ヒメネズミの標本作製   (2001年12月25日掲載)      


ネズミなどの小動物の標本作成です。
国立科学博物館ニュースという雑誌に載っていた、カード式剥製、というものです。
これが一般的なのかどうかはわかりませんが。

各種測定 お腹で横切開 膝で切断、尾も切断し、皮膚の反転


まず各種測定。測定部位は本を見て下さい。
切開はいわゆる下腹部で横に切開します。後ろ足を反転させ、膝の部分で切り離します。すなわち、膝以下は皮膚に付けておきます。切断したら”皮むき”です。

前足は肘で切断 頭部の反転 中身と外身(反転時)

皮と中身 骨は炊くだけ

切開部から台紙を挿入、データ記入 骨はいつも通りオキシドールで処理


これぐらいの大きさであれば皮むき1時間、焚き物1時間程度で終わると思います。
ヒミズやモグラは拾われる可能性が高いと思います。
ぜひ挑戦して下さい。

*アカネズミの骨格標本を 週末の院長 (2002年5月14日) に掲載しています。ご参照下さい。