京都見学と動物園       


2009年11月28日


鳥の観察会のはずが、日にちを間違っていました。で、仕方ないので、ぶらぶらしてきました。

観察会があるはずだった、京都御苑です。今まで知りませんでしたが、とにかく広いですね。また、宮内庁管轄のためか、ものすごくきれいです。


御所へ入る入り口でしょうか。申し込み制で公開しているようです。



動物園まで歩いて行こうと地図を見ると、近くに平安神宮がありました。平安神宮、って、名前はよく知っているけど来たことがありませんでした。そもそも、普通の神社と、どこがどう違うのかもわかっていません。なんでこんなにいっぱい人が集まるんでしょう?

回りに、神苑があるようでしたが、有料なんで入りませんでした。


左近の桜、右近の橘、というのは知っていました。その理由はわかっていませんが。
説明文、これじゃ読めませんね。




で、やっと京都市立動物園へ。HPで確認すると、前回は2005年に来ていました
ここは野生動物の保護活動に力を入れているのか、あちこちに説明が書いてありました。これは、飼育ボランティアを募集しているツバメの写真です。保護動物の一番は、ドバトでした。まあ、(おそらく)外来種で有害駆除され得る鳥とはいえ、持ち込まれれば治療せざるを得ないし、データにも載せる必要があるのでしょう。


いろいろ工夫をしているのはわかりますが、結局、どこにいるのか、わかりませんでした。左がアナグマ、右がリス、との解説板だけ。


(左)なんだったかなあ。ここもにぎやかなだけで、生き物は見あたらず。いろんな道具類も、ホコリがかぶっていたので利用していないんだと思います。
(右)フェネックギツネ。これはきっちり、透明のハウスに入っていました。


ハクビシンはサービス精神があるのか、目の前で寝ています。
タヌキはボーと立っているだけでした。説明を読むと、保護個体で目と足が悪いので放獣出来なかった子だそうです。この動物園は、保護個体もけっこう展示に利用しているようでした。


クマタカは1羽だけで飼育、だったかな。こういう動物こそ、どこかでペアにする必要があるんじゃないでしょうか?
アナホリフクロウは、名前の通り、砂の中で寝ていたりするそうです。こんな寝方をしていますが、病気じゃありません。


バク、です。向こう側に赤ん坊がいるのですが、わかりますか?



(右)おしりがふくれているのがわかるでしょうか?便が出ないので半年に一回(!?)くらい、麻酔下で便を取り出すそうです。



前回来た時、円山動物園から来た、って説明を読みました。今年の11月に死亡したそうです。うーーん、かわいそうですねえ、って言っても、仕方ありませんが。そういえば、シロクマも狭くてかわいそうだなあと思っていたら、いなくなっていました。


チンパンジーが4人、新しく来たそうです。この子らは京都大学野生動物研究センターとの共同研究で、飼育を始めたそうです。朝一番、1時間ほど、勉強をしているそうです。詳しくはこちら
パソコンの画面で数字を順番にタッチするとおやつがもらえます。この様子が、朝一番に来ると、外から観察できます。




そのつもりで行った訳じゃないけど、動物園を見学してきました。小さな動物園ですが、まあ、それなりに楽しんできました。チンパンジーの学習の話がおもしろかったです。研究者が常駐して展示と研究、って、動物園の、新しい方向性ですね。