貝 その魅力と不思議   2004年8月         



最近、特別展示のページを作るのが習慣になっていますねえ。
写真を羅列するだけで、こういうのがおもしろいんだかどうなんだかわかりませんが、HPというものそのものが自己満足の世界でしょうから、人のことは考えないで作ってしまいます。
博物館の公式ページは こちら です。


担当の学芸員は、こういう特展をするともちろん人の入りがすごく気になります。とはいえ、貝というのは地味な世界であまり人を呼べる企画でもないような。まあ、人の趣味というのはいろいろで、好きな人は何回でも来てくれるでしょうけど、私個人の趣味から言えば2回見せて頂いてほぼ満足してしまいました。解説をじっくり読んで観察するとおもしろいのですが。
特にどこかにも書いた、「木村蒹葭堂貝石標本」はすばらしいものです。これだけでも価値は十分あります。
9月5日までですのでぜひごらん下さいませ。

貝の内側に仏様が。 その拡大。

貝とくると真珠ですねえ。 ザリガニって何?????

貝合わせ。昔の神経衰弱? これもかなりの時代物らしい。

こういうのもある意味では時代物?

これを見て思い出したけど、セミ捕りのトリモチも私の時代は貝に入っていたような記憶が。

メンカラスガイ。バカでかい。 昔、切手の図案になっていた。

まあ、いろんな貝がありますなあ。

ケマイマイ、という毛の生えたカタツムリ。この辺にもいます。 マイマイで左巻きはまれ。

地域個体群が種になっている。 在来ハマグリは絶滅かもしれません。

見にくいですがすごく貴重な標本。小笠原は東洋のガラパゴス、なんです。

「木村蒹葭堂貝石標本」

奇石、いわゆる化石も含んだ鉱物標本、ですね。

こういうのが何段か重なって、それがさらに木のケース(重箱)に収まる。

解説も本人の直筆らしいです。