ハチの世界
2012年7月
博物館の特別展です。
のぞいてみよう、ハチの世界。
謝辞を頂きました。
箕面のハチの巣を寄贈したからでしょうか。結果的には、展示には使われていないような気がしますが。
分類から入っています。なんだか、難しい言葉ばかり並んでいます。
あちこちに、巨大な写真が貼られています。きれいです。
世界最大(級)だそうです。たしかに、大きい。
こちらには、世界最小のハチ。これがハチと言われても、ピンときません。
これも、小さなハチです。妖精、だそうです。
こちらでは、ありとあらゆるハチが並べられています。一つずつ見ていても、けっこうきれいでおもしろい。また、採集ラベルを眺めても、採集年代なんかがわかっておもしろいです。
オナガバチ、ウマノオバチです。これも、奇妙なハチです。
産卵の様子がビデオで流れていました。
こちらでは、ゴキブリを狩るハチの動画が流れています。
蝶の幼虫を育てていても、寄生蜂が突然出てくる場合が多くあります。
(右)幼虫の中に詰まっている寄生「幼虫」
ここまで来ると、まさにエイリアン的。
スズメバチの、巨大な模型です。
私が子供の頃は、フタモンアシナガバチは極めて普通のハチで、屋根のひさしにいっぱい巣を作っていました。いたずらして刺されたことも何度かあります。そういえば、最近、巣も見ません。
「足立コレクション」です。
一日ごとの巣を採集してます。
キイロスズメバチ、です。
こちらは、オオスズメバチ。
(右)真ん中が新女王、(右)がオス、だったか。
ヒトの巣を乗っ取るそうです。
まあ、いろんな形の巣がありますね。
夜行性のハチだそうです。
ドロバチ、でしたっけ。「ドロ」の巣です。
こちらでは、竹筒なんかを利用するハチを紹介しています。
ハキリバチの「作品」集です。
私が子供の頃は、庭木がよくこんな形に切り取られていました。今は全く、見なくなってしまいました。
これはこれで、奇妙なハチです。
ハチとなると、ミツバチははずせないでしょう。
山間部でよく見かける「巣」です。単純にここで飼っているんじゃなく、分封群をここへ誘導するんだっけ。
「山田養蜂場」提供の、各種植物による蜂蜜の色の違い、です。たぶん、味も違うんでしょうか。
これも、動画です。カラスがアリの巣に座っています。
アリとシジミチョウというのも、不思議な関係です。
こちらには、生物製剤としての寄生蜂(だったかなあ)。
大阪の某公園で、アルゼンチンアリというのが繁殖しているそうです。その公園の調査結果らしいですが、他にこんなにいっぱいの種類がいることに驚きます。
ハチタケなんかの、冬虫夏草。
生物製剤としてのセイヨウオオマルハナバチ。輸入時から逃亡、帰化が心配されていましたが、きっちり、危惧したとおりになりました。
こちらでは、タイワンタケクマバチの話です。枯れた竹に営巣するクマバチだそうです。名前にタイワンと入っていますが、実際は中国から入っている可能性が大きいらしいです。
ワークショップの会場です。着ぐるみに、ハチの巣模型。
ハチの、工芸品。
こちらでは、「世界の切手」
ハチって、たぶん、昆虫の中でもものすごく、いろんな進化をしている分類群なんじゃないでしょうか。植物食があったり、肉食、昆虫食、寄生、その他いろいろありすぎて、それを今回のような一回の展示ですべて見せる、解説するのは無理なような気がします。まあ、これをきっかけにハチの世界に興味を持ってもらえれば、ということでしょう。