大化石展             

2011年7月


博物館の、特別展です。

特別展というのにも、いろいろな「種類」があり、これは館独自で「作っている」主催展、です。で、主担当は、植物化石を研究されている塚越学芸員だそうです。もちろん、昆虫化石は昆虫屋さん、哺乳類は哺乳類屋さんが担当されています。



(左)これは、有名。化石ではありません。
(右)これでも、化石です。



化石燃料、ですね。
左は、「勇払」と書いてあります。北海道です。懐かしい。


「府指定文化財」だそうです。
木村〜は江戸時代の博物学者で、貝類標本も残しています。こちらは、螺鈿の美しい箱に収められていますが、石の方は、シンプルな木の箱に納められているだけだそうです。
石の由来などは、益富先生が調べられたそうな。
小さな紙切れは、館が今回の展示に当たって、化石か否かを説明しているものです。





鉱物と置き換わった化石、だったかな。美しいです。




こちらは、化石と言うより、そのまま残っているもの、だったと思います。これでも、「化石」です。


中国は、何でも薬にしてしまいます。何に効くのかは、書いてありませんでした。


虫入り琥珀です。
「ジュラシックパーク」の世界ですね。



これは有名な話ですね。その化石がこれだとは知りませんでしたが。



どこの世界にも、こういう事件はあるようです。





これも、有名な化石(群)です。
でも、一見しただけでは、化石なんだか、何なんだか、よくわかりません。



こういう化石が日本でもゴロゴロ出るのなら楽しいでしょうけど、日本列島の生い立ちが大陸と違うためか、ほとんど期待は出来ないそうです。


ちなみに、このようなスクリーニングでは、薬品なんかで石を溶かす方法も用いているらしいです。




何だったかなあ。



日本の、恐竜化石、というコーナーだったかな。
あの有名な、丹波竜の化石が並んでいます。一見、岩の固まりです。発掘ビデオも流れていますが、どこがどうなっているのか、さっぱり理解できませんでした。



山口県のここは、昆虫化石で有名なところなんですが、印があっても肉眼では、何があるのか、さっぱりわかりません。


諸外国の昆虫化石がいっぱい並んでいました。こんなのが見つかると、化石採集も楽しいでしょうね。



アンモナイトは、北海道も有名ですし、近くでは泉南あたりの、和泉層群からいっぱい出てくるそうです。関西空港の土砂を採取するために山を崩したら、こんなのがいっぱい出てきて作業員のおみやげになっていた、と言う話を聞いたことがあるのですが、本当かどうかは知りません。



こちらは、もっと時代の進んだ(現代に近い)化石群です。





(右)黄河象の全身骨格標本、です。全長、7.6mだそうです。


三重県の、足跡化石で有名な河川敷で採集した「足跡化石」です。


大阪で植物化石となると、三木先生のメタセコイヤです。
何度も見せてもらっているスライドグラスです。