船の科学館 その1          


2009年6月6月


お台場にある、船の科学館というと言うところへ行ってきました。主目的は、南極観測船、「宗谷」。
次の世代の船、「ふじ」は名古屋にあって、以前見に行ったことがあります。「宗谷」は、初代観測船で、西堀栄三郎さんの、「南極越冬記」の舞台です。この本は、何度も何度も読み、感動しました。横には、青函連絡船があるらしいです。北海道に7年間も住んでいたのに、連絡船には乗ったことがありませんでした。青春の忘れ物?、青函連絡船も一度は乗っておこうかと・・・・・。

本館は船の形をした建物です。煙突代わりに展望台があります。


さりげなく、入り口の近くに競艇用のボートが置いてあります。


とにかく、模型の船が多く、どれもが精巧で、圧倒されます。

船の名前や説明、展示物の説明は、バーチャル博物館を探すと出てくるみたいです。詳しくは、そちらで勉強して下さい。


なつかしい。原子力船、「むつ」。
最初の航海で放射能漏れを起こして母港への寄港を拒否され、海をさまよっていました。そういえば船はどうなったんだろう、って調べてみると、原子炉を取り除いて艦名を「みらい」に変え、海洋研究開発機構、(略称:JAMSTEC)の船になっているんですね。



超伝導船、だそうです。よくわからん。




ディーゼルエンジンというのは、船の展示や映画なんかでもよく出てきます。こういう機械というものには惹かれますね。




可変プロペラです。


タグボートのスクリュー。こんな動きをすると、は知りませんでした。






小さな縮尺ですが、軍艦がいっぱい並んでいます。私の時代、遊びというとプラモデル。プラモデルというと、戦闘機か戦艦に決まっていました。非常に懐かしい。
これだけの軍艦を持ちながら、終戦時にはほとんど残らなかった、と言うことは、撃沈されているんでしょうか。どれだけの人が亡くなったのか。





とにかくたくさんの模型が並んでいますが、一番興味があるのは、やっぱり戦艦等の軍艦です。
美しい、ですねえ。














潜水艦の潜水、浮上の仕組みです。




今の自衛隊の船、イージス艦なんかも模型はありましたが、あまり多くありませんでした。
海を守る、ということで、何年か前、日本海であった、北朝鮮船と海上保安庁の船との銃撃戦や、自爆の瞬間の画像などが放映されていました。海を守る、国土を守る。さりげなく、愛国心を高める展示になっていました。



パワーボートですね。


こっちは縄文時代、だったか、違ったか。木をくりぬいただけの船です。


和船の発達、みたいなものです。



日本の船、というと、この二つははずせませんね。



ノットの語源、なんて知りませんでした。



船の模型を眺めるのだけが目的じゃなく、船の作り方、構造から始まり、貿易のことなんかも解説されていました。一日、十分遊べそうでした。