり、何をデザインしたのか、はっきりとはわかっていないそうです。


2階のベランダ付近にも、ちょっとしたアクセント。


北里研究所、だったかなあ。


医学関連の展示が、いっぱい並んでいました。


理科の教科書に出てくるような、実験器具です。自然発生云々で、見たような気がします。



西園寺公望の別荘です。
(右)2階の窓から玄関が見下ろせ、来客があったとき、そっと確認できるそうです。暗殺が現実的にあった時代だから、だそうです。



台所の床に、秘密の地下道へつながる穴があったそうです。
(右)この座布団に座って写真を撮るのが定番なんだそうですが、私は座りませんでした。




昔の医院、だそうです。




こちらは、昔の高等学校。



三重県庁だったか。
(左)天井は「紙」製で、湿度で伸びたり縮んだりするそうです。



お召し列車、です。
豪華。


やっぱり、教会はいいですね。



ハワイ移民住宅、だったかなあ。


夏目漱石と、森鴎外は同じ借家に住んでいたとか。



酒蔵と、それに関係するいろいろな道具が置かれています。




柱がすばらしい。



(左)幻灯機、です。


当時の教科書らしいです。見ていて、おもしろい。


何年も前から行きたかったところです。期待を裏切らず、どれもこれも、非常に興味深い展示でした。もっと近くにあれば、何度も行きたくなるところですね。特に今日は朝から雨で、人はほとんどいませんでした。
内部も公開しているためか、生きた感じのする家々でした。
さりげなく、本物が並べられているのがすばらしい。